【釣り】逃がすだけでは意味がない!? 正しいキャッチ&リリースの方法とは【20秒ルール】

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皆さまは「3秒ルール」をご存じでしょうか。
そうです、地面に落ちたものは3秒以内なら食べてもよいというアレです。
そして釣りには「20秒ルール」なるものがあるそうです。
これは、魚は20秒以上空気中にいると生存率が下がるのでリリースはそれ以内にスムーズに行おうというものです。
なるほど、知らなかった。
というわけで(←どういうわけで?)、今回は釣りのキャッチ&リリースについて、その正しいとされる方法を紹介します。

 

放して環境を守る~そもそもキャッチ&リリースとは~

なぜ、今さらキャッチ&リリースをとりあげようと思ったかというと、久しぶりに「巷の意見(本サイトの一コーナーで5chの掲示板の天才)」で渓流釣り関連でもまとめようと思ったのがスタート地点です。
あ、記事はまとめました。リンクはこちら(「【釣り】渓流釣りをワイワイと語ろう【2022年版】」)。

それで、気がついたのが、結構、多くの方がキャッチ&リリースに関心があるということ。
そか、なら、ここはベーシックに「キャッチ&リリースの正しい方法」を紹介しようと思ったわけです。

文字だけだと疲れるでしょうから、ここでイメージ写真として以前に俺が釣ったアマゴを挟んでおきます

んで、まずは「キャッチ&リリースとは」から。
これは読んで字のごとくで「キャッチ」=「catch/捕まえる」、そして「release/放す」です。
つまりは釣った魚をその場で放すということっすな。

これと対になる言葉が「キャッチ&イート」です(←俺の勝手な解釈です)。
釣った魚は食べるということです。
ちなみに他には琵琶湖のバスなどの「キャッチ&キル」があります(←繰り返しますが俺の勝手な解釈です)。

キャッチ&リリースの目的は環境保全です。
釣った魚を自然に返して、環境を守ろうということです。

そして、ここからは完全に俺個人の意見なのですが、俺自身は完全にキャッチ&イート派です。
釣った魚は食べるし、食べないなら釣らなきゃいいじゃんと思います。
あ、これはあくまでも基本的に……で、タナゴ釣りとか食べない釣りをやることもありまする。

そんな俺はキャッチ&リリースの効果にいささか懐疑的なんすよね。
まず、実際にどれくらい効果があるかがわからない……。
調べても、俺が知っている範囲では具体的な数字が出てこないのですよね。
わかったのは効果がわかるのには長い年月が必要で、ある論文によると「キャッチ&リリース区間を設定してから、その資源の保護効果が確認できるまでは10年以上必要」ということです。

※参考サイト/
いつになったらキャッチ&リリースの効果はわかる?

確かに「自然を守るために魚を放す」というと耳障りがよいですし、シンプルにリリースされたあとに無事に魚が生きられるのであれば、環境は守られることになるでしょう。
ただ、魚は釣られるとダメージを受けるので、適切な方法でないと、その後に死んでしまうことがある。このことは以前、本サイトで記事にまとめました(リンクはこちら→「【釣り番組の】リリースした魚の生存率は……?【やらせ疑惑!?】」)
というわけで、懐疑的な俺の目を覚まさせるためにも(←なんのことやら)、次の項目では正しいリリース方法を紹介したいと思います。

魚を空中にさらすのは20秒以内~正しいリリース方法~

正しいリリース方法、これはわかりやすい図があるのです。
作成しているのはJGFAです。
「ん? JGFA? なんやそれ?」と思ったあなた。JGFA(Japan Game Fish Association) の称で正式名称は「ジャパンゲームフィッシュ協会」です。
では、図を見てみましょう↓

わかりやすい!
出典はJGFAの「キャッチ&リリースをお勧めします」です。
ただ、他のサイトでツッコまれていましたが、「ガス抜きのステンレスパイプってどこに売ってんねん」と俺も思いました。どこかユニークなのですよね。

んで、こちらと他のサイトの情報も合わせると現状(2022年4月現在)、正しいリリース方法は次の通りです。
【用意するもの】
①魚へのダメージが少ないといわれるラバー製ネット
※ラバーネットとは網の部分が網目の大きいラバー素材になっているネット。例えばこちら↓

②スムーズにはずせるバーブレスフック
※バーブレスフックとはかえしのない針。例えばこちら↓

【手順】
①ネットを水に濡らしてからネットで魚をキャッチする
②魚には触れずに水中で針を外す

【注意点】
①決して陸(とくにコンクリートやアスファルトの上)には上げない
②やむを得ずに魚に触れる場合は手を水に濡らしてから
③魚を空中にさらすのは20秒以内
④魚が針を飲み込んでいたらハリスを切る

※参考サイト
・つりチケマガジン/正しいキャッチアンドリリースの方法って?やり方と道具を解説
・管理釣り場ドットコム/正しいキャッチ&リリース

細かいところはツッコミどころがあって、例えば【注意点】の「④魚が針を飲み込んでいたらハリスを切る」については、参考サイトでは「そのままにしておいたフックは、自然と外れることが多いので、 あまり気に留める必要はありません」とありますが、俺のような天邪鬼は「本当かよ」と思ってしまいます。んが、それはそうと概ね納得はできますよね。
いくらちょっとした疑問があっても、やって損がないこと、できることはやるというスタンスは大切ですよ。

以上です。
今回は正しいキャッチ&リリースのリリース法でした。
でわでわ~。

投稿者/管理人

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