前回のショアジギに続いて、今回も釣りのジャンルをテーマにお話をお伺いしました(前回のショアジギがテーマの記事はこちら)。
テーマはエギングです。
まぁ、「釣りのジャンル」がテーマといいながら、ことエギングについては、ターゲットはほぼほぼ決まっていてメインはアオリイカですな。
以前、この『趣味人に聞く』ではヤエン釣りを紹介しましたが、俺のイメージとしては、ヤエンが狩りに近いのに対して、エギングはよい意味でのスポーツフィッシングです(以前のヤエンがテーマの記事はこちら)。
生き餌を使わないので、テクニックが重要……。「もっと腕があればアオリイカを釣れるのでは?」と思っている方も多いのでは? そのような方は今回の記事は必読です。
ブログが超充実の新潟市在住の熱きエギンガー・ytk*さんにエギングのコツを教えていただきました。。
取材・文/管理人
画像はytk*さんのサイトに掲載されているものです。無断転載は禁止させていただきます。
今年は6月に1kgを超えるサイズのアオリイカが!!
まず、未体験の方に、あらためてエギングの説明から。
エギングの説明は簡単です。エギという独特な形状の擬似餌を使うのがエギングです。実際は手軽なのですが、ちょっと特殊な釣りという印象も……。それでは、ytk*さんのお話です。、
またytk*さんがエギングをはじめったきっかけを教えていただけますか。
「釣りを始めたのは子どもの頃、親に連れていかれたからです。よくあるケースですよね(笑)。それで、魚の引きを味わってから、釣りを大好きになりました。その頃、週刊少年マガジンに連載されていた漫画『釣りキチ三平』の影響もかなり大きいです」
釣りキチ三平……。懐かしいです。影響を受けた人は多いですね。
「おもしろくて、ハマりました(笑)。そして、釣りが好きなまま大人になって、第二次バス釣りブームの頃には毎週のように某有名釣り場へ通っていました。その後、仕事の都合で一時期、釣りをしない期間がありましたが、あるとき仕事の赴任先の愛知県で知人に誘われて、再び釣り熱が復活しました。このときにすすめられたのがアオリイカを対象としたエギングだったのです」
エギングはバスに近いかもしれませんね。
「そうなのですよ。そのゲーム性の高さにすぐに魅了されました。Plan-Do-Seeを繰り返して釣り上げる喜びは何物にもかえがたいです。地元の新潟に戻ってからも秋の新子のシーズンにはアオリイカが釣れることを知り、それ以来、この時期はエギングばかりをしています」
新潟ではアオリイカが釣れるのは秋だけなのですね?
「通説では春の産卵時期の親のアオリイカは新潟の沿岸部にはいないとされていました。でも、今年は異常事態が起こり、冬季の海水温が下がりきらなかったためか、晩春にアオリイカの目撃情報が多々あり、僕も6月後半にエギングをしました。すると、1kgを超えるサイズのアオリイカを釣り上げることができて……」
おぉ、すごい。
「手が震えるほど感動しました。この感動を味わうと釣りはもうやめられません」
バイク釣行もするのでロッドはパックロッド
そんな感動を味わうためにエギングで釣果を上げるコツを教えていただけますか?
「まず高額なものでなくてもよいので偏光サングラスは用意するべきです。エギを追いかけてきたアオリイカを確認するのはもちろん、エギングはラインの変化でアタリを取ることも多いので、そのラインを目視するためにも偏光サングラスがあったほうがいいです」
目で確認する釣りなんすなぁ。
「そうです。次に、いろいろな釣り場に出向いて経験値を上げるのもいいですが、同じフィールドに通うことに通うことも大事だと思います。これはもちろん、毎回、同じ位置からキャストするという意味ではありません。私自身、同じ堤防でも先端でやるのか付け根付近でやるのかは毎回違いますし、ときには隣の堤防に行ったりもします。車を使うような大きな移動はしないで、そのフィールドを見極めるという意味で、そうすることにより見えてくるものがあるのです。その日その日でまるっきりコンディションが違うことも多々あり、その状況に合わせて作戦を考えることによって、アオリイカを狙う釣り人として成長できると思います」
他のプロスポーツでもホームタウンディシジョンがありますもんね(←微妙に間違った例え)。他には?
「釣具屋さんに話を聞くですかね。最近はネットショッピングでエギなどを購入する方も増えているようです。確かに実店舗よりも割安で購入できるなど、魅力も多いのですが、そこをあえて僕は実店舗で買うようにしています。というのも、釣りで必要なものの一つに『情報』があって、釣具店には情報が集まっていますし、スタッフからノウハウを学ぶこともできます。ですので、買い物をする際に無言で店舗を去るのではなく、ぜひ積極的に店員さんに話しかけましょう」
次は気になるタックルについてです。
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- 本サイトの管理人です。34はゲーム「クラッシュ・オブ・クラン」のアカウント名です。いや、名前なんかは何でもよいのです。大抵のゲームは、このアカウント名にしています。本職は紙媒体の編集&ライターです。
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