本記事はは2022年1月16日に記しています。
コロナ禍の影響もあってリターンライダーが増えているそうですな。バイクの販売も好調のようで。
そんな社会的な背景を受けて、今回は購入時にチェックしたい装備をドドッとまとめて紹介します。
当然のことながら、カタログでは装備しているものは掲載していても、装備していないものは言及していないで、知らないと後で後悔するやも……。
ここでは俺が知っておいたほうがよいと思う最新装備を5選で紹介します。
それでは~、いってみま~しょう♪
目次
その一 寒い時期の心強い味方「グリップヒーター」
まず、最初に紹介するのが「グリップヒーター」です。
ちなみに今回は国内を代表するバイクメーカー・ホンダをベースに紹介します。んで、ほぼすべてが装備されているのがCB1300なので、主としてそちらを中心に……で。そして俺の愛車スズキ・SV650はリーズナブルなのと引き換えに、ここで紹介するものはすべて装備されていないので、うらやましさも触れていきます。
んで、「グリップヒーター」ですが、これは読んで字のごとく、ハンドルのグリップに意図的に熱を持たせる機能で、寒い時期に威力を発揮します。
いや、冬はホント手が寒い。
「冬は乗らない」というライダーでなければ、何らかのケアは必要になるかと。
俺は後付けのハンドルカバーをつけていますが、見た目と操作性がなぁ。
この問題は他の記事でもしっかりと調査したのですが「グリップヒーター」は手の甲は風にさらされはするものの「手を温める」という効果は高いそうです。
うらやまし度数はかなり高め。アナログライダーの俺ですら、これはあったほうがよいと強く思います。レブルでいうと1100は装備されていますが、500と250は装備されていないよう。
やはりチェックは必要したいっすね。
ちなみにどうしてもグリップヒーターをつけたいという場合は現状のグリップに巻き付けるという取り付け簡単な商品も市販されています↓
その二 高速道路がラクになる「クルーズコントロール」
続いては「クルーズコントロール」です。
これは主に高速道路やかなり空いている道で使用する装備で、アクセルをひねらなくても一定の速度を維持できるというものです。「オートクルーズ」ともいい、自動車でもお馴染みなので、使い勝手はイメージしやすいでしょう。
バイクの場合はハンドルまわりのスイッチで操作します。
ホンダの場合は、これまた大型バイクにしか装備されていないようで。
俺個人としてはあるとラクなのは間違いないでしょうが、そうはいっても高速道路でも一定速度で走るという機会は限定されるので、うらやまし度はぼちぼちです。
ちなみにドゥカティのムルティストラーダ V4Sは前車との車間距離を一定に保ちながら追尾可能な「アダプティブ・クルーズ・コントロール」を装備しているとのことで、ここまでくると、さすがに超うらやましです。
※参考サイト/webオートバイ
・最新装備のオンパレード! ドゥカティ「ムルティストラーダ V4S」を徹底解説(2021年)
そして、「クルーズコントロール」については、純正の装備には遠く及ばないでしょうが、アクセルの開き加減を一定に保つのをサポートする商品が市販されています。リーズナブルなので、これもありかと思います↓
その三 シフトチェンジのストレスを大幅削減「クイックシフター」
「クイックシフター」はクラッチを握らなくても、足のペダル操作だけでギヤを変えられる機能です。「オートシフター」「パワーシフター」とも呼ばれます。
まだ、採用されている車種は限定的で、CB1300でも純正アクセサリーとなっています。
俺は以前、「クイックシフター」が搭載されているホンダCB1000Rに乗りましたが、慣れていないせいで、さほど利便性は感じませんでした。ただ、以前、本サイトで取材をお願いした女性ライダーのえるさん(えるチャンネル)が「ダウン時には自動でブリッピング(クラッチを切るときに少しスロットを開けてエンジン回転数を上げてからギアダウンする方法)までしてくれる優れものです!」と絶賛していましたし、慣れたら従来のバイクには乗れないほどよいようです。
自動車レースのF1も「パドルシフト」という半オートマですし、将来的にはきっと「クイックシフター」が主流となるのでしょう。
まぁ、俺は「クラッチ操作があってこそのバイク」というオールドタイプなので、うらやまし度はかなり低いです。
