【イイダコ激減】釣りは種を滅ぼすのか!?【釣り客にも呼びかけ】

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まずニュースの紹介です。
一般紙が釣り関連の記事を報道することは多くはないのですが、読売新聞が取り上げていたので。
瀬戸内の特産・イイダコの漁獲量が激減しているのだそう。
なんでも近年の漁獲量は10年前の1割以下にまで減少していて、釣り客にも注意を呼びかけているのだとか。

※参考サイト/読売新聞オンライン
イイダコ漁獲量、10年前の1割以下に激減…釣り客にも注意呼びかけ

さて、自然界の種の個体数が減ると、やがては絶滅ということになります。
国内では1905年を最後に個体が確認されていないニホンオオカミ、1979年以来目撃例がないニホンカワウソなどが、絶滅したと考えられています。

では、どうして絶滅するのかというとまず人間の存在が大きいですね。
ニホンオオカミにしても、ニホンカワウソにしても、人の手による環境の変化や駆除などが原因の一つとして考えられています。
あとは人が関係しなくても絶滅する例もありまする。わかりやすい例では恐竜です。

さて、今回のテーマは釣りで「魚の種が絶滅するか」です。
正直、俺は専門家ではないので、あくまでも私見ということになりますが、常識の範囲で個人が趣味として楽しむぶんには、まず釣りつくして絶滅するということはないはずです。

理由はそのような事例を見聞きしたことがありませんし、個人レベルでそこまで乱獲できないのは想像に難くないですから。
ただ、事情が異なってくるのが、それが金銭が関係したり、仕事、まぁ産業といいますか、そこまで発展した場合です。
人に売る、さらにはその売ったお金で生活するとなると、もう釣る数、獲る数のケタが違ってきますから。

話は戻って先に紹介したニュースです。
地元・香川県水産課では対策として、「漁具に絡まっても回収しやすい柔らかい針のテンヤを使い、小さなイイダコは海に戻して」などと求め、釣り客が多い日には沖に船を出して直接釣り客に呼びかけているそうです。
硬い針のテンヤがなんで好ましくないかというと、テンヤが底引き網に絡まり、漁ができなくなる被害が続発したからなそうな。
あら、個数が減っているから、漁をやめようという発想はないわけっすな。
まぁ、イイダコは底引き網漁で他の魚やエビなどと共に水揚げされ、イイダコに限った漁獲制限が難しいということですが、なら、もう底引き網漁自体をやめれば…ゲフゲフ。

久々に某大型掲示板の投稿をピックアップするコーナー『巷の意見』を更新しました。
お題は今回、扱っているニュースです。そこでもやはり、「釣りがそんなに影響してるとは思えない。そこまで乱獲した漁の問題だ」という意見がちらほら(リンクはこちら)。

まぁ、それで生計を立てている方もいらっしゃるので、それは暴論ですが、うまく折り合いをつけたいものです。

あとは釣りと自然環境を考える際に、忘れてはいけないのは釣り人のゴミの問題です。
これについては的確なサイトを見つけたので、紹介しておきま。
こちらの管理人さん、どうも最近は投稿していないようなのですが、ご自身で釣り場のゴミを回収しているようで頭が下がります(画像をクリックすると該当記事に飛びます)。

ただ、こちらの記事では「ルアーが根がかっときに、はずれないからといって手元のリール付近からカットするのは絶対にアカン!!」とありますが、では、具体的にはどうすればよいのかの記述がありません。
なので、ルアーが根がかった場合の適切な対処法をまとめたサイトも紹介しておきま(画像をクリックすると該当記事に飛びます)。

最後は力技になりますが、それでもラインをフィールドに残すよりはよいと。
釣り人たるもの、環境への優しさは常に心に持っていたいものです。
でわでわ~。

投稿者/管理人

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