達人に聞く 釣り編 其の五 バッスンさんの巻
今回の達人は、このサイトの母体となっているクラクラというゲーム内のクラン(村)のメンバーです。クラクラはいわゆるソシャゲー(ソーシャルゲーム)で、ゲーム内で雑談をできるのです。ある日、何気ない雑談のなかで、「自分は釣ったブラックバス(以下バス)を食べます」という発言が! その言葉の主が今回、ご登場いただくバッスンさんです。「え!? バスを食べるのですか!?」となり、詳しくお話を伺うことに。バスってじつはかなりの美味なんですって……。
取材・文/管理人
写真/バッスンさんのご提供。無断転載は禁止とさせていただきます。
バスの身はフワフワ
早速、本題ですが、バッスンさんはバスを食べるのですよね?
「食べますよ。メインの食べ方はバスフライです。焼く、煮る、出汁にするといろいろ試してみましたが、一番美味しかったのでフライなのですよね。あと、バスが小さいときは唐揚げにすることもあります」
調理方法は?
「基本的には他の魚と同じです。三枚に下ろしてから調理します。ちょっと違う点といえば、バスは皮とお腹に臭い脂があるので、切った身と皮の隙間に包丁を入れ引きながら皮をはがすこと、そして浮き袋まわりの部分は丁寧に切り落とすくらいです。あとは塩胡椒で下味をつけて、卵、小麦粉、パン粉でフライにします。食べるのも普通にソースです」
そ、そりゃあ、まぁ魚ですから、フライにしたら食べられるでしょうが、それほど美味しくはないのでは?
「それは偏見です(笑)。身はフワフワで、僕はアジフライよりも好きなのですよね」
マジッすか!? 臭みはないので? 泥抜き(ここでいう泥抜きとは、釣ったあと、しばらくきれいな水で飼い、体内の泥を吐かせること)とか必要ないのかしら……。
「確かに泥抜きが必要とは耳にしますが、僕はしていません。もともと、山の上のポイントや川など水がきれいなところのバスを釣っているのですよね。それに、近くに畑などの農薬が撒かれていそうなところのバスは食べないようにしています」
そういえばバスはもともと食用として輸入されたんですよね……。ってそれはブルーギルでしたぁ。バスは諸説はあるものの、やはりもともとルアーゲームの対象として輸入されたようです。そのようなバスをなぜ食べようと思ったのですか?
「YouTuberの健啖隊さんという方がバスを食べているのを見て食べてみようと思ったのがきっかけです。また、自分のホーム(福岡県の某ダム)にはヤマメがたくさんいて、それを守るためにバスを食べて少しでも自然を守ろうと思ったということもあります」
あれ、九州ってヤマメなんですね。アマゴかと思っていました……(話の流れと関係ない……)。あ、失礼しました。その思い、よいですね。生態系については、最近、とくに話題になっていますものね。
「ただ、バスにも命があるということは忘れてはいけないと思います。テレビを観ると、『外来種は排除だー』みたいな風潮ですが、生き物、命に感謝して自分は生活しています」
執筆者のプロフィール
- 本サイトの管理人です。34はゲーム「クラッシュ・オブ・クラン」のアカウント名です。いや、名前なんかは何でもよいのです。大抵のゲームは、このアカウント名にしています。本職は紙媒体の編集&ライターです。
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