あとは後付けの方法ですが、「クイックシフター」の代用となるものは……ないっすね。それだけになおさらご所望の方はしっかりとチェックしておきたい項目です。
その四 好みの乗り味を選べる「ライディングモード」
アクセルワークをはじめとする、走りの乗り味を変更できる機能を「ライディングモード」といいます。「走行モード」「パワーモード」「エンジン出力モード」とも呼ばれます。ボタン一つでいろいろなモードに切り替えられるのですよね。
CB1300では次の三つのモードが用意されています。
・STANDARD/運動性能と快適性を両立した標準的な走行モード
・SPORT/レスポンス重視の力強い加速感を強調した走行モード
・RAIN/トルクを制御、穏やかな加減速特性とした走行モード
なお、搭載されているモードの種類や数は車種によって異なります。
俺は試乗でこの機能が搭載されているバイクに乗ったことがありますが、モードによって結構、乗り味が変わりまっせ。
これまたあるとバイクライフが楽しくなることは間違いないのですが、うらやまし度は低めです。うん、個人的にはなくてもよいかなぁと。
そして、後付けについては、こちらも先の「クルーズコントロール」と同様に社外品等で補うのは難しいかと。ですので、やはり購入時に要チェックです。
その五 今やライトの主流「LEDライト」
最後はライトです。ウインカーもそうなのですが、大切なのはヘッドライトに「LEDライト」が採用されているか。
まず、バイクのヘッドライトに採用されているライトの種類をおさらいすると、一般的には「ハロゲン」「HID」「LED」の3種類があります。何が違うっとそもそものメカニズムが違うのですが、ここでは難しい話を省略して、ポイントだけを以下に記しておきます。
・ハロゲン/ここで紹介しているライトのなかではもっとも古いタイプ。でも、まだ現役で、採用している車種も少なくない。白熱球と同じように通電している間は熱を持つ。光は電球色(淡い黄色)
・HID/ハロゲンに比べて長寿命(ハロゲンが約3年に対して、こちらは約5年)、明るさアップ、省電力といった特徴がある。光はやや白っぽい
・LED/寿命は約15年と他のランプよりもはるかに優れていて、明るさもHIDよりもアップ。光の色はいろいろな色を表現できるが一般的にはハロゲン同様に白っぽい
※参考サイト/cobby
・HID・LED・ハロゲンライトの違いとは?性能差なども解説
ということで、基本的には「LEDライト」が性能的に優れています。なので、これからはもうLEDが主流となるのはほぼほぼ間違いないでしょう。
ホンダはCB1300はもちろん、GB350やレブル250もヘッドライトはLEDです。
一方、他のメーカーのスズキはというと、俺のSV650はハロゲンランプです。
2021年式なのに……。これははっきりとした理由は定かではありませんが、多分、コストの問題かと。「LEDライト」は割高になるそうなので。
もちろん、車検は通るのでそこまでこだわる必要はないかもしれませんが、「ヘッドライトは明るいほうがいい」という方は「LEDライト」が採用されている車種がよいでしょうな。
これについては俺もうらやまし度は高めです。
あとは、後付けについて。アマゾン等で購入はできるのですが、何せ安全性に関わることなので、違うライトからLED化する場合はバイクショップにお願いしたほうが安心かと。あと状況によっては逆に暗くなるなどのネガティブなケースもあるようなので注意が必要です。
あるに越したことはない!~まとめ~
以上、今回は新しいバイクの購入時にチェックしたい装備の有無をチェックしたい項目を五つ紹介しました。
大切なことなのでもう一度いっておくと「グリップヒーター」「クイックシフター」「クルーズコントロール」「ライディングモード」「LEDライト」です。
基本的には、どれもあると便利なものばかりですが、採用すると価格がアップする傾向があります。そのバランスを考慮して、自分のバイクライフに合った車種を選びませう。
最後にバイク関連でいうと、本サイトの人気コーナー「趣味人に聞く」で新記事を公開しました。ナビゲーターはうしガールさんで、テーマは「小柄なライダーがバイクライフを楽しむコツ」です。よければ、そちらもご一読を! でわでわ~。
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