まずはニュースの紹介から。
長崎市の南端・野母崎樺島町の人気釣りスポット「大漁橋」で、釣り人のマナーが問題になっているそうです。
※参考サイト/Yahooニュース
・【長崎】コロナ禍に人気釣りスポットでマナー違反
釣り人のマナー問題で、とくに問題視されているのが「釣り人の出すゴミ」ですよね。
この問題、大切だとは思うのですが、本サイトで扱うかどうかは、ちと迷いました。
いや、「ちょっと聞いてよ」スタンスのブログならよいのですが、本サイトは収益化をしていまして、利益を上げるにはより多くの方に読んでいただく必要があるのですが、このテーマで閲覧数が伸びるとは思えないのですよね。
意識している釣り人は、このテーマの記事を読む必要はないでしょうし、読んでいただきたい「ゴミを捨てちゃう方」は、そもそも関心がないのでクリックしないかと……。
なので、ちと工夫して、「ゴミを出さないためのアイテム」の紹介とさせていただきました。
うん。
これなら、意識している方にも参考になるかと。
ぜひ、ご一読を~。
自然の美しさがわからんやつに生きる値打ちはない~管理人、ゴミ問題を考えます~
アイテム紹介の前に、まず俺の「釣り人のゴミ問題」の持論から。
ちとエキセントリック(奇抜)でっせ。
よく見かけるのが「釣り人が釣り場でゴミを捨てると、その場所が釣り禁止になるので、ゴミは持ち帰りましょう」という主張かと。
この論には俺は違和感があるのですよね。
というのも「ゴミの投棄≒釣り禁止(ニアイコール)」であって、「ゴミの投棄=釣り禁止」ではないからです。
釣り禁止にするのは、あくまでも人であって、禁止にすることによって何らかの恩恵を受ける人がいるから、そうなるのです。
これは逆にいうと、ゴミの投棄によって被害を受けている方がいるから、その方のために釣りが禁止になるということでもあります。
それは多くは地元住民に住んでいる方だと思うのですが、ここは少し意識したいポイントです。
俺の主張は「すぐに法律やら条令にして、人の行動を制限しようとする風潮、なんとかなりませんかね」と。
漫画の名作『ブラックジャック』のセリフを引用させていただきます。
「正義か そんなものは この世の中に ありはしない」
※第115話『約束』より
正義もそうですが、ルールだ、モラルだといって騒いでいるのは人間であって、自然が主張しているわけではありません。
それぞれの人間が、それぞれの立場を守るために、ああだ、こうだと主張して、行動しているのです。
ゴミの投棄問題については、その場所が禁止になるのは、そうすると得をする人がいて、その得をするための手っ取り早い手段が「釣り禁止」だからですよね。
ゴミが嫌ならば、「投棄したら罰金」とか、もしくは「海も川のように場所によっては入漁券をとって人数を制限する」とか、その前段階の方策があるとも思うのですが。
もう少し踏み込むなら、釣り禁止にすることによって得をする方(釣り人が入ると損をする人)が漁業関係者ということもあります。
ここでは詳しい話は割愛しますが、日本は周りを海に囲まれた島国で、古くから漁業関係者が漁をすることは保護されてきたそうな。それが今も続いていて、いわば既得権益になっています。なかには、それはまぁ本当に一部だと思うのですが、その既得権益にすがっていての釣り人が理不尽な理由で釣りを楽しめないということもあるようです。
時代は変化していますから、ここらへんも見直すべきとは思っています。
なので、俺は「釣り人が釣り場でゴミを捨てると、その場所が釣り禁止になるので、ゴミは持ち帰りましょう」という主張が好きではないのです。
「釣り人が釣り場でゴミを捨てると、その場所を釣り禁止にしようと騒ぎ出す人がいるのでゴミは持ち帰りましょう」なら、わかるのですが。
いや、もちろん、ゴミの投棄は論外でっせ。
俺の感覚では、なんでゴミを投棄してもよいと思う人がいるのかが不思議なのですよね。
ゴミは普通に持ち帰りません?
ルールやモラル以前に、「自然とゴミがマッチしない」と思うのはナチュラルな感覚だと思っています。
また、『ブラックジャック』から引用を。
「この空と海と 大自然の美しさが わからんやつは ――― 生きる 値打ちなど ない!!」
※第81話『宝島』より
「ゴミは持ち帰るべし」という主張は俺も同じですが、そこにいたる過程が違って、「いや、ゴミは自宅で捨てるものでしょう(常考)」という話でした。
屁理屈ですが、そうですか……。
まぁ、本題は次からです。
自然の美しさがわからんやつに生きる値打ちはない~ゴミを減らすのに役立つアイテム~
ほいほい、ここからが実用情報です。
ゴミを減らすために役立つアイテムを紹介しま。
まずは、こちら。
しんぶんし~(ドラえもん風)。
新聞紙って何かと役立ちます。
紙質と使用されている油性のインクがよいのですよね。
渓流釣りのように魚を現地でさばく場合、取った内臓のやり場に困るではないですか。そんなときに、新聞で包むと。なぜ、新聞紙がよいかというと、インクの吸着効果によって消臭効果を得られるからです。
これは、自宅での調理にも役立ちます。
※参考サイト/TSURI HACK
・「ぷ~ん」魚の生ゴミどうしてる?臭くならないゴミ処理の方法
あと、現場で購入した仕掛けのパッケージを開けたときに、その袋の処理にも新聞紙は活用できます。
ほら、小物だと「小さい&軽い」でどっかにいってしまうこともあるじゃないですか。それを新聞紙に包むと。するとほどよい嵩(かさ)になって、うっかり紛失することがなくなると。
続いては、こちら↓
平仮名だと読みにくいですか、そうですか。
「糸くずワインダー」です。
これは「スリットから糸クズを入れて、ワインダーを矢印方向に回すだけ! コンパクトサイズの糸クズ巻き取り器」です(アマゾンの商品説明より)。
釣り場で切った糸って、なかなか処理が大変じゃないですか。その問題はこれで解決です。
これは便利!
もうね、俺なんかは釣り人必携になってもよいと思っています。
ラストはこちら↓
仕掛けを巻くためのものです。
仕掛け巻きは多くの釣り人が使っていると思うのですが、この商品のポイントは大型でスポンジでできているということ。ワカサギの仕掛けによいなぁと思い、セレクトしました。
俺は百均で購入した「粘土板」なるものを使っていますが、こちらのスポンジシートのほうがスマートですよね……。
ワカサギはニッチでしょうが、他の釣りでも「よい仕掛け巻きはないかなぁ」とお探しの方はこちらではいかが?
本記事が釣り場のゴミ削減に役立てばよいのですが……。
そうそう、本サイトの人気コーナー『趣味人に聞く』の新記事を公開しました。
テーマは「ランカーシーバスを釣るコツ3選」で、そのナビゲーター・NOFISHBOY穴澤颯さんもゴミ問題を憂いていました。
釣り人一人ひとりが考えたい問題ですよね……。
今回は以上です。
でわでわ~。
投稿者/管理人