バイクのタイヤはは空洞で、なかには空気が入っている。空気圧とは、そのタイヤのなかの空気がタイヤを外側へ押そうする圧力のことで、単位はPSi、kPa、barとKgf/㎡ などが使われている。
適正の空気圧は車種によって異なり、基本的には、その適正値を表示したシールがシャーシに貼られている。
空気圧が適正値より低いと
●タイヤの路面抵抗が増え、結果燃費が著しく悪くなる
●路面グリップ力が低下し、バイクを傾けたときなどに転倒の恐れがある
●タイヤの摩耗が両端に偏ってしまう
などの症状があらわれ、
反対に空気圧が適正値より高いと
●道路で跳ねるようになり、乗り心地が悪くなる
●路面との接地面積が少なくなり、グリップ力が低下する。
●バイクタイヤの摩耗が中央に偏ってしまう
などの症状があらわれる。
自動車にくらべると空気圧の変化が大きく、
適正な空気圧でないと事故につながる可能性もある。
空気圧計はライダーの基本道具であり、
とくにツーリング前には愛車の空気圧をチェックしたい。
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