【釣り】「川や池で釣れた魚は食べられるのか?」の答え【魚種がわかる写真付き】

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本記事のきっかけは、少し前に見たじゅえりーさんの動画です。
じゅえりーさんは釣りメインの女性YouTuberで、飾らない性格が魅力だと俺は思っています。
それに基本はキャッチ&イートで、そこも俺は好きです。俺はどうもキャッチ&リリースという考えに馴染めないんだなぁ。
それで、その本記事のきっかけとなったじゅえりーさんの動画の内容は「釣ったカワムツを食べる」というものでした。
それを見て、俺はちょっとした衝撃を受けました。
え!? カワムツって美味しいの!?
ということで、カワムツだけではもったいないので、今回は日本の淡水魚全般について、食べられるかどうかをまとめます。
はたして、国内の川や池で釣れた魚は食べられるのか……?
それでは、いってみま~しょう♪

今回のテーマは「釣った魚は食べられるのか?」です。こちらはアユの塩焼きのイメージ写真です

ほぼほぼ食べられる~淡水魚の基本~

まず、今回のテーマの「川や池で釣れた魚は食べられるのか?」の答えです。
これはシンプルで、基本的には国内の川や池などにいる淡水魚は食べられます

理由は毒がある種が少ないから。
一部、毒がある種がいますが、よほど変な食べ方をしない限りはその影響は受けません(あくまでも今回の俺の調査結果ですが、国内の淡水で釣れる魚で、毒があって食べられない魚は一種のみです)。
なので、普通に釣れて、「これ、食べられるかな…」と迷う魚は、ワタを抜いて、火を通せばたいていは食べられます。

「毒がないから食べられる」というと、「ちょっと無理して食べるようか……」と思うかもしれません。
例えば昆虫や雑草のように……(あくまでも一般論で、「昆虫も美味しいじゃん」というような方には申し訳ないです)。でも、国内の淡水魚はそのようなことはなくて、普通に美味しく食べられる種が多い

ということで、大事なことなので二度言いますが、国内の淡水魚はたいていは食べられます
まぁ、実際は食べる人は少ない種もいますが……。
食べられない淡水魚については次の項目で解説します。

そもそも釣りをしてはいけない状況もある~食べられない淡水魚~

この項目では国内の食べられない淡水魚を説明します。

まず、そもそも論から。

魚は鳥とは違い、法律で保護されてはいません。
野鳥は「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(通称:鳥獣保護管理法、旧称:鳥獣保護法)」という法律があり、許可なく捕獲することが禁止されています。
たとえスズメでも、ドバト(カワラバト)でも、カラスでも。
また、この「鳥獣保護管理法」はタヌキやウサギなどの哺乳類も対象です。

なので、基本的には魚を釣る、あるいは獲ることはOKです

ただ、また、ここでも「基本的には」で、法律ではなくとも、条例などで禁止されていることがあります。
釣ってはいけない場所や時期があるのですね。

俺は埼玉県民なのですが、埼玉の公園にある池は釣りができるところとできないところがあります。
これはかなりローカルな情報なので、ネットでは調べがつきにくいこともあります。
公園に限らない話ですが、初めての場所で釣りをする際には、釣り始める前に周囲を確認しましょう。
周りに釣り人がいたら、そこは釣りをしてよい場所ということ。
一方、釣り禁止のところは、その旨の看板が立っているでしょう。
仮に釣り禁止でも、看板がなければ、それは管理側の責任だと俺は思いますね。
注意されたら「知りませんでした」と謝りましょう。状況によりますけどね。

こちらは埼玉県川島町の平成の森公園です。こちらの池は釣りOKです

また、「多くの川や池は各地域の漁協が管理している」というのも知っておきたい情報です。
たとえば山あいを流れる渓流はほぼほぼ漁協が入っているかと。
俺が知る限りではそうではない渓流はないっすね……。

んで、そこで釣るには漁券が必要で、それは有料です。
できれば、事前に購入してから釣りをするのが理想ですが、売り場がわからないこともあるでしょう。
そういう場合は漁協の方が見回りに来たら、「現場売り」で買うことになります。
ちなみに「現場売り」は事前購入よりも高く、倍であるところも少なくありません。
渓流なら事前購入は1,000円~3,000円、現場売りは1,500円~4,000円ぐらいですかね。

