【釣り】ルアーマンはなぜ嫌われるのか?【バス釣りのピンチ!?】

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今回は完全なるネタ記事です。
何かのデータに裏打ちされているわけではないので、あらかじご了承を。
少し前にバイク編で「『ハーレー』はなぜバイク乗りにバカにされるのか…」という記事をまとめたので、今回はその釣り編として…。
テーマは「ルアーマンは嫌われるのか?」です。
これは特にエサ釣り師に嫌われているということです。
あ、俺は基本はエサ釣りですけれど、別にルアーマンを嫌ってはいないですからね。
ただ、そのような方も世の中にはいるようで、その理由を俺なりに考察してみました。
繰り返しになりますが、ネタとしてね。

今回はルアーマンに関するネタ記事です

ルアーマンが嫌われる理由その一 なんか軽薄だから
今回はネタ記事なので、正確なところは確認しませんが、国内で歴史があるのはエサ釣りであり、疑似エサならテンカラですよね。
エサ釣りは江戸時代から趣味として広まったとされていますし、テンカラは1878年に公使館書記のアーネスト・サトウが書いた「立山登山日記」にその存在が記されているそうな(古くから山間部と行われてきたとのこと)。
一方、ルアー釣りは「ルアーといえば…」のブラックバスで見ると、1925年に実業家・赤星鉄馬がアメリカ・カリフォルニア州から約90匹のオオクチバスを箱根の芦ノ湖に放流したことから始まります。そして1990年代後半にブラックバスの一大ブームが起きたと。その時は音楽界の奥田民生さんとか、コピーライターの糸井重里さんなどの芸能人・有名人もやっていましたよね。
まぁ、エサ釣りとくらべると後発なわけです。
これは結構、世の常だと思うのですが、新参者は嫌われる傾向があって…。
しかも、「西洋のチャラチャラした釣りをしやがって」というイメージがあるんすよね。
ブームのときの感じがそうでしたし、ほら、ルアー釣りって、「アジング」「メバリング」などわけのわからん横文字が使われて、どこか軽薄なんすよね。
それに「シーバスゲーム」とかいう言葉もありますよね。
ゲームフィッシング……。
いや、ゲームなら自宅で画面を見ながらやれよと。

ルアーマンが嫌われる理由その二 釣った魚を食わないから
上の理由その一の「なんか軽薄」に通じるのですが、ルアーとともに広まったのがキャッチ&リリースという釣りの考え方ですよね。
もともと日本では釣りは日々の糧を得る手段として…というものだったかと。
そのためか、今でも私たち日本人は「釣った魚=食べる物」というイメージがある方は多くて、そういう方にしてみると、食べるためではない魚を釣ることに違和感を覚える釣り人は一定数はいるんすよなぁ。
食べないなら釣るなよと。
これに関しては俺もその一人です。
別の言い方をすると「釣ったなら食え」と。

ルアーマンが嫌われる理由その三 自然環境に悪そうだから
俺は学生時代にちょくちょくバス釣りをしていました。
当時はよくワームを使っていました。沈ませてね。
この釣り方は結構、根掛かりするんすよね。引っ張って切れることもしばしば。
それであるとき、「この池の底はルアーだらけなんじゃね?」と思ったわけです。
様子を想像するとゾッとします。
それでバス釣りはやめました。

今はいろいろなルアー回収機があるので、そうでもないでしょうが、根掛かり&ロスト(結果、釣り場に放置)のリスクがエサ釣りよりは高いですわな。
それで、自然環境に悪いというイメージがあって、結果、ルアーマンは嫌われると。

あとは、意識の問題もあって、釣りの現場では今でも、ワームのパッケージなどがゴミとして捨てられていることがあるんすよね。
これは俺自身、よく目にするのでマジの話です。

すると、「ルアーマンは釣り場を汚しやがってよ」となるわけです。
んで、嫌われていくと。

ルアーマンが嫌われる理由その四 釣り場が制限されるから
まず、渓流釣りの話ですが、「キャッチ&リリース区間」が設けられているところがあるんすよね。
そこでは大抵の場合はルアーかフライしかできません。
エサ釣り師にしてみると、「おいおい釣りをできるところが、そのぶん、限定されるじゃねぇか」とルアーマンが嫌いになるという構図です。

