【出張版さすライダー・ドットコム/連載第16回】
どもです、最近全然旅に出ていないので、仕事がどんどん減っている男、さすライダーです。。。
とは言っても北海道はそろそろ冬眠シーズンに入るので、物理的にバイクで旅に出れないわけですが、ところが今はそんなの言い訳なんですよね!
だって今は「レンタルバイク」がありますから(どど〜ん)
ということで「物は所有からシェアする時代へ」まさにそんな時代の代名詞「レンタルバイク」のメリットとデメリットを語っていこうと思います。
メリット1:日帰り・1泊2日でも遠くをツーリングできる
例えば僕の住んでいる北海道は、本州ライダーが来ようものならフェリーで最低1〜2日、自走だって少なくても10時間以上はかかるのが普通です。
つまり1泊2日はおろか、日帰りツーリングなんてまず無理なんです、、、が!レンタルバイクなら朝に飛行機でサッときて、サッとバイクをレンタルして、その日の夜にサッと帰ることも可能ですし、1泊2日あれば宗谷岬だって行けちゃいます!
もちろん「自分のバイクで」という拘りがあるライダーは除きますが、とにかくGLAYのように「ここではない、どこか」をツーリングしたいライダー、しかも長期の休みが取れないよ!という場合はレンタルバイクを強くお勧めします。
メリット2:気になるバイクを思う存分試せる
話題の新型モデルに乗ってみたい!憧れのあのバイクに乗ってみたい!今マジで買おうとしているバイクがあるから、一度ガッツリ乗って確かめたい!、、、こんな時は問答無料でレンタルバイクをお勧めします。
もちろんバイク屋で試乗するのも良いですが、せいぜい1時間が良いところですし、市街地もワインディングも海沿いも全部試す!なんて出来ないですよね。
その点レンタルバイクであれば、気になるバイクを何時間でも、いや、何日でも試せますので(お金はかかりますが)きっと満足できるはずです。
メリット3:マシンの状態が万全
ツーリングに行こうとした時に限って、あ、、、タイヤの空気圧が減ってる、、、チェーンにしばらく給油してない、、、ってかヘッドライトが点かない、、、なんて日頃のメンテ不足が露呈したりします。
ところが普段からプロが完璧なメンテを施しているレンタルバイクであれば、マシンの状態を気にせず純粋にツーリングを楽しむことができます!
もちろん普段から愛車の状態チェックすれば良いだけの話ですが、忙しい時はそうもいかないですよね。
デメリット1:そもそも店舗が無いと借りれない
僕は将来的には「レンタルバイクは店舗が不要になるのでは?」と思っていて、具体的には申し込むとバイクが勝手に自走してくる、もしくはドローン配送になるのでは?と思っていますが、残念ながら現時点では店舗まで行く必要があります。
つまりは近所に店舗がない、又は走りたい場所に店舗がない場合は、事実上借りるのが難しいということになります。
レンタルバイクは今のバイク業界では数少ない「伸びているサービス」なので、店舗数は年々増加傾向にありますが、それでも地域差が大きく恩恵を受けらないライダーが多いのも事実です。
デメリット2:立ちゴケや傷をつけると弁償が必要
恐らくレンタルバイクの1番のデメリットですが、やはり人様のバイクを借りる以上は、立ちゴケや傷には細心の注意を払う必要があります。
仮に「自分だったらこれ位の傷なんて気にしないよ!」っていう場合でも、レンタル中につけた傷はキッチリと弁償する必要があります。
ましてや運悪く立ちゴケなんかしちゃったら、大型バイクなら軽く10万以上の修理費を請求されますので、少なくても各レンタル業者の車両保険にはケチらず入っておきましょう。
結論:バイクを所有しててもレンタルバイク!
俺っちはウルトラスーパーカッコいいバイクを所有しているから、レンタルバイクなんて1mmも興味がないぜ!、、、これ、ちょっと前の僕です(笑)
むしろバイクを所有しているからこそ、他のバイクに乗る機会というのは貴重だったりします。
忙しくて諦めていた北海道ツーリングを1泊で実現できたり、一度は乗ってみたかった憧れのバイクに乗ってみたりと、レンタルバイクの可能性は無限大です!
執筆者のプロフィール
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北海道砂川市在住。バイクで日本2周、オーストラリア1周済の放浪系バイク乗り。フリーのWebライターとして活躍中。自身のサイト、本家「さすライダー.com」も大好評。YouTubeの「さすライダーチャンネル」のチャンネル登録もお願いします。
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