山あいの渓流だとほぼ漁券が必要。用水路は俺は聞いたことはありませんが、川は町を流れるところでも、漁券が必要なところは多くあります

漁券問題をまとめると、国内の多くの川や池は漁協が管理していて、釣りをするには、その漁協が発券している漁券が必要です
手元に漁券がないと、釣りをやってはいけないということではありませんが、見回りに来たら必ず購入する必要があります。
ちなみに海は海釣り公園などの一部を除くと、漁券は必要がないところがほとんどです。

もう一つ、釣り場所については、2011年3月に発生した東日本大震災の原発事故による放射性物質の問題があります。
「もうずいぶん前の話だし、今は問題ないでしょ」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これがそうではないんだな……。

原発での発電はゴミが生じます。
それは「核のゴミ」と呼ばれていて、最近はその最終処分場の選定がニュースになっていますよね。
「核のゴミ」は物質でいうとプルトニウム239などがありますが、その半減期(人に与える影響が半分になる期間)は約2万4千年です(日本原子力発電株式会社の公式サイトより)。
2万年でっせ。
10年やそこらで影響がなくなるわけがなく、淡水魚の問題でいうと、2026年現在も猪苗代湖近くの「ヤマメ」などが出荷が制限されています(ふくしま復興情報のポータルサイトより)。
もちろん、事実とは異なる風評被害は、そうならないように注意が必要ですが、いまだに国内に一般市民は立ち入れない地域があるのが現状です。
環境問題などにあまり関心がない方と話すと、俺はたまに驚くことがあります。なんならいまだにそのための税金を払っていることも知らない方もいらっしゃるようで(会社員の方は天引きですからね)。
日本国民は2037年まで、東日本大震災の復興財源として「復興特別所得税」が課税されていますよ。
ということで、もちろん正確な情報に基づく行動が基本ですが、国内の一部の地域では放射性物質にも気を配る必要があります。

以上が釣りをする場所の問題です。


あとは時期の問題もあります。
これまた、主として渓流釣りの話ですが、渓流釣りは冬は禁漁となっているところがほとんどです。
漁協によって具体的な月日は異なりますが、多くは10月初め~翌2月末のところが多いっすね。
なので、10月に山にキャンプに行ったとして、そこで釣りをするのはほぼほぼNGです(事前に確認しましょう)。
一方、町を流れる川や人が多いところの池などは禁漁時期があるところは……俺は知らないなぁ。

基礎知識的なものが長くなりましたが、多くの方が知りたいのは「この釣れた魚は食べられるのか?」ですよね。
逆にいうと「食べられないのか?」になります。


ここからが食べられない淡水魚の種の話です。

毒がある魚でいうと、「アカザ」「ギギ」という小型のナマズの仲間に毒があります。
これらは背ビレと胸ビレに皮膚に覆われた毒棘(どくきょく/毒のあるトゲ)があり、刺されるとチクチクと痛むそう。
生死にかかわるほど強力な毒ではないとのことですが……。
これらは取り扱いに要注意ですが、食べる分には問題ないそう(むしろ美味しいそう)。

こちらがアカザです。ナマズはわかると思うのですが、小さめのナマズっぽい魚が釣れたら取り扱いに要注意です

あとは純粋な淡水ではありませんが、汽水域(川の下流側の海水と混じるエリア)で「クサフグ」が釣れることもあり、それはフグなので食べてはいけません。

もう一つ、この記事でいろいろ調べるまでは俺は知らなかったのですが、「ツムギハゼ」という種がハゼにしては珍しく毒があるそう。こちらも食べられません。
生息域はやはり汽水域で、国内では静岡県以南から琉球列島(沖縄)に分布しているとのことです。

こちらがツムギハゼです。体表の色が「警告色」っぽいですよね。こちらは食べてはいけません

まだ、ありまっせ。
これは聞いたことがある方もいらっしゃると思うのですが、「ウナギ」の血液と皮の粘液にも毒があります。
また、「コイ」も胆のうという内臓に毒があるそうです。

そして、この2種を紹介したところで、「淡水魚の食べられか問題」の重要事項を。
それは、「淡水魚は一定の大きさ以上であればワタを抜き、火を通して(加熱して)食べる」です。
「ウナギ」の毒は熱に弱いですし(60度5分で毒性を失う/厚生労働省の公式サイトより)、なにより火を通すことによって寄生虫の被害のリスクを大幅に減らすことができますから。

