記事の初公開／2022年12月11日
先日、ヘルメット（以下メット）を新調しました。
本サイトを確認したら、前のを「購入したぁ」という記事の公開が2018年6月30日でした。
そか、もう4年も経つのか……。そりゃ、新調の時期ですわな。
というより、本サイトを4年以上続けいてることにビックリです。
体感的にはまだ2年くらいなのですが月日が流れるのは早いもんです。
それはそうと、新しく購入したのはKabutoの「KAMUI-3 JAG」のブラックブルーです。
え～と、表記については読みやすく、以降はカタカナでいきます。カタカナでいうならカブトのカムイ3ジャグです。
ということで、今回はそのレビューを中心に2022年12月現在のメット事情を俺なりに考えてみたいと思います。
今回はこちらのカムイ3のレビューが中心です
基本は3年～メットの交換時期～
まずはメットの基本から。といってもここではザックリといきます。
今回は「メットを新調した」という話なのでメットの交換時期を紹介すると、メーカーの多くは3年以内を推奨しています。
「以内」ということなので、長くて3年ということっすね。
これは安全性を考慮しての話だと思うのですが、俺の経験では普通に使っていてもだいたい3年くらいでやれて、「そろそろ交換だな」となります。
縁の部分のゴム的なパーツがボロボロになってくるのですよね。
俺の場合、二つ前はカブトのエアロブレイド3だったのですが、3～4年でゴムパーツが剥がれてきました↓
ゴムの接着が剥がれた状態となりまして…
一つ前のはショウエイのRYDなんすけど、これは先日、前側の樹皮的なところの一部がペロンチョと剥がれて、唇に当たったんすよね。それで、「あぁもう新調しないとダメだな」と思った次第です、はい。
この写真は前側を裏から撮ったものです。もうボロボロっす
もちろん、使い方によるのでしょうし、サンデーライダーならこうはならないのでしょうが、日常的に乗るとこんな感じです。
だから必然的に3～4年で交代になると。
繰り返しますが、メーカー推奨は3年ですから、このようにボロボロになってなくても買い替えは検討したほうがよいっすよ。
その他のメット情報は本サイト内の「【半キャップが安全？】メットのあれこれ【ホールドする？】」をご参照を！
ショップはかなり品薄～2022年12月時点のメット市場～
メットの新調を決めた俺はまず、2りんかんに向かいました。
それでかなり驚いたことありまして……。
俺が目星をつけていたメット、それは今回、購入したカムイ3なのですが、店頭にはなく、予約してもいつ入荷するのはわからないと。
これは2022年秋～冬の話ですが、要はメットはかなり品薄なのです。
これは多くのメーカーがそうなのそう。
マジですの！？
その情報も記事にまとめいて、詳しくは「【バイク】バイクだけではなく、ヘルメットも品薄状態！ 賢く購入する方法は？【2022秋】」をご参照いただけますと幸いです。
ただ、ただ、ですよ。
これが自宅にてアマゾンで検索したら、サクッと購入できました。
いや、アマゾン強しです。
なので、ショップになければネット通販にゴーですな。
ショップと違ってフィッティングサービスを受けられないという弱点はありますが……。
俺は価格ファーストです～メットの選び方～
さて、続いてのテーマは「メット選びのポイント」です。
これは皆さん、どうしているのでしょうかね。
とりあえず、俺の場合を記すと、まずは予算優先で、3万円台のものとほぼほぼ決めています。
若い頃はもうちょっとお金を出していた気がするのですが、最近は「どうせ3～4年で買い替えだし…」と思ってしまうのですよね。
巷では「ショウエイがスマートヘルメットを発売！」がニュースとなっていますが、価格は13万円以上だそうで。
これって流行るのですかね。
それで、この価格帯（3万円台）を調べてみると、もうショウエイやアライだとカタログにないような……（俺はフルフェイス派なのでフルフェイスの話です）。
リーズナブルなシリーズでも、もうちょい高いんですわ。
ショウエイはそれこそRYDがあったのですが、もうカタログ落ちしています。
