今回はバイクの取り締まりについての豆知識です。
まず、先日、ちょっと驚いたことがあったので、そちらのご報告から。
街をブラブラ歩いていたら、スクーターに乗ったお巡りさん(以下警官)が隠れるように停車していたのですね。
これは……白バイの捕食体勢。
ただ、白バイではない……。不審者の見回りでもしているのかしら……。
俺はわからないことがあれば、とりあえず聞いてみるスタンスなので、その警官に話しかけてみました(←自ら不審者になっていく……)。
俺「すみません。何をしてるのでしょうか?」
警官「交通違反の取り締まりです」
俺「えぇ!? サイレンもないのに!?(←かなり失礼)」
警官「(笑)。一時停止やシートベルト、スマホをしながらの運転などの違反をチェックしています」
なるほど。
スクーターでも取り締まりをしているのですな。
一応、ピンクナンバー(51〜125cc)なので、ある程度のスピードは出るのでしょうが、サイレンやスピーカーがなくて、どうやって捕まえるのでしょう……。
ほら、捕まる側にしてみると、まずサイレンがなって、「あ、俺かな……」となって、次に「そこのバイク、止まって」で「やっぱり俺か……」となるので……。
多分、バイクよりも車がメインとなるのでしょうが、捕食シーン、見たかった……。
ドライバーにしてみると、かなりビックリするでしょうね。
それはそうと、折角なので(?)、その警官に俺が以前から答えを知りたかった疑問も聞いてみました。
俺「横断歩道で歩行者が横断しているときは一時停止が義務付けられていますが、その歩行者が自転車にまたがっていたらどうなのでしょ?」
自転車は乗っていると交通規則上は軽車両ですからね。その認識がなくて、右側を走ったり、横断歩道を渡るケースって結構あるじゃないですか。
警官「状況にもよりますが、基本的にまたがっている場合は、ペダルをこいで動き出したら軽車両なので、それに対して一時停止をしなくてはいけないということはありません。反対に横断歩道を自転車に乗って渡ることが交通違反です」
なるほど。明快な答えです。
俺の疑問がスッキリ解消されました。
ちなみに、「またがっている」というのは基本的には「乗っている」ということで、バイクはエンジンを切って押せば歩行者になりますが、その際にも厳密にいうとまたがったままだと歩行者とはみなされないこともあるらしいです(またがって、地面を蹴りながら進むのはダメということです)。
警官さん、業務中に失礼いたしました。
大変、勉強になりました。
もう一つ、知ってなるほどの交通規則のルールを紹介しておきます。
これは正月に友人から教えてもらったのですが、一時停止の白線ってあるじゃないですか。
あの白線の長さは意味があって、白線が道幅いっぱいに引かれている場合は一方通行の出口なので、その白線が引かれた道への侵入は禁止なのですって。
まぁ標識でわかるのですが、土地勘がないところを走っているときに、一方通行かどうかわからなければ、白線で確認する方法もあるということで。
以上、ライダーなら知っておきたい豆知識でした。
でわでわ~。
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