あと別のケースでは、2000年代の半ばごろにアオリイカを対象としたエギングのブームがあったのですよね。
ルアー釣りのよいところは手がエサで汚れませんし、車も臭くならない。それに何より手軽なので、女性やファミリーもアオリイカの釣り場に訪れたそう。
結果、アオリイカはスレてしまい、にわかな釣り人(ルアーマン)が捨てたゴミで釣り場は汚れ……。
それでエギングは廃れていき、なかには釣りが禁止になった場所もあったと。
そんな話も耳にしたことはあります(俺の本職は出版の編集者で、釣り雑誌の編集部でそのような話を聞きました)。

ルアーマンが嫌われる理由その五 シンプルに邪魔だから
俺の地元を例にすると、「淡水魚ならなんでもござれ」の「びん沼川」という川があります。
いうて、メインはヘラブナで、俺の知り合いにびん沼川に通うヘラ師がいます。
んで、その方がいうには「ルアーマンが邪魔」と。
ウキの浮き沈みを見ていると、「ルアーマンがやってきてバッシャンバッシャン」とキャストをはじめると
いや、さすがにすぐ隣ということはなくて、一定の距離は保っていただいているのですが、気が散るといいますか…。

それに俺の実体験でいうと、荒川にテナガエビ狙いでいくと(旧岩淵水門とか)、やりたい場所でずっとルアー釣りをしている方がいらっしゃることがあります
先方が先行なので、俺には何の権利もなければ主張する要素もないので、先方にしてみると文句を言われる筋合いはまったくないのですが、やっぱ邪魔……ゲフゲフ。
俺のメインは渓流釣りなので、その感覚でいうと、「何回か投げてアタリがなければすぐに移動」なのですが、結構、粘るんすよね。

ルアーマンが嫌われる理由その六 見ていて疲れるから
こちらも上の理由その後「シンプルに邪魔」と同様にルアーマンにしてみると理不尽な理由なのですが、ノンビリと釣りを楽しむエサ釣り師にしてみると、ず~っとキャストを続けているルアーマンは見ているだけで、疲れるんすよね
少なくとも俺が行くところでは、ルアー釣りはそう簡単に釣れる釣りではない…。
バスやシーバス狙いのルアーマンはたくさん見てきたけれど、「ちょうど釣れた」という瞬間は見たこともないかも。
なのに一生懸命にキャストを続けている…。
はい、見ていて疲れます。


さて、そんな嫌われ者のルアーマンですが、最近は数が減っているようで。
村田基さんなんかは、「バス釣りは終わった」とまで言っているようで↓

結構、個人のブログでもそう言っている方はいらっしゃいますよね。
そりゃ、趣味の多様化とか自然環境の重要性の見直しなど、それらしい理由はいくつもパッと思いつきます。
例えば記事でいうと、「バス釣りオワコンって本当?🎣業界の闇と衰退の真相をぶっちゃける」などの記事もあります。
え~と、こちらは「ファンフィッシング編集部」さんが運営しているサイトですな。「各ブランドに精通した複数のライターにより記事を投稿しサイトを運営しております」と。
んで、記事を読んでみると、それらしいことは書かれているのですが、なんか具体性がない。
プロが書いているならしっかりと裏を取れよと。

何が言いたいかというと、確かにバス釣りをはじめ、ルアー釣りを嗜(たしな)む方は減っているのですが、絶滅危惧種かというと、まぁそんなことはないのではないと。
まず、俺自身の体験としては、本当にルアーマンは多い
「ここで釣りをする奴はいないだろう」というところにもいらっしゃいます。
例えば俺の地元の入間川とかね(オイカワ狙いの方です)。

そもそも釣り人が減っているといわれていますが、実際は総人口に対する割合は下げ止まっているそうな
→参考サイト「釣り人口の推移と釣具業界の売上推移(海洋資源も減少傾向に)

ルアーマンもそんな感じなのでしょうね。
俺は人けがないところで釣りをしている時に現れるルアーマンには励まされています。
よかった、他にもここで釣りをする人がいるのだと。
これからも一緒に釣りを楽しみましょう。

うまくまとまったかはわかりませんが、今回は以上です。
でわでわ~。

投稿者/管理人
※本記事の初公開は2025年9月20日です

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