逆に「もっと安いのではどう？」となると、どうも気乗りがしない。
いや、きっとよい製品はあると思うのですが、メットに関しては俺は性能は価格に比例すると思っていて、2万円以下となると、ちょっとな……となってしまうんす。
これは根拠がない俺の感覚です。
んで、俺がメット選びで価格の次に気にするのはカラー。
もう、青しか嫌だ。いや、最悪は黒でもよくて以前は黒のメットも使っていたけれど、基本は青がよいっす！
ちなみに俺はメットを購入するときには、それまで使っていたのはタンデム用にキープして、もう一つ前はショップに引き取ってもらっていたんす。今はどうだかわからないけれど、俺の経験では引き取りは無料です。
ただ、今回は人生初の「メットをアマゾンで購入」だったので、手元に新しいメットと一つ前のメット、それにもう一つ前のメットと三つ残るかたちになりました。
まとめるとこちら↓
どうです？ やっぱり青でしょ（笑）？
あとは一般的なメット選びのポイントとしては「着用感」「シルエット（かたち）」「機能」「風切り音」「安全性（強度）」などがあると思うんすけど、それはもう個人のこだわりかと。
俺はほぼほぼこだわらないっす。着用感はやがてパッドがやれて慣れるでしょうし、シルエットはかぶってしまえば自分ではわからないですからね。
いや、適当で申し訳ない。
コスパは優秀～カムイ3レビュー～
さて、ここからがやっと、俺にとっての新メット・カムイ3のレビューです。
まず、価格から。アマゾンではこちら↓
それに冬の曇り止め用にピンロックも購入しました↓
アマゾンは割引があるので、タイミングによって価格が変動するでしょうが、俺が購入したときにはメットは19％オフの30,899円、ピンロックは25％オフの2,500円。足してやはり3万円台。まぁこんなもんでしょ。
あとはカムイ3情報としては無印単色をベースに、そこからいろいろなグラフィックものがラインナップされています。パターンによって「トゥルース」とか「フェニックス」とかあって、さらにそのなかでカラーを選べます。この種類の豊富さが魅力の一つでしょうね。
その他のカムイ3の主な特長はこうなっています↓
ふむふむ、走りが心地よくなるとな
このなかで俺にとってとくに魅力的だったのがインナーバイザーです。いや、これは、そこまで使う頻度は高くない。俺の長いバイク人生のなかでも本当に数えるくらいしかない。
ただ、そのうちの1回が「朝日がまぶしくて、もう危ない」という体験だったので、これはあったほうがよいと思った次第です。
それでは、この「おニュー」のメットが到着した日の様子からお届けしましょう。
注文してから数日待ったので、もう到着が待ち遠しかったぁ。
もちろん、箱で到着。これまではショップで買って、かぶって帰ってきたので、初めて箱を見たような…
ちなみに、このメットで俺のサイズはLで間違いない。
それは2りんかんで測定してもらったのですよね。
いや、冷やかしではないですよ。そのときはそこで買う気満々だったのに、いざ俺の欲しいカラーの話になったところで、「いや、それはいつ入荷するかわかりません」となったわけで。
ここで大切なポイントですが、メットはメーカーによって同じLでも微妙にサイズが違うので、絶対、実際にかぶってから決めたほうがよいっす。
んで、箱を開けてみての感想は……。
ついにご対面です
あれ、イメージと違う……。
なんかちと安っぽくないかい？
俺はマット系（艶消し系）が好きで、これもてっきりマッド系だと思っていたのですが、普通にピカピカタイプで。
確かにカタログを見ると、どこにもマットとは書いていないのですが、写真で見るとマットっぽいんすよね。
ぜひ、皆様も見てみてください。
→カブトの公式サイトのカムイ3ジャグのはこちら
それはまぁよいでしょう。
ただ、なんでしょ、この一部のペイズリー的な模様は……。
カタログ写真だと気にならなかったぁ
今回の反省点としては、やはりカラーリングも含めて実物を見てから決めたほうがよいと。
まぁいいや。
かぶっちゃえば自分ではわからないし。
というものの気になったので、バイクに乗っけて確認してみました。
お、バイクの青と相まって悪くないような
