バイク編 其の十八 @ともさんの巻
今回の趣味人は都内在住の女性ライダー・ともさんです。
人気のアメブロガーで、ブログがじつにおもしろい。
取材をお願いしたところ、快諾いただきました。
それで、テーマなのですが、現在、「都道府県別おすすめツーリングポイント計画」を進めている管理人としては、
「ぜひ東京都内のおすすめツーリングスポットで」とお願いしたところ、
「えw 都内ー?(゚ω゚)それはちょっとw(¯∇¯٥)」というお返事でした(泣)。
聞けば、彼女にとって都内は「早く脱出したい場所であって走る場所ではない」と。
ぬ~手ごわいぞAB型……(←いや、たんにともさんの血液型がAB型なだけで、AB型は……というのは管理人の偏見です)。
しかも、取材日については「感覚と感性で生きてるので計画とかできませんw」とのこと。
なんとかお話はお伺いできたのですが、はてさて、どんな内容に……。
取材・文/管理人 写真/すべてともさんのご提供です。無断転載は禁止とさせていただきます
―――――――――――――
こんにちは。釣りバイクです。はじめまして……。
「あ、それってのりちゃんが出ていたサイト?」
う、あのおてんば、もといじゃじゃ馬、ではなく美人ライダーの肉山☆のりこさんをご存知で?
「はい。友達ですよー。ちなみに、これまた、そちらに登場していた小川みずきさんのことも知っています。免許取り立ての頃、いろいろお世話になりました」
チッ……、文章系のモトブロガー(いや、そんな言葉があるかは知りませんが)にはつながりが……。
「何か?」
いえ(ゴホン、ゴホン)。それはまた奇特、もとい個性的な女性ライダーのネットワークで。あらためて、よろしくお願いいたします。まず抑えておきたい基本情報として、ともさんがバイクに乗りはじめたきっかけを教えていただけますか。
「えーと、遡ること○年前。世の中はバイクブームでした。高校の部活の後輩達がバイク乗りで、ちょいちょい後ろに乗せてもらって遊んでました。その当時の彼氏もバイク乗りだったのでバイクの楽しさに目覚め、自分でも運転したいと教習所へ通うことにしました」
それからなのですね。
「その後、お付き合いした相手と結婚することになったのですが、その人は自動車しか乗らない人で。なので中型免許は取得したものの公道を走ることなく、私の生活は妊娠出産と瞬く間に一変してバイクどころではなくなっちゃいまして」
バイクとは離れましたが順調な人生をお歩みで……。
「その後、いろいろあって離婚しました(笑)。それで、今のオット(夫。ともさんは夫をこう呼ぶそうで)と縁を結んでくれたのがバイクだったのです。初めて会うときに、バイクに乗せてほしいとお願いしました」
ん? 初めて会うのにバイク……。ま、まぁ今の時代はいろいろな出会いがありますから、そこはスルーで話を先に……。
「待ち合わせのドトールでドキドキしながら待っていたら、重低音のマフラー音が聴こえてきました。彼(後のオット)の愛機GPZ900Rです」
それほど大きな音なら、きっと認可外のマフラーですよ……ボソリ
「(無視して)オットと再婚してからは子どもたちも幼かったので親業に専念しました。あのとき、私が乗せてもらったバイクはほとんど走ることもなく、車検を通すこともなく数年経過したことも。下の娘が成人した頃から、ふと自分がやりたかったことはなんだったんだろうと思うようになりました。そして、『そうだ(京都へ行こう。←ヲイ)、バイク乗りたかったんだ』と思い出しちゃったのです(笑)」
……。ともさんもいわばリターンライダーっすなぁ。
「それから私の壮絶な教習所生活が始まりました。オットがスクーターを会社から持って帰ってきてくれて、『これで教習所に通えばいいよ』と」
直結したんでしょ。その世代ですし(←なぜか辛口管理人。いや、冗談ですよ)。
「スクーターにまたがって『え、これ、どうやって乗るの?( ˙灬˙ ก)』でした。そしてニット帽にインカム付けてチャリで並走するオットとスクーターに乗る練習から始めることになりました」
インカムは必要なんだ……。
「車の運転もまったくしてない、おばちゃんですから、そりゃあもう大変だなんてもんじゃない教習所通いw( ;∀;) 人様の倍では済まず、数倍かかりましたw」
あれ……。ここで気がつきましたが、中免はお持ちなんでは?
