【出張版さすライダー・ドットコム/連載第19回】
こんにちわ、どんなバイクでも両足が着いてしまう男、さすライダーです。
僕は今まで色々なバイクに試乗してきましたが、それでも2020年はかなりの台数を新たに試しましたし、それとは別にレンタルでも数台試しました。
なので、今回はその中から僕なりに「ビビッときたマシン」を5つに絞ってまとめてみようと思います!
なお、僕はバイクの専門家ではありませんので、全て僕自身のフィーリングによる独断と偏見であることをご了承下さい(僕はツーリングの専門家です)
乗りやすい・軽い・カッコイイ「BMW F900R」
2020年にデビューした「BMW F900R」は、895ccの並列2気筒エンジンを搭載したスポーツネイキッドです。
特徴としてはエッジを多用したストリートファイタースタイルのデザインがカッコよく、出力特性がマイルドかつ軽量でとても乗りやすいことです!
事実、僕は走り出した瞬間に「うわぁ〜、めっちゃ乗りやすい!」と大きな独り言を言ってしまったくらいです。
また、大型液晶ディスプレイ、クイックシフター、電子制御サスペション、トラクションコントロールなどの各種快適装備が「全部入り」なことも特徴で、これは上級グレード「Rシリーズ」に匹敵する充実っぷりです。
ピュアなボクサーエンジンを味わう「BMW RnineT」
F900Rが電子制御満載の「スマートフォン」なら、RnineTはアナログ万歳「ガラケー」な存在のマシンです。
BMW伝統のボクサーエンジン(水平対向2気筒エンジン)を搭載した、最近流行のネオレトロスタイルのRnintTは、敢えて電子制御類を極力排除することで「エンジンや車体の本来の味」をライダーにダイレクトに伝えてくれます!
なので、通常はハンドル周りにボタンが沢山あるのがBMWバイクの特徴ですが、RniteTのハンドル周りは至ってシンプルです。
エンジンをかけた瞬間に車体が横に振れる現象(ボクサーエンジン特有)も敢えてそのままにしてあるので、まるで生き物に乗ってるような感覚を味わえる楽しいバイクです!
DCT搭載の異色のアドベンチャー「HONDA X-ADV」
ホンダが誇る自動ギアチェンジシステム「DCT」を搭載したアドベンチャーバイク「X-ADV」の見た目はスクーターですが、、、実はスポーツバイク顔負けの装備が盛られています。
というより、そもそもDCTは無段変速機ではないので、そういう意味ではX-ADVは完全にスポーツバイクと言えます。
視認性抜群の多機能液晶ディスプレイ、スマートキーシステム、ABSにトラクションコントロール、スポークホイールにブロックパターンのタイヤ、シート下のラゲッジスペースなどなど、とにかくいくら語ってもキリがないほど特徴あるバイクです。
走行感覚としては「バイクというよりは新しい乗り物に乗っている感覚」で、僕の中では完全にガジェット扱いです!
ジェントルなビースト「KTM 790DUKE」
軽量なオレンジカラーの車体が特徴のKTMは、近年日本での販売台数を着々と伸ばしている人気メーカーです。
特に別名「ビースト」と呼ばれるDUKEシリーズの人気は凄まじく、現在125cc〜1290ccまで幅広くリリースされています、、、が!僕はその中でも「790DUKE」が一番のお気に入りです。
もともとDUKEシリーズは最上級の1290を除いて、シングルエンジンを搭載したマシンでしたが、790は不等間隔爆発の並列2気筒エンジンが搭載されています。
それでいて車体重量が169kgしかないので、アクセルをひねるとぶっ飛び加速をするかと思いきや、、、実に扱いやすくジェントルなビーストに仕上がっています!
癒し系アドベンチャーバイク「Moto Guzzi V85TT」
イタリアの老舗バイクメーカー「Moto Guzzi(モト・グッツィ)」のアドベンチャーバイクが「V85TT」です。
特徴的な二眼ライトとクシバシが織りなす顔がとっても可愛く、僕の中では乗り味も含めて「癒し系アドベンチャーバイク」として君臨しています。
エンジンは「縦置きVツイン」という独特のレイアウトになっていますが、特に変なクセはなく、むしろマイルドで優しい味付けになっています!
ちなみにBMWのボクサーエンジンと同じく、始動時に横にふられるので、、、というよりかなり強めに暴れるので、ちゃんと足をついた状態でエンジンをかけないとヤバいです(汗)
まとめ:おバイクはどれも最高!
今回は敢えて5つのマシンを選びましたが、当然他に試乗・レンタルしたマシンが気に入らなかった訳ではありません。
どのマシンにも個性があって、乗って楽しいし見ても楽しい、、、だからおバイクはどれも最高なのです!
ってことで、2021年も色々なおバイクに乗りまくります(最高のきらり)
執筆者のプロフィール
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北海道砂川市在住。バイクで日本2周、オーストラリア1周済の放浪系バイク乗り。フリーのWebライターとして活躍中。自身のサイト、本家「さすライダー.com」も大好評。YouTubeの「さすライダーチャンネル」のチャンネル登録もお願いします。
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