広く知られた料理では、「コイのあらい」がありますが、俺はお店で出ても食べないなぁ。
「寄生虫の心配がない」という淡水の管理釣り場もあるようですが、そこで釣れた魚でも俺は刺身では食べません。
いや、高校生の頃に読んだ寄生虫に関する書籍で「お店のものでも鶏肉の刺身は寄生虫がいる可能性は否定できない」という記述があって、それが強く印象に残っているのですよね。

それこそ、風評被害になってしまう可能性がありますし、あくまでも自己判断・自己責任の話ですが、本記事の結論は「基本的に国内の淡水で釣れた魚はどれも食べられる(汽水域を除く)。ただし、それは火を通す(加熱する)ことが前提」です。

ワタを抜いて火を通す~淡水魚の食べ方~

この項目では淡水魚の美味しい食べ方を紹介します。
いうて、基本は海の魚と同じです。

ポイントは二つで、先に触れたように「ワタを抜く」「火を通す(加熱する)」です。

ワタを抜くのは「コイ」では毒を避けるという意味もありますが、それは一部の例で、だいたいは美味しく食べるためです
淡水魚は雑食性だったり、肉食性(昆虫食性)だったりします。
昆虫などが胃に入っているわけで、それも一緒に食べるのはゾッとしないですよね。
他の臓器も美味しくないし……。

ワタの抜き方は大きめの魚は海の魚と一緒です。
包丁でお腹を裂いてから手で引き抜きます。

小さい魚は包丁を使うまでもなく、ハサミでワタを抜くことができます。
方法はシンプルで、お尻の穴(?/お腹側にある排泄口)にハサミの先を入れ、そこからお腹を切っていきます。
んで、エラまで切ったら、その切り口からワタを手で引き抜きます。
小さい魚といいいましたが、淡水魚の多くは、この方法でいけるかと。
大きさでいうなら40cmぐらいまでの大きさなら、この方法でいけるんじゃないかな。

なお、ワタを抜く際には、エラも取ります。
エラも美味しくないですし、足が速い部位ですからね。

また、魚は背骨に血合い(血の塊)があるので、ある程度の大きさ(20cm以上ぐらいかな)の魚は背骨を内側(お腹側)からツメの背でゴシゴシとこそぎ落とします。

あとは海の魚は神経締めや血抜きをしますが、淡水魚はしないっすね。
いや、するかもしれないけれど、俺はしないっす。
そこまで大きくはないので。


次に「火を通す(加熱する)」ですが、先に触れましたが、これは美味しく食べられるのと同時に寄生虫対策の意味があります
淡水魚は刺身や半ナマでは食べないようにしましょう。

あとは、美味しく食べるための工夫として、淡水魚は泥抜きをした方がよいケースがあります。
泥抜きとは「釣った魚をきれいな水に入れてエサを与えず、体内のフンや汚れを吐き出させる下ごしらえのこと」です。
普通は1~2日ですかね。
ただ、この泥抜きは意味がないという説もあります。
上で紹介したように、大きめの魚はワタを抜きます。
それは体内の泥(排泄物などの汚れ)を取り除くということで、泥抜きに意味がないというのは棲んでいた環境による身の汚れについては1~2日では取れないでしょという考えによるものです。
でも泥抜きには意味があるという解説をネットの記事で見たことがあって、その時は納得したんだよな……。その記事を探したのだけれど、見つけられなかった……。
いずれにせよ、小さい魚はワタは抜かないで食べることもあり、その場合は泥抜きの意味は間違いなくあるでしょう。
ちなみに泥抜きについては湖や池や沼、あとは川でも中~下流域に棲む魚が対象で、ニジマスなどの上流域の魚はやらないっすね。
上流域はそもそも水がきれいなので泥を抜く必要がないし、そこに棲む魚を1~2日間、生かすことが難しいゆえ。

食べ方については、大きめの魚は塩焼きやムニエル、小さめの魚は唐揚げや天ぷらというのがポピュラーです
他には佃煮を作れるのなら、佃煮もよい。佃煮は素材の味を生かさない食べ方なので(言い方よ)、ほとんどの淡水魚を美味しくいただけるでしょう。