「中免持ってても公道を走ったことないので、さすがにいきなり乗り始めるのは怖いし危険極まりない。なので、まずは教習所のペーパーライダー講習のことを調べました。そしたら大型取るのとそんなに値段が変わらない。『だったら大型取っちゃえば?』というオットからの安直な提案でした。オットもまさかツマがここまで運動音痴だと思ってなかったみたいです(笑)。で、なんとか卒検までたどり着いたけど1回目は八の字で転倒してアウト、2回目は緊張し過ぎて卒検始まる前にバイクに跨がろうとしてよろけて転倒w 3回目には教官が目を合わせてくれなくなりました(今、思うと緊張しすぎる私への配慮かと思われるのです( ;∀;)))」
まぁ晴れて免許を取得できてよかったではないですか。
「初めてのバイクはNinja650を選びました。オットがGPZ900Rに乗っているので同じカワサキにしました」
おぉ、俺と同じカワサキ派。これまでの失言をお詫びします(汗)
「(笑)。ですが、波乱万丈のバイク人生は終わりません。免許が取れるまで置いてもらっていた実家に取りに行ったときに立ちゴケしまして……」
うん。そこはしょうがないですね。立ちゴケは通過儀礼ですから。
「それがですね……。どんな倒れかたしたか覚えてないんですけど骨折しちゃってまして……」
……。
「それで、また乗れるまでに数ヵ月の時間が経過……。やっと骨折も治ってからは朝練と称して近場をオットと走ってました」
ふう。立ちゴケで全治数カ月はなかなか……。
「ですが、さらに、半年も経たずして、またコケて骨折w。さすがにこのままではいかんとバイクに慣れるためにカワサキ・エストレヤを増車しました。そしてネットの情報で講習会の存在を知り、心臓が口から飛び出る勢いで門戸を叩いたのです」
小川みずき先生も講習会に参加したとおっしゃっていました。
「その後、エストレヤからNinja250に乗り換えて長距離はNinja650で、近場はNinja250で楽しんでおります」
「何かご希望とかありますか?」
じつは東京都内のおすすめツーリングポイントを……。
「都内のおすすめといわれても……信号のストップ&ゴーの繰り返しってただただ辛いだけなんですけどーw(¯∇¯٥)」
うっ。これだからAB型は……。では何にしましょ。
「私がバイクに乗る楽しみのひとつは『くねくね道』を走ること。なので、私の好きな峠ベスト5とかいかがでしょ?」
くねくね道?
「私は、タイムを競うような走りはできないので、キレイに整備されたコーナーの連続よりもアップダウンが続く変則的なコーナーが続く道が好きです。美しい清流沿いや木々の間から遠くまで見渡せる美しい自然を感じることができたらサイコーですね。この先にはどんな道が続くのかどんな景色が広がるのか、想像力を掻き立てられるような道が好きなのです。それがくねくね道です」
(こちらの希望についてのやりとりの時間を返してほしいと思いつつ)なるほど。では、いきましょう。今回は「AB型の女性ライダーが選ぶ。くねくね道ベスト5」です。
※ちなみにともさんは基本、ソロではないので、「自分がキレイだと思っても誰かが止まらないと写真撮れないんですよ」とのこと。それに「オットも含め私の仲間は走りたい人たちだから、峠の途中で止まるなんて楽しみを中断するようなことはコケるとかない以外ない(笑)」ということで、そのくねくね道をきれいに表現している写真でないこともあります。ぜひ、ご自身が走って確かめていただけますと幸いです。
<さてさて、走って気持ちよい、ともさんおすすめのくねくね道は……。次のページに続くのです>
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