※本記事の初公開は2023年10月22日です
俺はハーレーにはさほど関心なく生きてきました。
なんかハーレー乗りってバイク好きというよりは、もうハーレーが好きで、なんなら、ハーレーに乗っている自分が好きなようで……。
ま、それは暴論ですけどね。
いずれにせよ、俺個人としてはハーレーに惹かれることはありませんでした。
んが、このたび、ハーレーから350㏄のX350と500㏄のX500が発売になったそうで。
そうなると話が変わってきます。
俺は排気量では750㏄がいちばん好きで、次には500~750㏄ぐらいが好みなんすよね。
リッターとかはこれまた触手が伸びにくい……。だって重たいじゃん。
ということで、今回はもう1台、今年(2023年)に発売して俺が気になっているバイクのホンダCL500とともに独自の視点で魅力を考えてみたいと思います。
スペックは昔のほうが優秀?~基点は90年代~
俺はバイクを選ぶのはまず見た目と色。
とくに青が好きなので青系の色があるのかが重要です。
んで、価格。100万円を超えると、もう「高っ!」と思います。
んで、データ。
これは項目的にはエンジン形式、重さ、最高出力、最高トルク、タンク容量ですな。
多分、一般的なところかと。
そして、独自の視点というか、俺特有だと思うのですが、最初に乗ったのがカワサキ・バリオスの初期型なのでそれを基点にするのですね。
これが圧倒的なスペックなのですよ。
水冷並列4気筒249㏄、 163kg、45ps/15000rpm、2.6kgf・m/11500rpm、15L
そこからバイクはメーカーの自主規制、そして最近は排ガス規制、さらに電子制御機器などによってパワーは落ち、車体は重くなっていったわけです。
ABSなどによって安全性が高くなる一方で、走りの面だけを考えると性能は落ちていっていますね。
俺はもともとカワサキ派なので、前の乗り換えのときにはW800なども考えましたが、そのスペックはこちら↓
空冷並列2気筒773㏄、226kg、52PS/6,500rpm、6.3kgf・m/4,800rpm、15L
どう思います? 車体重量は60㎏近く重いのに、最高出力は7馬力しか変わらんのでっせ。
いや、もちろん、最大トルクは全然違いますし、乗り味もまったく異なる。コンセプトも別ものなんでしょうが、なんだかなぁとも思うわけです。
あとは今回のテーマでいうと、俺の今の愛車スズキ・SV650がX500&CL500と同じ、いわゆるミドルクラスなので、そちらのスペックも紹介しておきます。
空冷V型2気筒645㏄、197㎏、76.1PS/8,500rpm、6.5kgf・m/8,100rpm、14L
SV650も数字上のデータがかなり優秀だと俺は思っています。
X500とCL500、どちらが秀逸?~データ比較~
さて、X500とCL500です。
同じようにシンプルにエンジン形式、重さ、最高出力、最高トルク、タンク容量だけをチェックしてみましょ。
まずはX500はこちら↓
水冷並列2気筒500㏄、208㎏、47PS/8,500rpm、3.2kgf・m/6,000rpm、13.1L
CL500はこちら↓
水冷並列2気筒471㏄、192㎏、46PS/8,500rpm、4.4kgf・m/6,250rpm、12L
この、俺が気にするスペックの項目だけを見るなら、ちょっとだけCL500のほうが優秀ですかね。
できればどちらももう少し最高出力とタンク容量があればよかったかなぁ。
そうそう、あとは価格。
X500=83万9800円、CL500=86万3500円
うんうん、これは大いに納得。とくにハーレーはよくこの価格で出してくれました。
100万円を超えなかったのは偉いっ!
積載量が決めて!~選ぶならどっち?~
ということで、ザクっと気になるスペックだけを確認してみました。
俺は別に昔の250㏄と最高出力が同じような感じだから、「なしだな」とは思いません。
だいたい、最高出力の違いを感じるのは高速道路ぐらいで、街乗りなら10PSぐらいあれば、もういいのだ。
ま、先に触れましたが、もうちょい、たとえば60PSぐらいあれば、よかったなぁとは思うけれど。
あと、昔のバイクとの比較でいうなら、今のバイクのほうが燃費がよい。
確か、バリオスは200㎞ぐらいで給油していて、それは今のSV650も同じです。
マルチとツインの違いはあれど、250㏄と650㏄が同じ、なんならタンク容量が違うので、SV650のほうが燃費がよいなんてすごいっすよね。
多分、ですが、X500もCL500も満タンで200㎞ぐらいが余裕をもって給油のタイミングなんじゃないかな(街乗りの場合)。
いずれにせよ、この2台のどちらかの購入を検討している方、なかでも他のリッターバイクなどと比較検討している方には俺は「ぜひ!」とおすすめしたい。
もちろん、用途によりますが、ミドルクラスは高速走行と街乗りを両立できる素敵なクラスですから。
ほんと、重量が200㎏を超えると、結構、ロンツー向きに寄っていきますよ。
それと、「釣りとバイクが趣味なんだ」目線だと、今回のX500とCL500は積載がどうかと。
これは俺的には70リットルのツーリングバッグを搭載できるかなのですが……。
こんなやつです↓
CL500はなんとかいけそうですが、X500は難しいような感じが……。
どなんでしょ……。
なので、俺ならCL500ですね。
悪路にもCL500のほうが強そうだし。
今回は以上です。
あ、バイク関連の記事の紹介がありました。
本日、巷の意見(5chの転載)の新記事を公開しました。秋でツーリングによいシーズンということで、テーマは「東京圏発日帰りツーリング」です。
でわでわ~。
投稿者/管理人