【出張版さすライダー・ドットコム/連載第7回】
皆さん、こんにちわ、毎年30泊以上はテントのなかで過ごす、キャンツー大好き人間・さすライダーでございます。
夏といったらツーリング、ツーリングといえばキャンプ、そしてキャンプといえばテントですよね!
言うまでもなくテントはキャンプにおける家のような存在で、キャンツーの快適さを大きく左右する重要アイテムです。
しかし、積載スペースが限られているバイクツーリングでは、単にデカくて広くて機能満載なテントを選ぶと、逆に大変な思いをすることになります(汗)
ということで、今回はバイクツーリングにフォーカスした、おすすめの「ツーリングテント 」を紹介したいと思います。
ツーリングテント選びのチェックポイント
早速ではありますが、まずはツーリングテントを紹介する前に、選び方のチェックポイントを解説しようと思います。
今から紹介する3つの項目をチェックすれば、少なくても「買って失敗だった(涙)」という事態に陥ることは無いと約束します!
その1:テントの室内スペースの広さをチェック(1人用より2人用)
ツーリングテントはバイクや自転車で旅するユーザー向けに作られているので、基本は小さめに設計されています。
となると選ぶ側も「なるべく小さい方がええやん」と1人用のテントを選びがちですが、じつはツーリングテントは1人用より2人用を選んだほうが実用的です。
なぜならライダーはヘルメット、ジャケット、バッグ、着替え、洗面用具、デジタル機器など、とにかく旅の持ち物が多いので、テント内に荷物を置ける場所も欲しいわけです。
1人用テントはライダーが室内で寝るとほぼスペースがなくなってしまいますが、2人用であれば荷物を置く余裕も生まれます!
なので「とにかくコンパクトなテントが欲しい!キャンプは寝るだけの手段!」というライダーでない限りは、1人用より2人用のテントを選ぶことをオススメします。
その2:テントの前室の広さをチェック
椅子や調理器具を置いたり、夜露で濡れないようにブーツを置いたり、愛車や景色を眺めながらボーッと過ごす場所がテントの前室です。
この前室スペースが広いか狭いかによって、キャンプの快適さは大きく異なり、また雨の日の過ごし方に大きな影響を与えます。
前室が広ければ風や雨を避けてご飯を食べることが出来るし、テント内に入れたく無い荷物の収納も余裕です!
キャンプは基本テントの中で過ごすよりも、前室で過ごす時間のほうが長いので、前室が広いほうが快適なキャンプライフを送れます。
その3:テントの積載性をチェック
いくら素晴らしいツーリングテントでも、バイクに積載できなければ何の意味もナッシングです。
これこそがバイクツーリングの歯痒くも面白いポイントで、いかに限られた積載スペースに合った良いアイテムを探すかがポイントです!
ツーリングテントは基本コンパクトに収納できるように設計されていますが、必ず実際の収納サイズをチェックした上で、手持ちのバッグに入るかを確認しましょう。
もちろん、テント以外にもシュラフやマットなど、他に積載するアイテムと合わせて収納できるのか?ここも忘れずにチェックが必要です。
おすすめのツーリングテント5選
ツーリングテント選びのチェックポイントが分かったところで、ここからはおすすめのブツを5つ紹介していきます。
この中であなたがビビッ!っとくる一品があれば幸いです!
1:定番中の定番「コールマン ツーリングテントST」
キャンプを愛するツーリングライダーなら、誰でも一度はその名前を聞いたことがあるであろう、定番中の定番ツーリングテントです!
1〜2人用の室内スペース、必要十分な前室の広さ、コンパクトな収納サイズなど、まさにツーリングテントの教科書のような存在で、しかもリーズナブルだから売れて当然です。
初めてのキャンプツーリングでテント選びに迷ってしまったら、とりあえずこれを選んでおけば間違いないです。
2:流行りのティピー型「BUNDOK ソロティピー1 BDK-75」
コスパに優れたアウトドア用品をリリースするBUNDOK(バンドック)のティピー型ツーリングテントです。
インスタ映えするオシャレなテントとして、近年人気のティピー型を採用しており、構造上前室が広く設営が簡単という利点があります。
なお、室内スペースは1人用ではありますが、その分収納サイズが非常にコンパクトで、何より気軽に購入できる価格が素晴らしいです!
3:前室が神ってる「DOD ライダーズバイクインテント」
そのままバイクをINすることができる広い前室を備えている、DODの居住性抜群のツーリングテントです。
まるで前室が一つのテントのような快適さで、連泊や雨の日のキャンプでもストレスがたまることがありません!
流石に収納サイズはかなりの大きさではありますが、快適性とのトレードオフとして検討してみる価値はあります。
4:元祖ツーリングテント「モンベル ムーンライト2」
月明かりでも簡単に設営できるテントとして「ムーンライト」と呼ばれている元祖ツーリングテントです。
独特のフレームを組み立てるだけで、あとはテントとフライシートを吊るしてペグを打つだけの簡単設営なのに、室内空間が広く前室まで備えています。
古くから多くのツーリングライダーに愛用されてきたテントなので、完成度の高さは折り紙付きです!
5:多目的な前室「ロゴス neos ツーリングドゥーブル-BJ」
テントの前に張り出ている広い前室が魅力のロゴスのツーリングテントです。
食事を取ったりするリビングスペースとしてはもちろん、バイクを収納することも可能な多目的な前室が魅力です。
共通フォーマットの1人用のSOLOと、2人用のDUOがあるので、自分に合った室内スペースを選択することが可能です。
まとめ:今年もキャンツーに出かけよう!
初っ端から、いろいろと大変なことがあった2020年ですが、いよいよ本格的なツーリングシーズンが到来しました。
早速イケてるツーリングテントをゲットして、今年も愛車とキャンツーに出かけましょう!
執筆者のプロフィール
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北海道砂川市在住。バイクで日本2周、オーストラリア1周済の放浪系バイク乗り。フリーのWebライターとして活躍中。自身のサイト、本家「さすライダー.com」も大好評。YouTubeの「さすライダーチャンネル」のチャンネル登録もお願いします。
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