アユやニジマスは美味~写真で見る美味しい淡水魚~

この項目が本記事のメインです。
具体的な魚種の美味しさを、その魚の写真とともに紹介します。
本サイトは個人運営のサイトで、ここで紹介しているのは俺の独断と偏見に基づきます。
一般論だとおもしろくないでしょ?
もちろん、一般論はおおいに参考にしています。

美味しい魚

アユ
国内の淡水魚でいうと別格に美味しいのが「アユ」です。
もう高級魚でもありますよね。
ただ、本記事で取り上げるのは悩みました。
だって、普通には釣れないから。
「アユ」は食性が個性的で、成魚はコケしか食べないのですよね。なので、「友釣り」という独特な釣り方で釣ります。
よって、「釣れたけれど、この魚、食べられるかしら?」となることがほぼほぼないような……。
稚魚の頃は雑食性で釣れることはあるのですが、そういう小さい魚は逃がしてあげましょう。
あ、この「稚魚は逃がす」は他の種にもあてはまる基本の考えです。

こちらが「アユ」です。成魚はエラの後ろに黄色いマークがあります

食べられるサイズは20cm以上。
食べ方はまぁ塩焼きでしょうね。

イワナヤマメ・アマゴ・ニジマス
傾向として、国内の淡水魚の美味しさは棲んでいる水のきれいさに比例します。
棲んでいるところの水がきれいではないと、泥臭くなりがちなのですよね。
川の水は上流のほうがきれいで、「イワナ」や「ヤマメ」などのサケ科の種は普通に美味しいとされています。
いろいろな種がいますが、ポピュラーなのが「ニジマス」です。

こちらは「ニジマス」です。他の種でも、こういうフォルムの渓流に棲む魚は美味しく食べられます

食べられるサイズは15~20cm以上。食べていいサイズは漁協によって異なるのですが、まぁ20cm以上であれば問題はないでしょう。
食味は淡白で、クセがないっすね。
一般的には塩焼きが多いでしょうが、俺は素揚げで食べます。

カジカ
「カジカ」も川の上流域に棲む、美味しく食べられる魚です。

こちらが「カジカ」です。ハゼに近い姿ですな

食べられるサイズは15cm以上かなぁ。
小さいのが多くて、美味しく食べられる大きいサイズにはなかなか出会えていないけれど。
食べ方は俺はカラッと揚げる唐揚げだと思っていますが、鍋もポピュラーなそうです。

ワカサギ
「ワカサギ」もたまに鮮魚店で売っています。
ただ、こちらは狙って釣る魚で、「釣れたのだけれど~」という状況は少ないでしょうね。
基本は湖に棲む魚で、場所によっては川でも釣れます。

「ワカサギ」はきれいな魚です。他の似た姿の淡水魚と違い、体側に目立つラインはありません

お金を払ってワカサギ釣り場で釣ることが多い魚で、そういう状況なら俺は食べられるサイズにはこだわらないな…。
小さくとも、ワタは抜いたほうが美味しいよう。
ただ、俺はワタ抜きはしないで、カラッと天ぷらや唐揚げで食べます。

マハゼ
淡水というよりは汽水域ですが、そういうところで釣れる「マハゼ」も美味しく食べられます。

こちらがマハゼです

食べられるサイズはまぁ10cm以上かな。
俺はワタを無理なく抜けるかどうかで判断します。
食べ方は唐揚げがポピュラーですな。天ぷらでもよいけれど。

テナガエビ
エビというと海の魚というイメージがあるかもしれません(魚ではないけれど)。でも、エビは淡水にもいて、「テナガエビ」は美味しく食べられます。

手が長いので「テナガエビ」です。メスは手が短いのですが、他の淡水に棲むエビよりも体が大きい。淡水で大きめのエビが釣れたら、それはテナガエビかと

食べられるサイズは……自己判断で。
どこからどこまでをサイズといえばよいかわかりにくいですしね。
「この大きさは食べられそうなだな」と思ったら、食べてよいんじゃないですかね。
メスは卵をもっていることがあるので、お腹が膨らんでいたら逃がしてあげましょう。
食べ方は唐揚げか天ぷらが一般的です。
「テナガエビ」は泥抜きをしたほうがよい魚で(魚じゃないけれど)、もしくはワタを抜く方もいらっしゃいます。
そして、俺はどちらもしないで食べます。

