「世の中には手段の為ならば目的を選ばないという様な
どうしようもない連中も確実に存在するのだ」
これは漫画『ヘルシング』に出てくる大佐のセリフです。
この大佐、戦争が大好きな戦争狂です。
ほんで、本来、戦争は国が利益を得るという目的のために行うための手段なのに、
自分たちのような、「戦争をすることが手段ではなく、目的になっている」というキ○チガイもいるのだよと説明しているわけです。
こういうこと、実際にもありますよね。
怖い話で恐縮ですが、例えば2014年に起きた名古屋大学女子学生殺人事件。
一般的に殺人事件も「お金を強奪したい」「私怨を晴らしたい」などの目的があるものですが、この事件の犯人の女子大学生は「人を殺すことが目的」な、いわゆるサイコキラーだと思います。
いや、俺が勝手に思っているだけですよ。
神戸連続児童殺傷事件の酒鬼薔薇聖斗もそうですね。マスコミの報道によると酒鬼薔薇聖斗は切断した首を学校の校門に置いているのを眺め、「性的興奮は最高潮に達し、性器に何の刺激も与えてないのに、何回もイッてました」ということです。
あ、前置きが長くなりましたが、今回の記事のテーマの大枠はバイクです。
んで、細かくいうと交通違反を取り締まる側の警察のあり方を考えるです。
いや、YouTubeで「拡散希望」という動画を見つけたので。
うちも微力ながら拡散に協力しようと。
我々ライダーに関係のある話題です。まぁ、バイクは車より捕まりやすいですからね。
それで、目的と手段の話を持ち込むと、本来、交通規則は「みんなが安全な生活を送れるように」という目的のための手段だと俺は思っています。
いや、これは交通規則に限らず、法律すべてがそうですね。
法律はみんなが考えるモラルや守るべきルールの最大公約数で、国会議員はそれをせっせと作っていると。
警察は「その法律をみんなが守っているか」を監視することが仕事のはずですが、どうも「みんなが安全な生活を送れるように」という目的を忘れて、「とにかく法律を守らせる」という手段にばかりこだわっている風潮があるようで……。
前述の拡散希望の動画は、そんなことを思わせる内容です。
それでは、どぞ。
※参考サイト/YouTube/ゆうくん28さんのチャンネル
・拡散希望!冤罪(仲間の嘘を信じ、威圧的に迫る警察官たち)
*動画なので通信環境に要注意
動画の内容は「一時停止をしなかった」と切符を切ろうとする警察と「いや、一時停止した」というライダーの問答です。
ん~、動画にあるのは問答のシーンだけで、「一時停止しました」という場面がない……。動画の投稿者は冤罪を主張していますが、これだけだとわからないですね。
ただ、警察の態度があまりよろしくないのは事実です。
俺も実際に体験したことがあるのですが、警察のなかには、「取り締まる」ということが目的になっているような印象の方、いますよね。
そこは、よくない。
それに、この動画の場合、仮に一時停止していなかったとしても(いや、仮にですよ)、事故につながる可能性は極めて低いかと……。
繰り返しますが、交通規則は「みんなが安全な生活を送れるように」ということが目的だと俺は考えているので、そうであれば、手段よりも目的を重視してほしいというのが俺の主張です。
よく白バイはブラインドになるところで待ち構えていますが、そこは明らかに目につくところで佇んでいたほうが、抑止力になると思うのですが……。
おっと、「俺が思う」ことばかりではあれなので、ここで実用情報も入れときます。
よく「免許証の提示義務」という言葉を耳にしますが、「それって、絶対なの?」と思ったことはありませんか?
先の動画でも警察は「免許証の提示義務」という言葉を執拗に繰り返しています。
俺は法律に明るくないので、ここは他人のフンドシ作戦を発動しました(要はググってみたということです)。
提示義務があるのは、次のような状況ということです。
①運転手が、無免許運転や飲酒運転などの道交法違反をしたと認められるとき(道交法67条1項)
②運転手がそれ以外の道交法違反等をした場合や、交通事故を起こした場合で、引き続き運転させることができるかどうかを確認するため必要と認められるとき(道交法67条2項)
つまりは交通違反をしていなければ、提示義務はないとのことです。
ただ、ただですよ。
これは難しいと思います。
違反していないのなら、それを証明しなくてはいけないのですから。
じゃなければ、実際に交通違反をしていても、「やっていない」とゴネたらOKということになってしまいます。
さらに、「やましいことがないのなら提示してもよいでしょ」という心象も関係します。
俺の個人的な意見としては、まず提示はしたほうがよいかなと。ただ、あくまでも「提示」です。法律に「渡す」という言葉は含まれていません。そして、何に気をつければよいのかというと、本当に、間違いなく、絶対に違反していないのなら、署名&捺印をしないということです。まぁ、当然ですよね。署名&捺印は「やりました」と認めることなので、これをひっくり返すのは大変です。んで、「やった」「やってない」の水掛け論になったら、「弁護士に相談させてください」と冷静に対応すると。費用と時間がかかるので、できるだけ避けたいですが、それからは裁判になるのでしょうね。
いや、手間だ……。
あとは、やはりSNSで発信すると。
世論を味方につけて、警察なり、国民なりの体質を変えていくのが有効なのでしょう。
※参考サイト/
・運転免許証の提示を「拒否」したら逮捕された! 警察から求められたら断れないのか?
・検問での免許証提示義務について
あと、警察のあり方に関わるものとして、次の動画も紹介しておきます。
※参考サイト/YouTube/SAMURAI TAKさんのチャンネル
・警察官を捕まえた①
*動画サイトなので通信環境に要注意
この動画はライダーが「車線変更違反」をしたパトカーを見つけ、それを指摘するという内容です。
ん~、これはですね。俺としては、やはり「『みんなが安全な生活を送れるように』という交通規則本来の目的を見直そうよ」と思いました。
いや、確かにパトカーは違反をしているのでしょうが、ちょっとあげ足どりな印象を受けました。
そこじゃないんだよな……と。
以上、長くなりましたが、今回は結構、俺の私見が含まれています(本当は事実、話題のニュースをお伝えしたいのに……)。
あとは、バイクに乗るみなさまがどう考えるか……かと。
でわでわ~。
投稿者/管理人
※サムネイル画像は動画『拡散希望!冤罪(仲間の嘘を信じ、威圧的に迫る警察官たち)』のキャプチャーです。