【釣りと】テナガエビは10月にも釣れる! 紅葉の時期(秋)に釣れる魚を考えます(淡水編)【季節の考え方】

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いやぁ、もう時が流れるのが早いっ!
もう秋でっせ。
今回は秋に釣れる魚を考えます。
あ、俺は海のない埼玉県に住んでいるので淡水編です。
ただ、多分、釣り人口的には海のほうが多いでしょうから、そちらもちょっとは触れていきます。
まぁ、「どの時期に何が釣れる」は釣りが趣味の方はご存じでしょうから、本記事はこれから釣りをはじめたいという方がメインターゲットです。
それでは、行ってみま~しょう♪

月ではなく桜で覚える~季節と釣りのトリビア~

まず、季節と釣れる魚の考え方として、ちょっとしたトリビアを。
釣りとは関係ないのですが、俺は春に土筆(つくし)を採るのが好きなんすよ。
どうするのかっていうと卵とじで食べるのです。
卵とじの味が強いので、土筆自体の味はさほど主張はないのですが、まぁ普通にうまいっすよ。

それで、以前は毎年、土筆が採れる時期を忘れていたのです。
春に採れることは確実なんすけど、意外と薹(とう)が立つのが早くて、週末にしか行けないとなると1週のみ、頑張っても2週間くらいしか最適期がないんすね。
それが果たして3月だったか、4月だったかと。

ただ、今はもう迷うことはなくなりました。
それは「そういや土筆が採れるのは桜が咲く時期だよな」と気が付いたからです。
桜の開花はニュースで取り上げられるほど人気がありますし、「桜の咲く時期=土筆が採れる時期」と覚えたら、もう大丈夫。
それに、開花状況などは年によって違いますが、桜も土筆も自然のものなので土筆が採れる時期が前後してもOK。これはよいなと。

その発想は釣りにも通じるものがあると思います。
はたして週単位で状況が変わる釣りがあるかはわかりませんが、もし、あるなら「桜が咲く時期」というようにメジャーな自然現象と結びつけて覚えるとよいかと。秋なら紅葉ですよね。
日本列島は縦に長く、高低差もあることから、同じ日でも気温が違うことがありますが、これなら行き慣れない場所でもだいたいの状況がわかりますしね。

10月にテナガエビを釣る~ネット情報は参考程度~

あとはネット情報は参考程度ということもお忘れなく。
やはり場所によって違いますからね。
それにネット情報は誤りがあることもありますし……。本サイトではよく触れていますが、その理由の一つが実際は釣りをさほどやらないWEBライターが他のサイトを見て、ちょっと言葉を換えて記事を書くので、誤りでもどんどん増殖して、あたかも真実であるようになってしまうからです(俺は本職でWEBライターもやっているので実情がわかるんす)。

例として俺がよくやる釣りの一つであるテナガエビを紹介します。
あるサイトの記事を引用すると「テナガエビが釣れる時期(シーズン)は春から夏まで」とあります。他のサイトを見てもだいたいは5~9月という感じかと。
んじゃ、秋の10月は釣れないかというとそんなことはない。
それを証明せんと軽く10月上旬にテナガエビを釣ってきました。
場所は地元の沼です。俺は一度行った釣り場には二度は行かない主義なのですが、「10月にテナガエビは釣れないのか」という検証のために朝マズメからサクッと行ってきました。

この沼は10月になるとかなり水量が減ります。

朝からサクッと釣り。それほどメジャーの釣り場ではないので、もちろん朝マズメから釣りをしようなどという奇特な人は俺以外にはいない……ゲフゲフ

現場はこんな感じです

上の写真でいうと船が陸上にありますが、夏にはどっぷりと水に浸かっています。
これだけ水が減るのは、この沼が近くの田んぼの用水として利用されているからで、稲の収穫が終わると水を抜くんすよね。
こういうところは結構あるので、「稲刈り」も釣りに関係する季節のキーワードとして覚えておくとよいっすよね。
稲刈りの前にしかできない釣り場もあります。

んで、テナガエビが釣れたかというと……。

はい、普通に釣れました

まぁ10月でも釣れると。俺はたまたま冬にも釣ったことがあるので、今度はあえて狙って「冬のテナガエビ」にチャレンジしようと思います。

この日の釣果です。基本、沼や池のテナガエビは汽水域の川のテナガエビよりも小さいっす

ということで、秋に狙える魚の一つとしてテナガエビを紹介するとともに、「洋子のはなしは信じるな」じゃなかった、「サイトの釣り時期情報は信じるな」という話でした。

釣りを楽しみたいなら今!~秋に釣れる魚~

んで、秋に釣れる魚の情報です。
過信はよくないけれど参考にはなるということで、海については他のサイトを参考にすると(そもそもネット情報は全部、嘘というとこのサイトも存在意義がなくなりますし)、アジ・イワシ・サバなどの小型回遊魚、カワハギ、キス、タチウオあたりみたいっすね。
実際、各地の釣り人が投稿するサイト「”釣れた”が集まるアングラーズ」でも釣果が報告されています。

※写真はアングラーズに投稿されたものです(その投稿はこちら

んで、淡水。
基本、紅葉の時期くらいまでがしっかりと釣りを楽しめるシーズンかと。
だって、その先はもう寒いじゃないですか。
寒くなると、まず人間がツラい。
それに、魚の活性が下がって釣れにくくなる。
ヘラブナ、ブラックバスは周年狙える魚ですが、やっぱ冬はかなり釣果が落ちますよ。
これは知人のヘラ師とバス師による情報です。

テナガエビやタナゴも同様です。
とくにタナゴは先に触れたようになかには水がなくなる用水路もあるので、もうギリギリの時期ですよね。

あと、淡水というよりは汽水ですがハゼ(マハゼ)もこの時期までという釣り場が多いかと。
ハゼはハゼでも淡水のダボハゼ(チチブ)でもよいというなら、まぁ真冬でも釣れますが。

あとはワカサギが釣れはじめますな。
奥多摩湖(東京都)なんかは真冬はダメで紅葉の時期がよいといいます。中禅寺湖(栃木県)は今月(10月)末までですな。

他にはヤマメイワナを釣る渓流の釣りは残念ながらもう9月いっぱいで終わっていて、紅葉の季節は禁漁です。禁漁というのは人間が(ここでは漁協ですが)決めるもので、別に漁協が管理していなければ冬に釣ってもよいのですが、基本的には首都圏から日帰りでいけるようなところはほぼすべての渓流を漁協が管理しています。

その渓流以外については、まとめて言ってしまうと、この紅葉の時期までがいろいろな釣りを楽しめるラストチャンスのような……。なので、釣りをしたいと思ったら、なるべく早めに釣り場にGOです。

今回は以上です。
でわでわ~。

投稿者/管理人

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