他には「ウナギ」はもちろん美味です。さばき方は俺は知らないけれど。
こうして見ると、美味しく食べられる魚は、その魚を釣るための釣りが必要で、「たまたま釣れたのだけれど……」というケースは少ないような……。

美味しく食べられる実績がある魚

カワムツ・ウグイ
ここからは一般的には食べないけれど、「食べてみたら美味しかった」という実績がある種です。
ぜひ、食べてみて、その可能性を追求していただきたい。
まずは「カワムツ」。こちらが冒頭で紹介したじゅえりーさんが動画で食べた魚です。
似た種に「ウグイ」がいて、パッと見わけるのは難しいことも(個体によります)。まぁ、食べられるかどうかについては「カワムツ」と「ウグイ」は同じように考えてよいんじゃないいですかね。
どちらも川の中流域にいることが多くて、釣れることがめちゃくちゃ多い魚です。

こちらはブドウ虫という白い幼虫で釣った「カワムツ」です

じゅえりーさんが釣ったカワムツを食べる動画はこちら↓

食べられるサイズは15cm以上ですかね。
じゅえりーさんは「カワムツ」を塩焼きで食べていますね。
「ウグイ」はよく佃煮にされています。

ブルーギル
ブルーギル」もめちゃくちゃよく釣れる魚です。
川の中~下流域、あるいは湖や池、沼にもたくさんいます。
外来種で、もともとは1960年に当時の天皇が食用として国内に持ち込んだとされています。
こんなに日本人に食べられることなく、増えてしまうとは思っていなかったでしょうね……。
食べたことがある人はかなりレアでしょう。ですが、繰り返しになりますが、もともとは食用として持ち込まれた魚です。
以前、秋葉原で「ブルーギルもっふるたん」なる食べ物を売っていましたしね。

こちらがブルーギルです。体高がある魚。この写真は小さいのでかわいいですが、大きいのはちとグロい…ゲフゲフ。ヒレにトゲがあるので取り扱いに要注意です

食べられるサイズについては、外来魚ですし、いける方は小さいサイズでも積極的に食べていきましょう。
食べ方は切り身をフライにし、それをバンズ(パン)で挟むブルーギルバーガーが割とポピュラーです。

モロコ・クチボソ
「モロコ」は総称で、よく見る種は「タモロコ」かと。よく似た魚に「クチボソ」がいます。
街なかの池や沼、川、用水路でまず釣れるのが、これらの魚です。かなりポピュラーな存在!
釣れてもほぼほぼ食べられることがない魚ですが、以前、とある飲食店で「ホンモロコ」は美味しいというビラを目にしました。「ホンモロコ」が美味しいなら似た種の「タモロコ」も「クチボソ」も美味しいだろうということで、可能性は信じたい。

こちらは多分、タモロコ。クチボソもコイ目カマツカ科で、よく見ると違いがあるのですが、ここでは一括りで

こちらが以前、飲食店に掲示されていたビラです

食べられるサイズは5cm以上ぐらい?
いや、俺はいくらでも釣ったことはあるのですが、食べたことはないので……。
ただ、ワカサギに似ていないこともないので、カラッと揚がるでしょう。
それと上の案内では甘露煮が紹介されていますね。

アメリカザリガニ
「アメリカザリガニ」はタコ糸+スルメイカでの釣りが広く知られていますが、たくさんいるところでは、なぜか小物釣りの仕掛け+練りエサで普通に釣れます。
なぜなんだろ……。
俺は数回、後者で釣ったことがあります。
知っておきたいのは「アメリカザリガニ」は特定外来生物に指定されていて、釣れた個体を別の場所に放すのが禁止されているということ。
食べるのは禁止されていません。
きれいな水で養殖されたものが食用として販売されているぐらいで、食材のポテンシャルは低くないはず。
問題は水がきれいではないところにいることが多いことで、これすなわち身が泥臭いということです。なので泥抜きが推奨されています。
今は解散してしまったお笑いコンビのキングオブコメディが食べていたので、美味しく食べられる実績がある魚(魚ではないけれど)として紹介させていただきます。