うん、こうしてみると悪くないっすね。
結果、カラーリングも今では気に入っています。
だが、ペイズリーだけは、なぜデザイナーがそうしたのか解せぬ……。
今、カタログを見てみたら同じカムイ3の「エステラ」にもブラックブルーがあるから、そっちのがよかったなぁ。
まぁ、カラーリングは好みなので、次に届いてから数日経過したあとの話。使い心地にいきます。
まず、「ほほぅ」と感心したのが、こちらはアゴひもが簡単ロックなのですな。
これは便利。
「さすが最新鋭」と思ったのですが、友人と話をしたところ、数年前に買った友人のショウエイ・GT-Airもそれが採用されているそう。しかも俺が魅力に感じたインナーバイザーも装備されていると。
あら、以前からあったのね。
ただ、GT-Airはもっと価格が高い（現行のGT-AirⅡの定価は58,300円で倍近い）と現実を考慮すると、カムイ3はコスパには優れているとはいえるかと。
ただ、この簡単ロックには一つ弱点があって、車体にホールドしにくいっす。シンプルに金具までの長さが短いから。できないことはないので慣れの問題ではあるのですが……。
このタイプのメットホルダーの話です。それにしても、こうして見るとカラーリングは悪くないな
あとはインナーシールドはやっぱあったほうがよいっすね。ちょっと西日が強いときがあって、さっそく使いましたが、これはやはりあるに越したことはない（ただ、なくてもなんとかはなりますけどね）。
インナーシールド、よいっすよ
それと、カタログではインカムを取り付けやすいとも謳われています。
インカムを取り付ける位置に迷わないイヤーパッドがあります
本体も普通につけられます
ただ、これは俺的にはよくわからないっす。
イヤーパッドなら前のRYDにもあったし、このカムイ3が、そこまで本体が取り付けやすいということもないような……。
最近のメットなら、たいていはインカムのことは考慮されているんじゃないすかね（いや、知らんけれど）。
他のことは……よく、わからんす。残念なことに俺は違いがわからん男なので、すべて普通に問題なく使えています。
それに風切り音については、基本、俺はシールドは開けっ放しで、締めるのは高速に乗るときくらいなのですよね。真冬でも。
特異で恐縮です。
そうそう、俺のなかではカブトのメットいえば「軽い」という印象があるのですが、カムイ3はそこもまぁ普通ですね。軽いのはちょっとだけ高い「エアロブレイド6」で、カブトらしいメットという意味では、そちらを選んだほうがよいかもしれません。
もちろん、予算に余裕がある方はショウエイやアライのメットも視野に入るでしょうね。俺なら金があったら、それこそショウエイGT-AirⅡを選びます。
あとは同じ価格帯、なんならもう少しリーズナブルなところではウインズもよいとは思うのですが、ザックリと俺が調べたときには青いのが見当たらなかった……（そこかいっ！）。
おっと、今回はカムイ3だった。
結果、性能的には必要にして十分で今のところ文句はないっす。
カラーリングも見慣れてきてよくなってきた。
何より青ですしね。
結論として、カムイ3はコストパフォーマンスに優れた良品だと思っとります。
あとは耐久性なのですが、それは3年後で、その頃には新しい商品が出ているような……。
俺の経験ではカブトは少し嫌なヤレ方をするのですけどね……ﾎﾞｿﾘ。まぁ3年はもつでしょ。
ちと繰り返し気味になりますが、5万～のメットはよいとは思うのですが、俺はカムイ3との差額の2万円で旅先で美味しいものを食べたほうがよいという感覚の持ち主です。
カムイ3は機能は十分なものを実装していますし、メットは3～4年で交換ですからね。
その一方で、「肌につけるものだし、ライディングの大きな要素だから、できるだけ質の高いものがよい」という発想もよくわかります。
そこは個人の志向性ということで。
今回は以上です。
あとはお知らせで本日はバイク関連の記事を公開しました。一つはタイヤのレビューで「ブリジストンS22 VS ダンロップα14」、もう一つはメット関連で「最近のアライとショウエイのメットはどうよ？」です。
でわでわ～。
投稿者／管理人