ここにきて仕事が忙しくてなってきまして……。
といっても昨今、巷を騒がせている新型コロナウイルスは関係ありません。
その新型コロナウイルスですが、釣りやバイクにも、なかなかの影響を与えているようで。
俺なんか楽観主義者なので、例えば仕事が休みになろうものなら「やったぁ、これで釣りやツーリングにいける」と喜びそうなものですが、そうはいかんのですよね。
まず、バイクについては、イベントが軒並み延期なり、中止になっています。
例えば少し前に本サイトの人気コーナー『趣味人に聞く』にご登場いただいたせんちゃん(その記事はこちら)は、YouTubeのリスナー参加のイチゴ狩りツアーを予定していたのですが、開催を自粛したそうです。
そして、より事態が深刻なのが釣りですね。
俺は渓流釣りメインなので、てっきり関係ないと思っていたのですが、釣りは渓流釣りのように一人でやるものばかりではないですものね。
このサイトの母体であるクラクラのメンバーには実際に影響があった人がいます。
一つは海上釣り掘の休業で、もう一つは乗り合い釣り船の休業です。
確かに、どちらも人が集まりますものね。
釣り人の立場としては「楽しみにしていた釣りができない」ということになりますが、より深刻なのが釣りに関係する仕事を生業としている方々です。
先の海上釣り掘や乗り合い船で仕事をしている人は収入がなくなるわけで……。
他にも釣りに関係する仕事はあります。
例えば釣り具店。
調べたところ、イシグロが声明を公表しています。
それによると、スタッフの体調管理の徹底やマスクの着用の推奨を挙げています。
しかし、マスクは着用したくとも品薄でできない可能性もあるということで、もう大変ですわ。
あと、「既に商品・パーツの入荷遅れ等が発生しております」とのことです。
※参考サイト/イシグロさんの公式HP
・新型コロナウィルス感染症についての影響と当社の対応について
さらに、より深刻になる可能性があるのがエサ問題です。
俺は知らなかったのですが、イソメなどの釣りエサは中国からの輸入が大半を占めるのですってね。
それが「今回のコロナウイルスの影響により、そのいくつかは現在稼働していないそうです。 流通の問題以前に、生産量自体が低下している状況。これは予想以上に深刻です」とのこと。
今はまだ顕在化していませんが、場合によっては繁忙期のゴールデンウィーク頃には今のマスクやトイレットペーパーのように「イソメがない」ということになるかも……と。
※参考サイト/TSURINEWS
・コロナウイルスの影響で「釣りエサ店」が大打撃 中国からの輸入量が減少
生きエサがないなら、ルアーで釣ればいいじゃない!(←またもマリーアントワネット風)
と思っても、今の時代、世界の経済はいろいろなことが連動しているので、なかなかそうはいかないようで……。
この経済の停滞によってルアーも品薄や価格の高騰の可能性があることは否定できません。
巷の意見としては「まぁ最終的には釣りにすら行けない状況になりうるからな」というものもあります。
あ、本サイトのコーナー『巷の意見』も新記事をアップしました。リンクはこちら(「新型コロナウイルスが釣り業界にもたらす影響を考える」)。
さてさて、この先、どうなることやら。
あまり関係ないのですが、漫画の名作『ブラックジャック』に出てくる俺の好きなセリフを紹介しておきま。
「人間が生き物の生き死にを自由にしようなんて、おこがましいとは思わんかね」
※第29話「ときには真珠のように」より
いや、何もしなくてよいと言いたいわけではありませんよ。
するべきこと、自分にできることをしたら、その先は……ということです。
でわでわ~。
投稿者/管理人
サムネイル画像はTSURINEWSさんのサイトより