「アメリカザリガニ」はきっと皆様ご存知ですよね

この動画の後半で「アメリカザリガニ」を食べています↓

外来種ですし、いける方は積極的に食べましょう。
キングオブコメディは茹でて食べています。あとはマヨネーズ焼きと味噌汁にもしています。

コイ

「コイ」は環境への適応力が高い種で、あまりきれいではないところにも生息しています。
ポピュラーな食材ですよね。実績はいわずもがなでしょう。
基本的にお店で出てくるのは食用に養殖されたものです。
でも、同じ魚ですから、釣った「コイ」も美味しく食べられるでしょう。

こちらは「コイ」の幼魚です。食べるには、ちと小さすぎますかね

食べられるサイズは20cm以上が目安ですかね。
かなり大きくなる種ですが、あまりに大きいと扱いに困りますし、大味になる可能性もあるのではないでしょうか。
いや、俺は釣った「コイ」を食べたことがない……。
「コイ」らしい食べ方としては「コイこく(鯉こく」がありますよね。「コイこく」は輪切りにした「コイ」を、味噌汁で煮た味噌煮込み料理です。

ナマズ
「ナマズ」は基本的には狙って釣る魚ですよね。
川魚の料理店でメニューに載っていることが少なくありません。
ま、それは上の「コイ」同様に養殖された個体でしょうが。

「ナマズ」もきっと皆様、ご存知でしょう

お店では切り身の唐揚げが多いと思います。
俺はそれを食べたことがありますが、普通に美味しかったな。
なので、食べるサイズは切り身にできるぐらい、大きいほうがよいでしょうね。

マブナ・ヘラブナ
「フナを食べる」といえば琵琶湖の「鮒寿司(ふなずし)」が広く知られています。
ごめんなさい。
俺は食べたことがないんだなぁ。
クセがある食べ物らしいっすよね。
鮒寿司に使われるのは琵琶湖の「ニゴロブナ」です。
「ニゴロブナ」が普通に食べられるなら、同じフナの仲間の「マブナ」や「ヘラブナ」も美味しく食べられるでしょう(かなり強引な理論ですが)。

こちらは「マブナ」の稚魚です。「マブナ」も川や用水路で普通に釣れます

「マブナ」や「ヘラブナ」は一般的には食べないですし、食べられる大きさについては任意となるでしょうね。上の写真のような小さい個体は逃がしてあげましょう。
食べ方は鮒寿司は発酵食品ですが、素人には難しいので、まぁ塩焼きが無難かと。

スズキ(シーバス)
「スズキ」は高級魚として扱われることもあり、フランス料理などでも食材として用いられます。
釣り人のあいだでは「シーバス」と呼ばれます。
本来は海の魚ですが、川の下流の汽水域まで上がってきます。
釣った「スズキ」は食べることが少ないのが現状です。
東京湾などで釣れるのは泥くさいといわれますよね……。
俺は基本は淡水釣りなので釣ったことはないのですが、下処理と調理で美味しく食べられると思うんだよなぁ。

「スズキ」は背ビレが鋭い魚です

食べられるサイズは特に目安はないのですが、大きい個体は血抜きをしたほうがよいでしょうね。
食べ方は「スズキのムニエル」が本格派らしくて、よいのではないでしょうか。

その他の淡水魚(「食べる」のエピソードを添えて)

オイカワ
ここまで紹介した魚以外だと、川でよく釣れるのが「オイカワ」です。
「オイカワ」を食べるのは一般的ではありません。
ですが、じゅえりーさんが塩焼きを美味しいと評していた「カワムツ」と同じコイ科(またはクセノキプリス科)の種なので、美味しく食べられるとは思います。
ただ、サイズが小さめの魚です。

こちらが「オイカワ」です。オスは婚姻色がきれいなんすよね。ただ、婚姻色がないオスやメスは地味で、これといった外見の特徴がないのですよね。川にて、10~15cmぐらい、体側にラインがない魚が釣れたら、それはオイカワである可能性が高いっす

