「まだかね?」
「いや、ぼちぼち、くるでしょ」
今回の記事は今年(2019年)の5月の、とある日のイベントが舞台だす。
もっと早く記事にまとめようと思っていたのですが、気がつけば年の瀬になってもうた(汗)。
んで、冒頭の会話の主は俺とシロクマさんです。
シロクマさんは俺の友人で、最近、よく本サイトの記事に登場しますが、ヤマハR1を駆るリターンライダーです。
この日は、どんなイベントがあったかというと、バイクのワークショップに参加したんす。
主宰者は太田潤先生。
俺の本職は出版編集者なのですが、太田先生には、以前、バイクのメンテナンスの本の監修でお世話になったのです。
その本は池田書店から刊行されている『見てわかる バイクメンテナンス&洗車完全ガイド スクーター対応』といいます。よければご購入を!(何気に宣伝……。アマゾンのリンクはこちら)。
太田先生がワークショップを開催しているというご案内をいただいていたので、いつかはお邪魔したいと思っていたんす。
んで、今年になって、本サイトを運営しはじめたので、「記事になれば~」と思って、受講することにしたんす。
テーマは「ツーリングに必要なノウハウ(キャンプ含む)とトラブル対処方法」です。
さて、ワークショップの当日。
俺とシロクマさんが待っていたのは「のり」さんです。
のりさんは、本サイトの人気コーナー「趣味人に聞く(当時は達人に聞く)」の記念すべき第1回にご登場いただいた超人気ブロガーです。
正しくは肉山☆のりこさんといいます。
「せっかくだから……」とお声かけしたところ、「うわぁ、行ってみたいっす」というお返事でしたので、この日は俺、シロクマさん、のりさんの3人で受講することにしたんす。
されど、当日、集合時間になっても、待ち合わせの太田先生宅のそばのコンビニに姿をあらわさない。
はて、どうしたものか……。
やがて、のりさんから連絡がありました。
「すみません(汗)。なんかナビに違うコンビニをセッティングしてしまったらしくて……」
…………。
まぁ、そういうこともあるでしょ。
おちゃめなのりさんは30分ほど遅れて無事に合流。
「いやぁ、大変でしたね」。
そう声をおかけした俺は、そのとき、まだのりさんという人間をわかっていなかったのです。
あ、今回はのりさん話ではなく、ワークショップがメインテーマでした。
ワークショップは、ひと言でいうなら、勉強になったし、楽しかったですよ。
内容はテーマどおり、ツーリングに必要な基礎知識とトラブル対処法です。
あまり、長くなるとアレなので、俺が印象に残っていることをご紹介すると……(決して半年前のことなので記憶が薄れているわけではありません……)。
ツーリングバッグ関係ですね。
この日は「ツーリング講座」ということで、太田先生から事前に「思い思いでよいので、普段使っているツーリング用バッグに荷物をパッケージングしてくるように」というお達しがあったのですね。
俺は基本、バイクでキャンプはしないので、なぜか渓流釣りのタックルをパッケージングしていったのです(いや、キャンプっぽいかなと)。
俺はずっと59~75ℓの大容量バッグ『タナックス キャンピングシートバッグ2』を使っているのですが、この日、初めて、あることに気が付きました。
それは、ツーリング向きのバッグの話になったときのこと。
「俺のバッグ、横からしか荷物を入れられないんす……」と告白したら、太田先生をはじめ周囲から「んな、わけあるかいっ!」とツッコミを受け、あらためて確認したら……。
このバッグ、上も開きますっ!
知らなかったぁ。これは大収穫です(そこかいっ!)。
…………。
使用している方々は当然のごとく、お気づきですか、そうですか。
では、この情報はどでしょ。
これこそ、この日のワークショップで得たものなのですが、このての大容量バッグって、経年劣化でヤレてきますよね。
俺はモノグサなので、そのままにしていました。
もうね、底が曲がってマフラーに干渉するくらい……。
この状態を見て、太田先生はもはや呆れ気味。軽く怒られました。
いや、俺のものぐさの性格がたたり、本作りをしているときから、よく怒られていたのですよね。
後日、出版社の担当に「そういえば太田先生のワークショップに参加しました」と伝えたところ、第一声が「また怒られました?」でしたもの。
いや、太田先生は極めて温厚な方なので、マジ怒りではなかっすよ。
あくまで呆れ気味に……です(なんのフォローにもなってないか……)。
んで、バッグのヤレについて。
これはどうすればよいのかというと、太田先生いわく「板をかませばよい」と。
いわれてみれば「そんなことね……」なのですが、いや、これで革新的に状況が改善されます。
同じようなバッグを使っている方、ぜひ、お試しを!
他に印象に残っていることといえば、やはり、のりさんのかっとびキャラですね(もはやワークショップではない)。
例えば昼食のときの世間話。
好きな食べ物の話になりました。
俺「のりさんが好きな食べ物は?」
のり「餃子ですかね……」
俺「あ、したら、いつかツーリングでおいしいとこ、食べにいきましょ」
のり「でも、あまりに好きで、ちょっと前に食べすぎて……。それ以来、あまり好きではなくなりまして」
俺「…………」
この会話の時間を返してほしかった(笑)。
まぁ、のりさんは、ちょっとしたことがかっとんでいる。俺が形容するとしたら、「おてんば」「じゃじゃ馬」「はいからさん(あの漫画の主人公です)」という感じ。
さて、俺の呆られタイムが終わり、次はのりさんのパッケージングチェック。
フフ、おてんば・のりさん。
あなたも呆られるがよか。
のりさんのパッケージングはこちら。
な、なんと、キャラに似合わず(いや、失礼)、すばらしきパッケージング!
バッグのなかもきれいに整理整頓されていました(写真は撮り忘れました……)。
チッ!
おてんばキャラなのに、締めるところは締めていやがる(←単なるひがみ)。
とにかく、いろいろ勉強になるワークショップでした。
リンクも貼っておくので、関心がある方はぜひ(リンクはこちら)!
楽しい時間はすぎるのが早く、気がつけばもう夕方。
現地解散とはいえ、少しは3人で走るのかなと思っていたところ、のりさんが「あ、私、怖がりでゆっくりなのでお先にどうぞ」と。
おぉ、のりさんのしおらしい一面が。
それで、「では、また~」と走り出したところ、のりさんは、すんごい勢いで走り出して先行。あっという間に俺の視界から消えましたとさ。
はい。おてんば確定!
そして、このおてんばさんは本当にアクティブに国内を走りまくっています。
寒くなってきたので、あらためておすすめのツーリングでいく温泉をお伺いしました。
記事は【肉山☆のりこ】激熱&格安ツーリング温泉ベスト3【出陣!】です。
ぜひ、ご一読を!
でわでわ~。
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