【釣り】「真冬のタナゴ釣りのコツは釣れるのか?」を検証してみた【埼玉県川島町】

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もう12月で2022年もそろそろ終わりっすなぁ(この記事は2022年12月6日に書いています)。
気候の面では、この時期はどんどん寒くなってきています。
そうなると俺のような自宅から海が遠いがために、淡水釣りがメインの人間には厳しい……。
だって、魚が釣れなくなるから。
ヘラは真冬でも釣れないことはないのは知っているのですが、俺はヘラはやらんのです。
あとはワカサギがいるのですが、関東のワカサギは基本、放流ものですからね。釣れる場所がかなり限定されます。
それで、少し前からタナゴ釣りをはじめました。
タナゴは冬でも釣れるような気がしたから……。

でも、実際は昨冬はさっぱりでした。
そもそも論でいうと、自宅の近所は用水路が多いのですが、それは水田用で、冬には水が抜かれるのです。
こんな感じに↓

これは10月くらいに撮影した写真です。まだ秋ですが、すでに水はなく…

こういう用水路は川から水を引くもので、それで水田に水を張るのですが、冬は水田は日向干しにする必要があるということで、川から水を引くのをやめるそうな……。
これは以前、農家の方から聞いた話で、すべての用水路がそうではないですけどね。

先の写真の用水路は、水のなかを覗くと夏にはメダカやザリガニなどが目視できるのですが、そのような生き物は冬はどこにいってしまうのですかね……。
いや、自然って不思議。

その謎はいつか調べるにして、そろそろ本題です。
テーマはずばり、「冬にタナゴは釣れるのか」です。

基本、俺は一度、釣りをした釣り場には二度は足を運ばないのですが、魚が釣れる場所は数に限りがありまして、例外がどんどん増えています。
今回はテーマ的に一見さんの釣り場では検証にならないので、俺がタナゴを釣ったことがある実績場に足を運びました。
友人と一緒に。

場所は川島町(埼玉県)の用水路です。
ちなみにここでタナゴが釣れたときの様子は別の記事で(バナーをクリックすると記事に飛びます)↓

本当は午前中の早い時間帯に到着する予定だったのですが、寒くて「あまり釣りをする気がしないなぁ」ということで、ぼちぼち暖かくなった午前11時頃に現場に着きました。

ここは冬でも水があることは、以前、タナゴを釣ったときに稲刈りをしていた農家の方に伺って知っていたのですが、それでも水は少なくなっていました。

夏はもっと水が多かったです。それにしても、のどかな光景ですよね

流れはある程度速く、水もまぁ適度に澄んでいて、底まで見えます。

場所によっては水草的なものが生えています

すると、魚がいるかどうか目視で確認したくなるもので、パッと見は魚はいませんでした。

それに周りに釣り人が一人もいない……。
「これ、竿を出す?」と友人と相談しながら用水路沿いに歩いてみると、それでも小魚の群れが走るのが目に入りました。
うん、小魚の群れは結構いる。

「まぁ小魚がいるならやってみるか」と、とりあえず竿を出してみることに。
見える魚は釣れないというし、なんか釣れる気はしなかったので、竿を出すのは友人で、俺はエサ付け係(←おかしな連係プレイ)。
エサは持参したアカムシです。

流れがある程度速いので、その流れに任せて一定区間、エサを流してみましたが、アタリはゼロ。
途中、小魚の群れがエサの脇を通り過ぎましたが、完全にスルーでした。
まぁこの魚のサイズにアカムシは大きすぎる(それくらい小魚が小さいということです)。

それにしても夏に釣れたタナゴさんはどこに行ってしまったのでしょ。
それにタナゴは無理にしても夏にはエサを入れると、すぐにタモロコやフナなどの小魚が食ってきたのに、今はもう、うんともすんとも……。

というわけで、やはり冬にタナゴを釣るのは難しい…と結論付けて帰ろうとしたところ、ちょうど、これから釣りをしようという方がいらっしゃったのです。
はて、何を釣るのでしょ……。声を掛けてみました。
俺ら「これから、ですか?」
釣り師「はい。タナゴをちょっと……」
俺ら「た、タナゴ!? 釣れるんすか!?」
釣り師「はい。釣れますよ。1時間に20とか30尾くらいは……」

すごっ。
その方のお話では、目視できる小魚の群れはタイリクバラタナゴの小魚の群れだそう。
お願いして、その釣りの様子を見させていただきました。

そうそう、その方に教えていただいたポイントは次の通り。
・仕掛けはタナゴ用で針は小さめ。エサはグルテンを小さくつける
・群れを見つけて、そこにエサを投入。すると逃げる群れと逃げない群れがあって、逃げない群れなら釣れる

それだけ。
うん、シンプルです。
でも、その釣りを見つけられるかどうかが大きな分岐点。
見ていると、その方はサクリと釣り上げていました。

お見事です。小さいけれど、きれいでかわいいタナゴ。お願いして写真を撮影させていただきましたが、基本的にその方はバケツに張った糸を利用して魚体に触れずにリリースしていました

なるほど、その時期、その場所に合った釣りをすれば、魚は釣れるんすね。
俺らのように諦めたら、そこで終わりです。
ということで、今回の検証の結論は……。
冬でもタナゴは釣れる!
です。

先に触れたように俺は同じ釣り場であまり釣りをやらないので、ここではやらんすが、別の場所で、今回教わった釣りを試したいと思います。

今回は以上です。
でわでわ~。

投稿者/管理人

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