一般的には食べないので、食べられる大きさの目安はないかと。成魚でもそこまで大きくはならないので(15cmぐらい)、カラッと揚げると骨まで食べられるそうな。

ニゴイ
「ニゴイ」は名前に「コイ」が付くことからもわかるように、広いくくりでは「コイ」の仲間(コイ目)です。
ただ、科が違うので(「コイ」は「コイ科」、「ニゴイ」は「カマツカ科」)で、そこまで近い種ではないっすな。
「ニゴイ」は環境への適応力が高いようで、湖のように流れのないところでも、川のように流れがあるところにも生息しています。
そのような背景があり、とてもよく釣れる魚です。
基本は食べないのですが、まぁ広いくくりでは「コイ」の仲間で、「コイ」は美味しく食べられるため、「ニゴイ」も美味しく食べられるかと。

こちらはまだ小さい「ニゴイ」です。「ニゴイ」はちょっと細長い魚です。小さい頃は上の写真のように体側に黒系の斑点があります

かなり大きくなる魚ですが(最大で60cmぐらい)、美味しいの30cm前後のサイズだそう。
数いる川魚のなかでも美味しいほうだそう。
「だそう」というのは俺は食べたことがないから。
一般的には食べませんが、個人の方のブログを見ると、食べたことがある方は少なくないようです。

ヌマチチブ
「ヌマチチブ」は川や沼の底のほうにいる魚です。
環境への適応力が高いようで、いろいろなところにいて、めちゃくちゃよく釣れます。
元気がないというか、エサを食べた瞬間がわからなくて、竿を上げたらついていることも少なくありません。
別名は「ダボハゼ」で、ハゼの仲間です。
小さいですし(だいたい5cmぐらい)、普通は食べません。
ただ、友人がマハゼ釣りで釣れて、「よくわからんけれど、これもハゼだろ」と「マハゼ」と同じように食べたそう。
食味は違和感はなかったとか。
それを聞いて俺はかなり驚いた、いやショックだったのですが(食べようとは微塵も思ったことがないので)、「なにごとも先入観はいかんな」と思った次第です。

こちらがヌマチチブです

基本、釣れるのは小さいのが多いのですが、最大で15cmになるそう。
それぐらいのサイズならワタを抜いて、カラッと美味しく揚がるでしょう。

アブラハヤ
川の上~中流域でよく釣れる魚です。
見るからにヌルっとしているので、「これがアブラハヤか」とわかりやすいでしょう。
一般的には食べません。
ですが、もちろん、食べられはします。
エピソードとしては、むか~し、友人と釣りに行ったときのこと。当時は「七輪を車に積んで現地で釣った魚を焼く」ということもたまにやっていたのですが、その友人はあまり釣りをしないので、いたずら心で釣れた「アブラハヤ」を焼いたことがあります(小さめでしたがワタは抜きました)。
俺は食べなかったのですが、その友人は「美味しい」とムシャムシャ食べていました。
その様子を見て、俺は「いや、この魚は普通は食わないのだけどね」と言い出せませんでした…。

アブラハヤは体表がヌメッとしています

ブラックバス
ブラックバス」は人気のルアー釣りのターゲットです。
外来種で問題となることも多く、できればバサー(ブラックバスを釣る釣り人)には食べていただきたいのですが、普通は食べないんだなぁ。
よくちょっと泥臭さがあるといいます。
でも、中国ではポピュラーな食材で、養殖したものが普通にお店で売っているらしいですよ。しかも生きたままで。

けっこう国内の在来種とは違う姿で、「これはブラックバス」とパッと見でわかると思います

外来種ですし、いける方は小さいサイズでも積極的に食べていただきたいところ。
食べ方は塩焼きをはじめ、サイズに応じた調理法で。大きいのは現地で血抜きをしたほうがよく、さらに神経締めをするのが理想みたい。

だいたい、淡水で釣れる魚はこんな感じかと。
まとめると、街なかの湖や沼、池、川で、特定の魚種を狙わない釣りでよく釣れるのは「コイ」「マブナ」「ニゴイ」「ヘラブナ」「オイカワ」「ウグイ」「カワムツ」「ヌマチチブ」あたり。一般的に、これらは食べないのですが、火を通せば(加熱すれば)食べられます。
工夫次第で美味しく食べられる可能性は秘めているので、ぜひ、チャレンジを!

今回は以上です。
あっと、最近、釣りに関する記事を公開しました。
よければそちらもチェックで(下のバナーをクリックすると記事に飛びます)。

でわでわ~。

※投稿者/管理人
本記事の初公開は2026年9月4日です

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