【出張版さすライダー・ドットコム/連載第6回】
こんにちわ、ガジェットは最新型の一番良いやつよりも、型落ちのコスパの良いモノが大好きな男、さすライダーでございます。
それって、単にお金がないだけじゃね?……というど正論のツッコミはご遠慮頂きたく存じます。
僕は現在ライターやブロガーとして活動しているかたわら、YouTubeにバイク動画を上げる「モトブロガー(的なもの)」としても活動していますが、走行動画を撮っているカメラは「GoPro HERO5 Session」でございます。
「へ? 最新のHERO8じゃなくて5? しかも「Session」ってなんやねん?」と思ったそこのあなた……ここで言わせてもらいいましょう、ライダーなら「敢えてGoPro HERO5 Sessionを選ぶ価値がある」と!
GoPro HERO5 Sessionって?
現在GoProシリーズはHERO8まで出ていますが、今回紹介する「GoPro HERO5 Session」は第五世代のHERO5のバリエーションモデルで、まるでサイコロのような正方形ボディがトレードマークです。
特徴としては「液晶モニターを省いている事」で、これはコストカットという意味合いではなく、本体を極限まで小さくするというコンセプトに基づいた設計となっています。
しかし、防水性能を備えた頑丈な作りの本体、4K動画を撮影可能なカメラ性能など、コンパクト設計でもGoProとしての特徴な損なわれていません。
ちなみにHERO4にもSessionの設定がありますが、HERO6以降にはSessionの設定はありません。
ライダーに敢えて「GoPro HERO5 Session」をススメたい4つの理由
さてさて、なるほど……GoPro HERO5 Sessionってものはよくわかった!
でも、なんでHERO8が出ているときに、そんな古臭い(失礼)GoProをススメるの?
はい、そうですよね……普通に考えればHERO8を買うべきですよね……だから僕が敢えてGoPro HERO5 Sessionをススメる4つの理由を解説していきますね。
その1:GoPro HERO5 Sessionはとにかく小さい
ライダーなら説明不要かとは思いますが、今回のテーマは「敢えて」なので……敢えていわせてもらうと「バイク用品は例外なくコンパクトなことが正義!」ですよね?
積載スペースに限りのあるバイクだから、なるべく身軽な方が旅を楽しめるから、バイク用品はコンパクトな事が正義なんです。
その点、超絶コンパクトなGoPro HERO5 Sessionは、じつにライダー向けといえるGoProで、小さいが故にマウントの自由度が高く、バイクを離れるときは外して「ポケットIN」が可能なサイズです。
つまりはGoProを収納するスペースを考える必要がなく、持ち運びはジャケットのポケットINだけで事足ります。
その2:GoPro HERO5 Sessionは操作が至ってシンプル
GoProは世代を問わず、至ってシンプルな操作系統となっていますが、GoPro HERO5 Sessionのシンプルさは群を抜いています!
動画撮影時は本体の上にある、丸くて大きな「録画ボタン」を押すだけで録画開始、もう一度押せば録画停止……基本操作はこれだけとなっており、じつはこの操作は電源のON/OFFも兼ねています。
もはや説明書を見る必要もなく、誰でも簡単に速攻で動画を撮影することができます!
その3:GoPro HERO5 Sessionは必要十分なカメラ性能を備えている
なんとなくの話ですが……GoPro HERO5 Sessionは見た目が凄くコンパクトなので、カメラ性能がイマイチだと思ってしまう人がいるかもしれません。
しかし、そこは安心してください!
ちゃんと良いカメラを履いてますから(?)
そもそもGoProはあくまでカメラであり、いかにコンパクトでもカメラ性能を削ってしまうGoProさんではありません。
GoPro HERO5 Sessionはきちんと4K撮影に対応しており、GoProのお家芸の超広角撮影、手振れ補正にもキッチリと対応しています。
ちなみに僕がメインで使っているのは、4Kではなく「1080P 60フレーム」の設定ですが、YouTubeのコメント欄に「さすライダーさんの走行動画はキレイ!」と書いてくれる視聴者さんもいるほどです(マジです)
ただし、もちろん最新のHERO8で撮影した映像よりは劣るのでしょうが、そもそも「モデルによる画質の違い」を認識できる人の方が遥かに少ないはずです(一部の映像マニアに限られます)
その4:GoPro HERO5 Sessionには液晶モニターがないけどスマホがある
GoPro HERO5 Sessionの最大の特徴は「液晶モニターがないこと」です。
え〜、それじゃ今撮ってる映像を確認できないじゃん……と思うかもしれませんが、これはスマホと繋げることでリアルタイムで確認できます(スマホをモニター化する)
ってか、そもそもバイクの走行動画って、撮りながら(走りながら)映像を確認することってあまりない……というより危ないからやめたほうがいいと思います(笑)
つまりは液晶モニターの有無に関わらず、結局はバイクを降りたときに走行動画を確認することになるので、そのときにスマホに繋げればよいだけの話なんですよね。
GoPro HERO5 Sessionのデメリット
よいことだけをひたすら書きまくると、逆に信用を失う……のかは知らんけど……ここで敢えてGoPro HERO5 Sessionのデメリットも書いておこうと思います。
それはズバリ「バッテリーが内蔵式(交換出来ない)」であることで、これこそがコンパクトであることの代償といえます。
つまりはツーリングにGoProのバッテリーを複数個持っていって、バッテリーが切れたら都度交換する……ということができません。
ちなみに、これについての僕なりの対応策としては、ツーリング中の休憩や食事タイム、観光地散策中にモバイルバッテリーで充電をしておくことです!
結論:敢えてのGoPro HERO5 Session
ここまで、GoPro HERO5 Sessionのよさを散々論じてきましたが、そりゃ〜最新のHERO8を買えば間違いはないですよ。
ただし、ライダー的には敢えてGoPro HERO5 Sessionを選ぶ理由は意外と沢山ありますし、もちろん価格は旧モデル価格となっています。
え? なになに、最新モデル? 高くていいヤツ? ……ッフ、俺はそんなものより、コスパがよくて「使えるものを選ぶぜ!」という僕のようなひねくれ者ライダーには自信を持ってGoPro HERO5 Sessionをオススメします!
執筆者のプロフィール
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北海道砂川市在住。バイクで日本2周、オーストラリア1周済の放浪系バイク乗り。フリーのWebライターとして活躍中。自身のサイト、本家「さすライダー.com」も大好評。YouTubeの「さすライダーチャンネル」のチャンネル登録もお願いします。
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