少し前、いや、かなり前ですがガソリンスタンドで自分でタイヤに空気を入れる方法を記事にしました(その記事はこちら)。
その記事は結構、いろいろな方に見ていただいたのですよね。
ただ、自分でいうのもなんですが、その記事ではちと空気の入れ方がわかりにくい……。
それと、先日、2りんかんでセルフで空気を入れようとしたら、ちょっとスムーズに入れられなくて……。
それで、ここでは簡潔に2りんかんなどの大型バイクショップやガソリンスタンドで無料で貸していただける空気入れの使い方を紹介します。
セルフ空気入れの手順① バイクに使える空気入れであることを確認する
まずはそのお店にある空気入れがバイクにも使えることをしっかりとチェックです。
ほんと、これ大事。
2りんかんなら間違いなくバイクも使えるのですが、ガソリンスタンドはかなりの高確率で車しか使えません。
俺の体感的にはバイクも使えるほうが少なくて、2~3割ぐらいのような。
見わけ方はスタッフの方に「この空気入れはバイクにも使えます?」と聞くのがいちばん手っ取り早いのですが、それと同じぐらい自分でも簡単に見わけられます。
タイヤの空気バルブにさす部分(空気入れの先端)の金属がかなり短いか、ゴム製であればバイクにも使えます。
これが長い金属製だとうまく差し込めません。
「ぎりぎり使えそうだけれど…」という形状はやめといたほうがよいです。俺はそれで失敗しました。

バイクに使えるのはこういうタイプです。これに近い形状でないと、タイヤの空気バルブにうまくさしこめないのですよね
セルフ空気入れの手順② 空気入れをバイクの近くにもってくる
2りんかんやガソリンスタンドの空気入れはたいていが動かせます。まれにうごかせない大型タイプもありますが…。
空気の充填のために所定の位置に置かれていますが、そこまでバイクを移動する必要はありません。

こういうかたちなら動かせます
セルフ空気入れの手順③ 空気入れの先端をタイヤの空気バルブにしっかりと差し込む
まずタイヤの空気入れのキャップをはずします。そして上の1枚目の写真のような感じで、タイヤの空気バルブに空気入れの先端を差し込みます。
ここでのポイントはしっかりと差し込むこと。方法は空気入れのタイプによって違いますが、まぁ俺は差し込んだ状態を維持するために左手で持って固定することが多いですかね。
俺が少し前にスムーズにできなかったのが、ここでしっかりはめることができなくて…。スタッフさんに確認したら、俺が差し込む角度の問題でしたが。
話を戻すと、しっかりと差し込むと一瞬、プシューっと空気が抜けますが、それ以降は空気は漏れないはず。ずっと漏れるとしたら、しっかり差し込めていないということで空気は入れられません。
セルフ空気入れの手順④ 空気圧を計測しつつ空気を入れる
空気入れのトリガーを引いてタイヤに空気を入れます。多くは、空気圧を計測しながら、入れることになります。
計測方法についてはこれまた空気入れのタイプによって異なりますが、引いた空気入れのトリガーを放したタイミングで空気圧が表示されることが多いような…。まぁ最初はトリガーを軽く引いて、プシュとほんの少しの空気を送り込み、それで計測のタイプを確認すればよいでしょう。
それでタイヤの空気圧が低いようであれば、低いといってもそんなに一気に空気が抜けることはないでしょうから、少しずつ空気を入れていき、適切な空気圧になるまでこれを繰り返します。
入れすぎた場合(空気を抜きたい場合)はリリースボタン(空気抜きボタン)を押せばOKとのこと。ただ、俺はそれは使ったことがなくて…。
タイヤの空気バルブに差した空気圧の先端を少しずらすと、これまたプシューっと空気が抜けるので、そちらで抜いてしまいますね。

こちらはトリガーの近くにメーターがあるタイプですな

適切な空気圧は車種によって違います。ほとんどのバイクで適切な空気圧の記したシールが貼ってあるでしょうから、そちらで確認を
その車種の適切な空気圧を示したシールが見つからなければ、まずはその場でググればよいんじゃないっすかね。
それが面倒なら、俺の愛車のSV650は前が225kPa、後ろが250kPaですから、とりあえず、200~250kPaに合わせるかたちでよいのではないでしょうか。
んで、落ち着いたところで、あらためてネットなどで確認すると。
「なにごとも使用後は原状回復」ということで、空気を入れ終わったらキャップをして(これ大事、締め忘れに要注意です)、空気入れを戻したら終了です。
ま、とにかく、大事なのはタイヤの空気バルブにしっかりと空気入れの先端を差し込むことです。空気が漏れているようなら、しっかりと差し込めていないということですからね!
今回は以上です。
でわでわ~。
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