【出張版さすライダー・ドットコム/連載第1回】
『釣りとバイクが趣味なんだ。』をご覧の皆様、初めまして「さすライダー」と申します。
バイクで日本をグルッと2周したり、オーストラリアをマルッと1周したりしている、ちょっと世間からドロップアウト気味の放浪系ライダーです。
このたび、管理人様のご好意により、これからちょくちょく記事を書いていく事になりましたので、以後お見知り置きを(キラリ)。
僕はバイクでキャンプツーリングに行くのが大好きなので、初回はお気に入りのキャンプ用品を紹介しようと思います。
そして、その商品とは別名「ライダーをダメにする椅子(僕が命名)」こと「Helinox チェアワン」というキャンプ用の椅子です!
Helinox チェアワンとは?
油断すると噛みなそうな名前のHelinox(ヘリノックス)という名のメーカーは、2009年設立という比較的新しいメーカーで、今では世界的なアウトドアファニチャーメーカーとして君臨しています。
日本ではあのモンベルがHelinoxの代理店を務めており、なかでもイチオシの商品が今回紹介する「チェアワン」なのです!
現在様々なアウトドアメーカーが、組み立て式のローチェアを発売していますが、その元祖的存在にして、今でも抜群の人気を誇る商品がチェアワンなんです。
チェアワンの主な特徴としては、軽くて丈夫な作り、動きたくなくなる悪魔的な座り心地の良さ、そしてコンパクトに収納可能……と。
「何これ? ライダーのために作られた椅子なんじゃない?」と思える逸品です。
チェアワンの積載サイズについて
僕はライダーなので、アウトドア用品を選ぶ際は「バイクに積載出来るか?」を常に意識して選んでいます(ライダーあるある)。
その点チェアワンはバイクへの積載性に優れていて、収納サイズとしては35×10×12cmとなっています。
……ってか……急にそんな数字を言われても……。
わかります、わかりますよ!
言いたいことはわかります。
ってことで、早速具体的な例を挙げると、僕の愛車のR1200GSと、奥様の愛車のボルティのリアシートにチェアワンを置いた画像をご覧下さい。
どうですか?
まぁ巨体のGSは積載出来て当たり前として、シート幅の狭いボルティでも余裕でリアシートに積載できる大きさなので、いかにチェアワンが積載性に優れているかおわかり頂けたと思います。
もちろん実際は裸のままではなく、シートバックなどに積載することになるとは思いますが、チェアワンは1~2泊用の小ぶりなシートバッグでもスポッと収まります!
ということで、ライダー目線のアウトドア用品選びの基本「バイクに積載できるか?」は余裕でクリアしちゃう優秀なチェアワンなのでした。
チェアワンの組み立てについて
ツーリング中にバイクで走りまくると、キャンプ場についた途端にフッ……と力が抜けちゃいますよね。
そんなお疲れの自分を癒すために、一刻も早く椅子に座りたい!テントを建てる前にまずは座りたい!
そんな時に椅子の組み立てが面倒だと、思わず「キィ〜!」ってなっちゃいますが、そこはご安心ください、なんと!チェアワンは慣れると1分で組み立て完了です。
チェアワンの組み立て方法は、連結型のフレームをサクッとジョイントして、その上から座る部分のカバーをはめるだけ、これだけで終了です!
慣れれば本当に1分程度で、文字通りサクッ!と組み立てる事が出来るので「椅子が欲しいけど、組み立てが面倒なのは嫌だな……」というライダーでも全然平気です。
チェアワンの極上な座り心地について
僕はチェアワンを「ライダーをダメにする椅子」と呼んでいます!
最初は「折り畳み(組み立て式)の椅子なんて、所詮。座り心地はスポイルされてるんだろうな……」となめてかかっていましたが、ところが一度チェアワンに座ると……まるで包み込まれるような座り心地の良さにウトウトしてしまいました。
ぶっちゃけ、家のソファーよりも快適な座り心地なので、キャンプ以外でも使いたいレベルで気に入っています!
なので、僕は普段ガレージの中にチェアワンを置いて、愛車を眺めながらボーッとしてます(いつもボーッとしてるけど)。
仮に景色の良いキャンプ場でチェアワンに座ろうものなら、
「もう明日もここに連泊しちゃおうかな?」
↓
「今から買い出しに行くのも面倒だな」
↓
「ってか、ここから1mmも動きたくない(´∀`)」
とライダーを完全にダメにします。
「ツーリング中はとにかくバイクで走りまくりたい!」「明日も明後日も予定がビッシリだぜ!」。
そんなライダーは、決してチェアワンに座ってはいけませんよ。
今回のまとめ
チェアワンはライダーをダメにしますが、軽くて丈夫で、組み立てが簡単で、しかも積載性が良いので、、、チェアワンを選ぶしかないのが辛いところです。
椅子としては多少値は張りますが、キャンプツーリングが好きなライダーなら是非ダメになってみて下さい(なお、ダメになる責任は負いかねます)。
(管理人より/今回のコラムでご紹介した商品はこちら↓)
執筆者のプロフィール
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北海道砂川市在住。バイクで日本2周、オーストラリア1周済の放浪系バイク乗り。フリーのWebライターとして活躍中。自身のサイト、本家「さすライダー.com」も大好評。YouTubeの「さすライダーチャンネル」のチャンネル登録もお願いします。
【管理人より/『趣味達者が綴る』のバックナンバーはこちら】
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