【出張版さすライダー・ドットコム/連載第14回】
どもです、夏より冬の方がバイクに乗る男、さすライダーです。
昔はただただ寒かったので、冬は乗らなかったんですが、ところが「電熱ジャケット」を手に入れてからは、むしろ夏より冬の方が好きになりました!
ということで、どんなに性能の良い冬ジャケットを買うより、あのベイマックス真っ青の重ね着をするより、経済的かつスマートな防寒アイテム「電熱ジャケット」を紹介します。
電熱ジャケットとは?
ここ数年で急速に知名度が上がっている「電熱ジャケット」とは、電気の力で体を温める究極の防寒アイテムです!
具体的にはジャケット内にヒートパネルが埋め込まれており、それが熱を発してライダーの体を直接温めてくれます。
バイク用の冬ジャケットは、あくまで「保温・防風」がメインなので、どんなに良い商品でも徐々に冷えますが、電熱ジャケットは電源さえ確保できれば常にホッカホカです。
電熱ジャケット選びのチェックポイント
電熱ジャケットで何よりも大切なことは「電源の確保」です!
一番手軽なのはモバイルバッテリーからの給電で、バイクの種類に関わらず使用可能ではありますが、バッテリー容量=使用時間という制限がネックです。
最近は車体にUSBポートが付いているバイクが多いので、USB給電できる電熱ジャケットであれば、時間を気にせず使うことができます!
そして究極は「バイクのバッテリーからの給電」で、こちらは配線が必要になってしまいますが、電圧が大きいので暖かさをMAXに引き出すことができます。
つまり、手軽さから言えば「バッテリー給電>USB給電>モバイルバッテリー給電」となりますが、暖かさ的にはその逆になります。
次のチェックポイントとしては、ジャケット以外のアイテムの有無で、例えばパンツやグローブ、ソックスなども電熱化されているものがあります。
これらは基本ジャケットをハブとして、ケーブルでお互いを接続して使用するものが多いので、つまりは同じ銘柄で揃える必要があります。
なので、もしあなたが自他共に認める「寒がりライダー」であれば、電熱ジャケットの他に電熱パンツやグローブもリリースされている銘柄を買うことをおすすめします。
最後のチェックポイントとしては「洗濯ができるか否か」で、これは当然洗濯できた方が良いに決まってます!
電熱ジャケットはヒーターパネルと配線がある都合上、洗濯できなくて当たり前!と思われがちですが、実は洗濯可能なものもあります。
オススメの電熱ジャケット5選
ここまで色々と解説してきた内容を踏まえて、ここからはおすすめの電熱ジャケットを完全なる独断と偏見で紹介していきます!
デイトナ:テラヒート 電熱ウエア
バイク用品メーカーとしては老舗の「デイトナ」の電熱ジャケットです。
モバイルバッテリーで気軽に使える電熱ジャケットとして、特に初めての利用におすすめのアイテムです!
ベストタイプとブルゾンタイプの2種類があるので、予算と本人の寒がり度合いによってチョイスしましょう。
RSタイチ:e-HEAT インナージャケット
e-HEATシリーズは元々は電熱グローブの「e-HEAT グローブ」が大ヒットし、その後電熱ジャケットもリリースされたRSタイチの十八番シリーズです。
モバイルバッテリーと車載バッテリー直結の2種類の給電方法が選択可能で、ジャケットの暖かさは折り紙付きです。
また、ヒーターパネルや配線を外しての洗濯が可能です。
HEATECH:ヒートインナージャケット
スイッチONから僅か10秒で温まる「スピードヒート」が魅力の電熱ジャケットです。
ジャケット・パンツ・グローブ・ソックスとフル装備が揃っており、寒がりライダーの強い味方です。
発熱量が多いため、基本はバッテリー給電となりますが、モバイルバッテリー対応ジャケットもリリースされています。
Vinmori:電熱ベスト
中華ガジェット&アウトドアメーカーの「Vinmori」の冬の人気商品です!
なんと言っても1万円を切るコスパの良さが最大の魅力で、だからといって性能に妥協はなく、毎年アップデートされています。
バイクはもちろん普段遣いの電熱ジャケットとしてもおすすめです。
ウォームアンドセーフ:ヒーテッド・ジャケット
海外の白バイ隊員の正式装備として採用された実績もある「ガチの電熱ジャケット」です。
極寒期でも暖かく快適にツーリングを楽しみたいライダー向けで、ジャケット・パンツ・グローブ・ソックスとフル装備をラインアップしています!
温度調節をワイヤレスコントローラーで操作できるハイテク仕様で、それなりの価格ですがそれ以上の価値があります。
電熱ジャケットで寒さにSay Good Bye
これからは寒さに耐えるのではなく、体を温めて寒さを感じない冬ツーリングの時代です!
電熱ジャケットを導入すると、冬ツーリングが捗って仕方なくなりますのでご注意を、、、
執筆者のプロフィール
-
北海道砂川市在住。バイクで日本2周、オーストラリア1周済の放浪系バイク乗り。フリーのWebライターとして活躍中。自身のサイト、本家「さすライダー.com」も大好評。YouTubeの「さすライダーチャンネル」のチャンネル登録もお願いします。
【管理人より/『趣味達者が綴る』のバックナンバーはこちら】
最新の投稿
- 2023.03.04全部食べたい!バイクで行ける北海道ツーリングおすすめグルメ5選
- 2023.02.19雪が降ったらオンシーズン! スノーバイクの魅力を全力で解説!
- 2023.01.10未知の世界?北海道のおすすめ春ツーリングスポット5選
- 2022.12.28夏のハイシーズンでも空いてる!富良野・美瑛の穴場ツーリングスポット5選