【釣り】渓流釣りにライジャケは必要なのか!?

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まだ春は遠いっすなぁ。
緊急事態宣言も出ていますし、釣りもバイクもなかなか調べたいテーマが見つからないっす。

そんな折、連載をお願いしている高村燕月さんが「ライフジャケット(以下ライジャケ)」をテーマに記事を綴ってくれました(リンクはこちら「海釣りで死なないための! ライフジャケットの簡単な選び方」)

ほう、ライジャケできましたか……(基本、このコーナーで書く内容は各執筆者様に一任しています)。

では、俺もライジャケをテーマにしていってみます。
俺は渓流釣りがメインなので、渓流釣りにおけるライジャケということで。

まず、現状でいうと、俺はライジャケは着用していません。
海や湖と渓流では事情が違って、海や湖、まぁ小型船舶(釣り船)の乗船者ですが、着用することが法律で義務化されています。これは2018年からですね。

※参考サイト/国土交通省の公式サイト
ライフジャケットの着用義務拡大

ここで抑えておきたいのが、義務化は小型船舶の乗船者に対してということですね。
なので、オカッパリは対象外です。

そりゃ、安全面を考慮するならライジャケは着用したほうがよいに決まっています。
ただ……、ライジャケをそろえるのに費用がかかりますし、何より動きが制限されますよね。荷物も多くなるし……。
なので、構図としては「費用&安全性」と「動きの制限&荷物の増加」を秤にかけて選択するということになります。

ひと口にオカッパリといってもいろいろあるわけで、あまり移動しない釣りでなおかつ水難事故の可能性が高いようであれば、これはもうライジャケを着用すべきだと思います。
海の防波堤とか立ち込む可能性があるバス釣りとかっすね。
あと、渓流でも本流でやることが多い鮎もそう。

悩ましいのが俺のようなちょっとした沢歩きをともなう渓流釣りです。
ホント、平地より気温が低い山間(やまあい)でも盛夏の暑さは相当ですからね。
動きにくくなるライジャケはちょっとなぁ……。
もちろん、それは自己判断で~。

で、締め括ろうと思ったのですが、ふと思ったのが、「待てよ……、動きを制限しないライジャケを選べばよいんじゃね……」ということです(←よく考えれば当たり前!)。

荷物がかさばるといっても、俺は盛夏でもフィッシングジャケットは着用しているので、それにかわるようなものなら、差し引きで、そうはかわらないですからね。

というわけで、あらためて渓流釣りに合ったライジャケを考えてみました。

ライジャケにはおおきくわけて二つのタイプがあり、一つは浮力体が入っているもので、もう一つは膨張式です。違いは浮力体が入っているものはいざというときにもうそのまま何もしなくて浮かぶやつで、膨張式は膨張することで浮くようになるやつです。
さらに膨張式にも二つのタイプがあって、一つは自動膨張式で、もう一つは手動膨張式です。
自動膨張式とは水に浸かると自動で膨張するタイプで、手動膨張式は文字どおり自分の手で作動させるというものです。

そして、以下が俺が調べる前に「こんなのがよいなぁ」と思っていたタイプです。
・浮力体が入っているものはゴワゴワして動きにくそうなので膨張式がよいなぁ
・渓流釣りはアクシデントでなくても水に浸かることがあるから絶対、手動膨張式よね
・今のフィッシュングジャケットのかわりになるようなポケットが多いタイプがよいなぁ
・船釣りもやるかもしれないからできれば桜マーク(これが義務付けられています)がついているものを
・価格はまぁ1万5千円くらいかなぁ

調べてみたところ……。
そんなライジャケはないっ!
まず、桜マークがついているものは、救命道具然としていて、フィッシュングジャケットを兼ねるものは限られています。
あと、手動膨張式についても、以前、俺が釣りの雑誌の仕事を手伝っていた頃は、フィッシングジャケットとしての機能が充実したものがたくさんあったのですが、今は、あまりないようで……。
いや、あくまでも俺が調べた範囲ですが……。

なので、桜マークと膨張式はあきらめて(自動膨張は水に浸かる機会が多い渓流釣りには絶対に不向きなので)、だいたい次のようなものが俺の渓流釣りには向いているかなと。
・タイプは浮力体つき
・ポケットが多めでフィッシュングジャケットとしても使える
・いろいろ希望をあきらめたので安全性を確保しつつ、できるだけリーズナブルなもの

その結果がこちら。
ババーン。

選定理由はアマゾンでベストセラー1位だし、レビュー数が多いし、そのレビュー内容にしても評価が高いからです。
あと、リーズナブル!
渓流釣りならこんなんでよいでしょうね。

そして、最後に渓流釣りにおけるライジャケの必要性についての俺の私見ですが……。
世の中には建前と本音があって、建前の部分は本サイトと同じ釣りの情報発信サイトでも大手に任せておけばよいと思っています。
本サイトは弱小なので、本音でいきたいと。
今回については、「歩く釣りなのにライジャケなんて着てられっか!」でまとめようと思っていました。

ただ、記事をまとめているうちに、昨年(2020年)、渓流釣りの水難事故が結構あったことを思い出したのです。
俺は10年以上渓流釣りをやっていて、滑ったり転んだりで命の危機を感じたことはありますが、溺れそうになったことは一度もないんすよね。
多分、多くの渓流釣り師がそうだと思います(いや、いく渓相によるけれど)。
だけど、やはり、あらためて考えてみると、ライジャケは着用したほうがよい!
そう思えるほど、渓流の水難事故って増えているのです。
建前に過ぎるかもしれませんが、先に紹介したものならリーズナブルだし、それほどは渓流釣りの邪魔にならないような……。
俺もマジで今シーズンはライジャケ機能付のフィッシングジャケットを導入しようと思っています。

以上です。
でわでわ~。

投稿者/管理人

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