ちょっと前に『鉄腕ダッシュ』を見て、「そういえば高尾山周辺ってヤマメが釣れるのかなぁ」と思いました。
その思い、記事にもしました(記事はこちら)。
それ以来、いつかは検証しようとチャンスをうかがっていました。
んで、先日、朝から多摩市の多摩センター駅付近で仕事があったんす。
多摩センター駅付近は、俺が住んでいる埼玉からは、それほどは遠くはないっす。
40kmあるかないか。
でも、朝早いと自動車通勤ラッシュに巻き込まれて、かかる時間が読めなくなります。
なもんで、また、「それなら夜中に出て釣りしてから仕事してやる」作戦を発動してみました。
多摩センターなら高尾山が遠くはない……。
ついに高尾山問題(?)の検証です。
出たのは午前2時30分くらいでした。
圏央道を使えば高尾山は近いっす。
夏で朝早いマズメにも間に合いました。
ただ、ですね……。
高尾山付近に着いてから、フィールド選びに悩みました。
先の記事で紹介した北浅川付近はJR高尾山駅から14kmくらい。
バイクや車なら屁でもないですし、高尾山周辺であることに間違いはないですが、
あまり次の仕事場である多摩センター駅付近から離れたくなかったし、
ちと高尾山から距離がある……。
いや、俺は「高尾山で渓流釣りが楽しめるのか?」を知りたかったので、
どうせなら、できるだけ高尾山の近くで竿を出したかったのです。
いわば、求めたのは前回の「千葉の養老渓谷で渓流釣りは楽しめるのか」に続いて(その記事はこちら)、有名観光地で釣ってみた感覚です。
どこかないかとスマホで検索。
すると高尾山の近くに「浅川国際マス釣り場」という文字を見つけました。
マス釣り場……。
「逃げ出したマスが釣れるんじゃね?」と思い、そこに決めました。
川の名前は小仏川。
あ、今回、とにかく「高尾山付近で釣りをしてみたい」という一心で現地に出向きました。漁協が入っているのかも、確認できず……です。問題があったら、ご指摘いただけますと幸いです。
川の様子ですが、渓流釣りらしい野趣はないところです。里川という感じ。
ただ、ヤマメがいてもおかしくはないというギリギリのラインでした。
川原が広がっているわけではなく、移動は結構、川を歩きました。
エサは持参したブドウ虫。
下流側はボサだらけなので少し試してアタリがないのを確認して、上流側に向って進みました。
釣り上がりですが、アタリはなし……。
ん~、いても不思議はない雰囲気なんすけど……。
やがて、滝にぶつかりました。
堰堤(えんてい)……。
この川に魚がいるなら、ここだべ!
気合を入れて、ブドウ虫を投入です。
すると、すぐにアタリがありましたっ!
……。
アブラッパヤです。
なんか、俺、渓流に行くたびに100%に近い確率でアブラッパヤを釣ってますね。
ヤマメはいねが~(ナマハゲ風)と、再度、同じ場所に投入。
すぐにアタリはあったのですが、またアブラッパヤ……。
ここはアブラッパヤの入れ食いでしたね。
ちなみに、この滝、写真を見るとおわかりのように二段になってるんすよね。
んで、気分転換に上段側を狙ってみました。
すると、小さなアタリが。
「こっちは魚がいなさそうなのにいるもんだなぁ」と感心して、上げたところ……。
ヤマメっす!
サイズは10cmくらいの小物でしたが、
ヤマメっす!!
↑大事なことなので2回言いました。
放流ものなんすかね。
それにしては小さいしなぁ。
でも、場所によっては、このサイズも放流するというし……。
いずれにせよ、ヤマメ、釣れましたよ!!!
よかったぁ。
満足して、仕事に向いました。
仕事中は眠かったなぁ……。
さて、今回の小仏川、おすすめ度は100点満点で20点。
いや、満足度は80点くらいありますよ。
ヤマメが釣れたから(しつこい)。
ただ、他の人にすすめるのに釣り場としてどうかというと、
あえて、ここに行く必要はないかと……。
アブラッパヤは入れ食いなので、
「渓流釣り、やってみたい」という彼女がいる方はどうぞ。
高尾山に行くついでに寄って、「俺らはこれを狙ってるんだよね」と
ヌルッとした魚体を愛でるとよかです。
ほら、ヤマメやイワナ狙いだとボウズの可能性もあるから。
まぁ、それで彼女が渓流釣りにはまり、詳しくなったら、
「あのとき、嘘ついたでしょ」と怒られるでしょうが(笑)。
でわでわ~。
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