【釣りに役立つ!?】孤立した池に魚がいる理由【魚の雑学】

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ヤフーニュースで、ちょっと気になるニュースが紹介されていました。
見出しはこうです。
孤立した湖や池に魚はどうやって移動する? ようやくプロセスが明らかに!」。

この答え、何だと思いますか?
もう答えをいってしまいますね。
鳥に食べられた魚の卵が未消化のまま糞として排出されるのだそう。
いや、まだ確定したわけではないのですけれどね。
その可能が高いとハンガリーのドナウ研究所生態学研究センターの研究チームの実験にもとづく発表だそうな。

※参考サイト/ヤフーニュース
孤立した湖や池に魚はどうやって移動する? ようやくプロセスが明らかに

いわれてみると、さもありなんですな。
今までは「魚の卵が鳥の足やくちばし、羽に付着し、鳥によって遠方に運ばれるのではないか」という仮説が有力だったそうです。
ふむふむ。
野池にいるバスとかもそうなんすかね。それとも人の手によることのほうが多いのでしょうか……。

雑学、もう少し続けますね。
俺の本業は出版の編集者なのですが、出版界では『ざんねんないきもの事典』が売れています。

『おもしろい! 進化のふしぎ ざんねんないきもの事典』
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出版界の悪いところで、一冊売れるとあとを追うように亜種がたくさん企画されるのですが、このジャンルも本家の続編以外にも、たくさんの似た書籍が市販されています。
んで、こないだ少しだけ立ち読みしたんす。
魚はいるのかなと。
したら、イカ(ごめんなさい、具体的な種類は忘れました)が紹介されていました。
すんごいうろ覚えですが、そのイカはとても綺麗な体の色をしているのですが、イカ自身の目では、その色を識別できないという内容だったと思います。

そうなんすよね。イカは色を識別できなくて、明暗が中心(モノクロの世界)というのが通説です。
ただ、個人のブログではよく見るのですが、学術的な論文は見つけられなかったので、ここではあくまでも通説として紹介しておきます。
すると、エギのカラーリングってどうなんでしょ……という話っすな。

どうなんでしょ……というつながりで、もう一つ、釣りに関係する魚の雑学を。
釣り人にとっての普遍のテーマの一つに「魚の記憶力ってどれくらい?」というのがありますよね。
俺は渓流釣り派なのですが、渓流でいうと、一度、人間の姿を目にすると、その日はもう釣れないなどとよくいいます。

んで、魚の記憶力。
金魚は数秒説というのがあったりします。
なんでもフランス語に「金魚の記憶力(avoir une mémoire de poisson rouge)」という言い回しがあって、それは「物覚えが悪い」という意味らしいです。

でも、もうちょい記憶力はありますよね。
たとえば池の観賞用の鯉(コイ)なんて、人の姿を見るとよってきたりしますもんね。
「魚の種類によるのでは?」というのであれば、アジも同じような事例が確認されているみたいです。

※参考サイト/ソルトウオーターゲームフィッシングマガジンwebさん
魚と記憶力|知っていたからって釣れるわけじゃないけれど…

この「ソルトウオーターゲームフィッシングマガジンweb」さんの記事によると、「釣り人なら数時間どころか数日間も記憶していると思うだろうが、実際のところはそれほど長くないのではないか、というのが私の実感である。以前、水中で釣りをしたことが何度かある。(中略)その結果分かったのは、魚の種にもよるが、水中でハリが外れると一気に逃げてしまうことなく周囲を泳ぎ回り、ときには数分のうちに再び餌に食いつくこともあるということだった」そうな。

ほう、おもしろいっすね。 

俺も、どちらかというと「スレって、そこまで気にしなくてよいのでは」派です。
俺がいくような渓流、といっても源流ではなくて、放流モノが中心の場合、一度釣り上がってからの帰り、竿を出しながら戻ってくるときに釣れることも少なくありません。
これは実体験なので、間違いなくです。

だから、人の姿を見せてしまったら、その日はもう釣れないということはないんすよね。
いや、源流は違うでしょうが……。

なので、そこまでナイーブになることはないよなぁというのが私見です。

以上、今回は釣りの雑学三選でした。
でわでわ~。

投稿者/管理人

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