【釣り場ガイド】管理人、伊佐沼(埼玉県)でテナガエビが釣れるのかを検証します【テナガエビ】

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お盆(2020年8月中旬)の「1日中を釣りをするぞ!」計画の二つ目はテナガエビです(一つ目は用水路釣りで、その様子はこちら)。
地味なターゲットが続いてすみません(汗)。埼玉県には海がないですからね(泣)。
引き続き、友人のシロクマさんとの釣行です。

さて、どこでやろうかしら……。
あたりはつけていて、荒川の秋ヶ瀬付近か、もしくは近場の伊佐沼はどうかと思っていました。
秋ヶ瀬は実績が高いようですし、伊佐沼はかな~り昔にテナガエビを釣ったことがあるのですよね(いや、最近は知らないけど……)。
まずは釣り具の『キャスティング』のスタッフさんに相談しました。
俺「このへんでテナガエビを釣れるのはどこですか?」
スタッフ「荒川の秋ヶ瀬あたりがよいですよ」
俺「(やはり)なるほど。もう少し近場で川越の伊佐沼は?」
スタッフ「自分はテナガエビでは聞いたことないですね」

秋ヶ瀬はメッカのようですし、そこにしようかな。
っとシロクマさんが「まぁ、いるかわからないところで、やってみるのもよいんじゃない?」というので、結局、伊佐沼で竿を出してみることにしました。

いろいろあって、結局、到着したのは17時30分くらいでした。
この時期、日の入りは段々早くなっていて18時30分くらい。もう夕マズメといってよい時間帯です。

日が落ちてきてました。天気は曇りで、ほんのちょっと雨もポツリと……

周りを見回すと、釣り人がいました。

何を釣っているのでしょうか…

一応、情報を集めておきましょう。
俺「こんにちは。何釣りですか?」
釣り人「コイかフナだよ」
俺「このへんでテナガエビは?」
釣り人「いや、見たこと、ないなぁ……」

…………。
い、いないの?
これは「伊佐沼でエナガエビが釣れるのか?」の検証になってしまいました。

さ、やってみましょう。
もう日の入りまで時間はないっすよ。

こちらが今回、テナガエビを狙ったポイントです

……。
いやぁ、まったくアタリもない。
隣で頑張るシロクマさんを尻目に、「一応、何かを釣っておきたい」とエサをテナガエビ用のアカムシから、淡水の五目釣り用のミミズにチェンジ。

……。
それでも、まったくアタリはない。
俺はアタリがないと、どんどん移動する渓流釣りの人間のためか、見切りは早いっす。
暗くなって周りが見えなくなり、忘れ物をするのはイヤだし、片づけを始めました。
隣でシロクマさんは釣りを続けています。
なんか釣れそうな気配を感じているそう。
シロクマさん「さっき、キャッチまではいかなかったけど、なんか透明のがかかってきたんだって」
俺「はいはい。釣りたい気持ちが強いと、そんな気がするときもありますよ(笑)」
俺は片づけをしていて見ていないですからね。

すると、先ほどお声かけした釣り人の知り合いと思しき方(お声かけした釣り人の隣で釣りをしていました)がやってきました。
その方「釣れました?」
俺「全然です」
その方「話を聞いていたのですが、テナガエビではないかもしれませんが、エビは釣れましたよ」
その方はタブレットで釣ったエビの写真を見せてくれました。
何エビかはわかりませんが(テナガエビは手が長いのが特徴ですがメスはオスほど長くならないので、俺のような素人には他の淡水エビとの同定は難しいっす)、確かにエビはいる!

俺「ど、どこですか?」
その方「(10mくらい先を指差して)あそこの水門です」

みんな大好き、魚の溜まり場である水門!
シロクマさん、移動しましょう。
シロクマ「ちょい待って。ここで釣れるから」
もう……、頑固っすなぁ。

そして、いよいよ、日が暮れて、竿をしまわざるを得ないとき……。
シロクマ「お! 見てて、多分、釣れている」
テナガエビは急いであわせる必要はなく、繊細な魚体なのでゆっくりとあげるのがコツですからね。

そして、見守っていると……。
いたぁ、エビがついとる!

確かに手が長い、テナガエビっす。サイズは体が4~5cmと小柄でしたが…

すごいっ!
ギリギリの時間帯にいるかどうかもわからなかったテナガエビを釣り上げるなんて!
殊勲です!
偉業です!
快挙です!

サイトの管理人としては「いそうだけれど…」という感想と「実際に釣れた」という報告では雲泥の差がありますからね。

一応、釣り場ガイドとして、伊佐沼のテナガエビ釣りのポイントとしての評価を。
自動車の駐車は大人の判断ではありますが、基本的に駐車場を探す必要はありませんし、岸から安全に竿を出すことができます。
この日は遅い時間帯からの釣りでしたが、俺より、よほどテナガエビの経験豊富なシロクマさんいわく「結構、気配があったから、長い時間やれば、ある程度の数を狙えるかも」ということでした。
評価は100点満点で80点すね。
いやぁ、釣れるという評判がない場所で実際に釣るのは、かなり気持ちのよいものです(釣ったのは俺ではないけれど)。

ちなみに、この伊佐沼、ちょうど日の入りどきの夕日が水面に写り込む位置でカメラを構えられると、地元のアマチュアカメラマンの方が撮影に来ていました。
春は桜がきれいですしね。
きれいな景色を見るだけでも価値はあるやもしれませぬ。

この日は曇りで、夕焼け全開ではありませんでしたが、それでもきれいです

伊佐沼はこちら↓

でわでわ~。

投稿者/管理人

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