先日、あの名車(迷車)のスズキ・アクロスを見たのです。
それで、記事にしようと思いつきました。
アクロス……、ヘルメットを車体内に収納できる革新的なバイクです。
不人気で売れなかったよなぁと思っていました。
それで一車種だけではな記事としておもしろくないので、不人気車特集にしようと思ったのです。客観的な情報にしたかったので、3年でカタログ落ちした車種でまとめようと考えたのですが、調べたところ、発売が1990年でカタログ落ちが1998年だそうで。
8年も生産されたとは俺が思っていた以上に人気はあったようで(俺が見くびっていただけという話も)。
なので、今回はバイクの歴史を彩ったひとクセある車種を紹介しま。
もやは俺の独断でお届けします。
「いやぁ懐かしいなぁ」「ほぅ、こんなバイクもあったのか」と忙しい日々の箸休めになればと……。
もしかしたら、「乗ってみたい」というライダーもいるかもしれないので、参考までに中古車価格も掲載しておきます。
目次/名車(迷車)の車種別
- ホンダ・NR
- ホンダ・CB400Four
- ヤマハ・ジール
- ヤマハ・SR250
- カワサキ・ZR-7
- スズキ・グース350
- スズキ・カタナ250
- スズキ・アクロス
ホンダ・NR
個人的には、名車(迷車)といえば、やはり、このバイクですね。楕円ピストンエンジンを搭載した異色のバイクです。
うん、とにかく当時の技術の粋を結集した超高級車です。
発売は1993年で、カタログ落ちは確認できませんでしたが、2005年をもって、すべての部品製造などが終了したそうな。
中古車を調べたところ、グーバイクでは1994年式、走行距離5301Kmで車両価格1080万円(!)のが出ていました。
1千前越え……、さすがNRです。
ホンダ・CB400Four
漫画『特攻(ぶっこみ)の拓』でもお馴染みの真の名車ヨンフォア(ホンダ・ドリームCB400FOUR)ではありません。1997年に発売された車種です(カタログ落ちは2001年)。
それこそ名車ヨンフォアをイメージしたと思うのですけれどね……。
この時代にはCB400スーパーフォアがあるので、まず、それと間違われやすい。
あと、俺はほしいと思ったのですが、行きつけのバイクショップ店主いわく「すべてが安っぽい」とのことで、それで買いませんでした(あくまでも、その店主の個人的な見解です)。
まったく日の目を見なかったと思っていたのですが、中古車は高いっすね。
グーバイクでは1997年式、走行距離11465Kmで車両価格は99.99万円というのがありました。
いや、百万円越えるんかい!
ヤマハ・ジール
続いてはヤマハなのですが、ヤマハはそれほどハメをはずさないという印象でして、このジールもそれほど変わっているというわけではないっすね。たま~にカワサキはブームを起こすようなバイクを作りまして、1990年代にバリオスをきっかけにネイキッドブームがあったのですよね(いや、バリオスがきっかけとなったというのはカワサキ派の俺の私見です)。
ホンダはジェイド、スズキはバンディットと比較的スタンダードな見た目のバイクを発売したなか、なにを血迷ったかヤマハはこの個性的なスタイルのバイクを発売しました。
「ジャンプするイルカ」をイメージしたということで、特徴はなんといっても右側2本のサイレンサーですな。
発売は1991年で、カタログ落ちは1999年だそう。
これは迷車というよりは名車といってよいかも。
グーバイクでは1992年式、走行距離11400Kmで33.5万円の車体があります。
ヤマハ・SR250
これぞ、真の迷車かもしれません。あのヤマハ・SRに250ccがあったとは……。
ただ、エンジンはSRらしくシングルだそうですが、スタイルがちょっと違うような……。
発売は1980年だそうで、情報的にはそれくらいしかありません。
中古車はまったく見つけられませんでした。1年でカタログ落ちしたのでしょうか……。
謎が多い車種です(笑)。
カワサキ・ZR-7
続いてはカワサキです。俺はカワサキでは、このバイクを紹介しておきたい!
だって、乗っていたのですもの。
俺はもっとも好きな排気量はナナハン(750CC)なんす。リッターは狭い日本ではオーバースペックと思っていて……。
ただ、ナナハンって、あまりないですよね。
それは2000年くらいには、そのような状況になっていたのですが、さすが無骨なカワサキさんはナナハンのこのバイクを1999年に発売しました。
しかも、すでに主流ではなくなっていた空冷エンジンで。
スタイルはいたって普通で、バイクらしいバイク(だが、それがいい)。
当時からは不人気車といわれていまして、ひっそりと2004年に生産を終了しました。
中古車については、グーバイクでは2001年式、走行距離15925Kmで、車両価格33万円の車体があります。
うん、妥当……。プレミアもつかず……。
いや、よいバイクなんですってば!
スズキ・グース350
最後はスズキで、まずはグース350から。これは個人的には、完全な名車です。
これほど、個性的なバイクは少ないのではないですかね。
だって、エンジンはスズキならではの油冷で、気筒数はシングル。排気量はキリよく400ccにすればよいのに、謎の350CCでっせ(シングルなので、サイズの問題とかあったのでしょね)。
生産時期は1991~1999年で、ダウンサイズの250ccもあったのですが、そちらの生産時期は1992~1993年とのこと(短命だぁ)。
グース350の総生産台数は6,000台程度とかなりの控えめ。いや、こちらもよいバイクだと思うのですけれど……。
中古車はグーバイクで1992年式、走行距離8685Kmで、車両価格44.8万円の車体があります。
スズキ・カタナ250
皆さまはご存知でしょうか。スズキが誇る名車カタナに250ccがあったことを。
個人的にはこれは迷車です。
いやぁ、250ccではちょっと……。
ただ、小刀という愛称で好きな人は好きということで、そこらへんはあくまでも個人の好みです。
発売は1991年で、カタログ落ちは……すみません確認できませんでした。
中古車については1991年式、走行距離10164Kmで、車両価格34.8万円の車体があります。
スズキ・アクロス
さぁ、本記事のとりをスズキ・アクロスの飾っていただきましょう。先述のとおり、こちらはヘルメットを収納できます。
どこにかというと、一般的なバイクのタンク部分です。
それでガソリンの容量は少なくはなっていると思うのですが、12Lを確保。250CCなので、悪くはないかと。
よいアイデアっすよね。
生産期間は1990~1998年だそうです。
中古車については、グーバイクで、1990年式、走行距離24456Kmで、車両価格27.8万円の車体があります。
以上、独断と偏見で名車(迷車)を紹介しました。
ほしいバイクは見つかりましたか?
でわでわ~。
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