今回のテーマは釣りの豆知識です。
俺のメインは渓流のエサ釣りです。
それをしていて現場で感じる疑問をベースにまとめますが、本記事は他の釣りにも通じる「知ってなるほど」情報を目指すので、ぜひ、ジャンルを問わずに釣り人全員に楽しんでいただければと……。
3選で行きます。
①竿が折れるのはなぜ?
竿って折れますよね。
俺は2シーズンに1回くらいのペースで交換しているような……。
んで、竿はなぜ折れるのかというと、これはもうシンプルに竿が耐えられる以上の大きな負荷が竿にかかるからですね。
基本、今の竿は丈夫に作られていますが、俺の場合は傷がついていて、すでに竿の剛性が落ちていることもあるかと……。
なんで竿に傷がつくかというと、渓流釣りは竿を渡り歩くわけで、その際に体を支えるためなどの竿を地面につけることがあり、それで少しずつ痛んでいくと……。
なので、竿は消耗品と思っているのですが、新品でも無理に力を加えると折れることもありますよね。俺自身の経験でいえば、渓流釣りではほぼないのですが、以前、コイの吸い込みで大物がかかったときに、いきなり、ポキンと逝ったことがあります。
そのときは「安物だからしょうがないか……」と思ったのですが、じつは釣り方にも問題があったようで。
超大物がかかったとき、あるいは根がかりしたときなどに、竿を立てる(地面に対して垂直の状態に近づける)と竿は折れる可能性が高くなるそうです。
まぁ、根がかりで、竿を立てる釣り人は少ないでしょうが……。
これは竿を立てると竿の一点に負荷がかかるというのが理由とのこと。
詳しく解説しているサイトがあるので、紹介させていただきま。
※参考サイト/上州屋公式サイト
・竿を折る人と折らない人の違いは何か!
②エサよりもルアーのほうが釣れることがある理由は?
渓流でもルアーをやる人はたくさんいますし、フライ、あるいはテンカラなどもありますな。
俺はなぜエサ釣りかというと釣果重視だからです。
釣れたほうが楽しいし、ゲーム性を無視すれば、普段から口にしているエサを使ったほうが有利ではないないですか。
ただ、実際に体験したこともあるのですが、エサよりもルアーのほうが釣れることってありますよね……。
フライなら狙う層が違うので納得できるのですが、ルアーだとちと解せぬ……。それでは俺は「まぁ俺はヘタレだからなぁ」と思っていたのですが、今回、調べてわかったのが、腕の問題はもちろん、他にも要素があるそうです。
それは、「正体不明の物体に対して『いったいなんだろう?』と好奇心でつついたり、時には外敵として認識し、『あっちにいけ!』と追い払うために攻撃したりする」からだそう。
※参考サイト/ホンダ釣り倶楽部
・エサとルアーはどっちが釣れる!?
いや、正直なところでは、この参考サイトは学術的な研究に基づいていないようですし、ツッコミどころは満載なのですが(例えば攻撃するのに口からいきますかね……)、天下のホンダのサイトなのでよしとしました(笑)。
実際、好奇心で口を使うのは納得ができる理由ですしね……。
③釣ったワカサギを食べるということはサシを食べるということ?
基本、渓流は冬は禁漁なので、俺はそのシーズンはワカサギをやります。
んで、ワカサギについて思うのが、「釣ったワカサギを食べるということは、エサのサシも一緒に食べるということでは……」ということです。
だって、ワカサギはワタを抜きませんから。
これは多くの人が疑問に感じることと思います(←本当か)。
そんな疑問を感じる人に吉報です。
その疑問を感じた人の多くが「大丈夫、そのようなことない」という心の拠りどころがあるのです。
それは、魚は「一度口にくわえたものを吐き出す習性がある」です。つまり、ワカサギはサシやアカムシをくわえはするけれど、飲み込まない。だから胃のなかはきれいという理論です。
実際に、魚のその習性がわかる動画を紹介しま。
ただ、俺は思うのです。なら、「ワカサギは何を食べているの?」と。
だから、こう思っています。「ミミズだって食用があるのだから、サシやアカムシを食べたってよいじゃないか」と。
④夜釣りってあるけれど、魚は夜、目が見えるの?
夜に目が見えることを表現する言葉として「夜目」というものがあります。
まるで昼間のように目で認知できることを「夜目が利く」といったりしますな。
先日、ある沼にワカサギを釣りに行ったら、そこではワカサギの夜釣りをやる人も多いと。
海釣りなら夜釣りを楽しむとよく耳にしますが、ワカサギはあまり聞いたことがない……。
そこで、魚は夜目が利くのかを調べてみました。
まず、わかったのが、魚は真っ暗闇でも視覚で認知できるわけではないということ。いや、これは魚に限らず、すべての生物がそうですね。今、思うに、これはちょっと考えればわかりますが、目は光を認知する器官ですから。
ただ、夜釣りというジャンルがあるのは確かで、それでは魚はどうやって暗闇でエサを認知するかというと、まず一つは夜行性の魚はわずかな光でも認知できる構造をしているそうです。
※参考サイト/沖縄科学技術大学大学院
・夜行性の魚の眼の知られざる特性
あとは、今回は科学的な実証を紹介されているサイトは見つけられませんでしたが、「臭いや水中の振動でエサの存在を知る」という説も一般的なようです。
ただ、さらに疑問に思ったのは、「そもそもワカサギって昼行性じゃないんかい」なのですが、例えばアジも昼行性ですが夜釣りもいけますものね……。
魚って謎が多い……。
⑤これから釣りの世界で流行りそうなものは?
これは、豆知識というよりは、本記事を作成中に発見したものの紹介です。
それはこちら。
ババーン!
水中ドローンです。
これは可能性が無限大ですよね。
まず、魚探代わりに使えそう。ほら、魚探って反応があっても、それが狙っている魚かわからないじゃないですか。
その点、こちらは目視できるので間違いないと(水が澄んでいることが前提ですが)。
あとはYouTubeなどの動画投稿サイトへの活用ですよね。
こちらは、今後、流行るのではないでしょうか。
以上、今回は釣りの豆知識でした。
巷の意見でも、隙間時間を楽しくすごせるような釣りに関する雑談の記事を公開したので、あわせて、そちらもお楽しみいただけますと幸いです(リンクはこちら「読んで楽しい釣りの雑談」)。
でわでわ~。
投稿者/管理人