【ショアジキ】じつはタックルよりも地形変化や修正を知ることが重要【その魅力とおすすめタックル】

これまで、この「趣味人に聞く 釣り編」ではターゲット別にお話をお伺いすることが多かったのですが、今回は釣りのジャンルが切り口です。
そのジャンルは……すばり「ショアジギ」です。
言わずとしれた、海釣りの人気ジャンルですね。
お話をお伺いするのは「まるなか大衆鮮魚」さん。
いや、一風変わったお名前ですが、年間釣行数250~300前後をこなす、超がつく釣り好きです。
しかも、釣りを覚えるために漁師に釣りを学び、魚の扱いを覚えるために魚屋で魚を捌いてきた男……。
ショアジギンガーはもとより、これからショアジギをやってみようかなという方にも激アツな記事かと……。

取材・文/管理人
画像はまるなか大衆鮮魚さんのブログに掲載されているものです。無断転載は禁止させていただきます。

寝ているとき以外はずっと魚に触れています(笑)
まずは、基礎知識から。
ショアジギとは、ショア(海岸/つまりは船に乗らないオカッパリですな)からジグ(まぁメタルジグですな)をキャストする釣り。
他にルアーはあまたあれど、なぜメタルジグだけフィーチャーされるかというと、飛距離が出るので広い範囲を探れること、同じルアーでいろいろなターゲットを狙えることなどが、その理由ですね。
装備がシンプルなのも魅力で、とくに軽めのタックルを使うのを「ライトショアジギ」などと呼んだりします。
さらに、他にもショアジギならではの楽しみがあって……。
いや、ここからはまるなかさんにお伺いしましょう。

まずはまるなかさんがショアジギをはじめたきっかけから。
「自分の場合は、近くに三保(静岡県静岡市)という釣り場があり、青物やタチウオが狙える場所なので、ショアジギに手を出すようになりました。やってみたら、本当におもしろくて、今はどっぷりハマっています」

ショアジギのフィールド例。この写真はゴロタのサーフですね(画像はまるなか大衆鮮魚さんのサイト「2018.07.17
『ライトショアジギング ロッドの選び方の基本を解説!』」より)

そもそも、まるなかさんが釣りをはじめたのは?
「とくに親が釣りをするわけではありませんが、子どもの頃に魚に興味を持ち、気がついたら川釣りをやっていました。その後、もっといろいろな釣りにチャレンジしたいと思うようになり、淡水以外にも海・船釣りなどもやるようになりました」

そういえばまるなかさんは釣りが好きすぎて、安定のサラリーマン生活から離脱したのですよね……。
「リアル釣りバカです(笑)。今はお店で魚を捌きつつ、釣りをするという魚漬けの日々を送っています。寝ているとき以外は魚にずっと触れていますね

最近(2019年晩夏)の釣果。今年の静岡は全体的に魚に恵まれているそう(画像はまるなか大衆鮮魚さんのサイト「2019.09.09
静岡ライトショアジギング釣行 潮かっ飛びの中イナダ・カンパチの釣果』」より)

アクションは必要最低限でOK
す、すごい……。そんなまるなかさんに早速、今回の核心の質問です。ショアジギで釣果を上げるためのコツは?
「きましたね(笑)。いろいろな意見があると思いますが、自分が重視しているのはジグの特性をしっかり見極めることです。ジグはいろいろな種類が市販されていて、やったことがない方は、どれも同じような金属の棒に見えるかもしれません。でも、実際は、それぞれに個性があります。まずは目で見える位置でジグを動かしてみたり、フォールさせて、『どのような力を与えると、どのように動くのか』を把握することが大切です。そのうえで釣りをするのが基本中の基本だと考えています」

ん~、やはり、釣ろうとなると難しいのですなぁ。
「いえいえ、それほど難しく考える必要はないですよ。次に意識しているのは、可能な限り余計なことはしないことですし……。必要最低限のアクションの操作で、ジグが持っている本来の力を引き出し、それで魚を釣らせてもらうイメージです

アクションは必要最低限なのですね……。
「そう心がけています。ショアジギというと、リールをシャカシャカ巻いてロッドをシャクリ続けるイメージが強いかもしれませんが、そこまでルアーを激しく動かさなくても釣れることがかなり多いのですよね。逆にルアーを動かしすぎると釣果が落ちることが少なくありません。きっと、ルアーが暴れてしまって、魚に違和感を与えるのでしょう。あと、激しい動きはフックが絡んでしまう要因にもなります。なので、私の基本スタイルは穂先を30~50cm前後に動かすだけの細かくて最低限のジャークです

あ、ちなみに僭越ながら、俺から補足するとジャークとは“リールを巻きながらロッドをあおるようにしてルアーをスライドさせるテクニック”だす。ところで、ジグはある程度レンジ(攻める深さ)が決まっている他のルアーと違い、好きにレンジを選べますよね……。レンジについてはどう考えるとよいのでしょうか?
「しっかりとレンジを意識して狙うことも、とても大切だと思います。青物はナブラが出たりすることもありますが、基本的には中層~底付近に潜んでいることが多いので、自分の場合は、釣り場に到着したら、まずはカウントダウンでボトムまでの深さを計ります。そして順番にレンジを刻み、魚の泳層を探っていきます

ショアジギは底のほうにいるマゴチも狙えます(画像はまるなか大衆鮮魚さんのサイト「2019.07.02『静岡サーフヒラメ釣行 悪条件の中で釣果アリ!』」より)

ふむふむ。
「そして、そのなかで海底の地形の変化や底質の違い、潮の効き具合などを調べていき、魚が付く可能性の高い場所やルアーを投入する角度、時合いの予測などを立てて狙っていきます

やっぱり難しい(泣)。
「いやいや、ここらへんの感覚は言葉にするのが難しいだけで、やっていくうちに感覚はつかめると思いますよ」

やはり真の釣りバカ(←いや、失礼)の言葉は重いっす。ちなみに、ショアジギで、そのような釣り方に至った経緯は?
「もともと自分はルアーがメインでしたが、ちょい投げ釣りやハゼ釣りなどを楽しむ程度でした。それが段々、『もっと釣りの技術を高めたいなぁ』と思うようになり、漁を学びました。そのなかでちょっとしたテクニックよりも、地形変化や潮の効き具合のほうが重要であることを知ったのですよね」

そういえば、まるなかさんはルアー以外の釣りも嗜(たしな)むのですよね?
「はい。地形や潮の効き具合などは餌釣りを含めて、ジャンルを問わず応用しています。ですので、自分の釣りはメディアで紹介されるような釣り方や考え方とは少し違った部分があると思います。余計なことはしないで、シンプルに、楽に魚を釣るにはどうしたらいいのか……。普段はそんなことを考えて釣りをしています」

タチウオも釣れるんす(画像はまるなか大衆鮮魚さんのHP「2019.08.05
『静岡スーパーライトショアジギング釣行 真夏の港でお手軽な癒しゲーム』」より)

次はタックルについてです。

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