【バイク】アンチ大型マウント派が思うバイクの大型免許&大型バイクの魅力

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このサイトでも度々登場している友人のシロクマさんが新たにバイクを購入しまして…。
それはこちら↓

トライアンフ・スピードトリプルRSです。
んで、今回は納車のときの話です。

当日の様子は動画にまとめました↓

これがもう撮影した素材をかき集めて編集するのが大変でして……。
まぁ当日の様子はそちらをご覧くだされ。

ということで、ここでは友人の新しい相棒が納車されたのを祝いつつ、そのときに俺が思ったことを記します。
あ、このサイトは俺の日常を記す、いかにもブログらしい記事ではなく、できるだけ客観的なデータに基づく内容を書くようにしているのですが、今回は結構、俺の主観が中心です。

まず、俺は基本的にアンチ大型マウント派です。
大型マウントとはザックリいうと「自分は大型に乗っていて中免(今でいう普通自動二輪免許)で乗れるバイクをバカにすること」です
同じようなものとして「大型→中型」に限らず「400CC→原付」などもあって「排気量マウント」という言葉もありますな

んで、その「アンチ」ということは大型マウント思考の方をバカにするということです(←表現よ)。
理由はまず俺はブランド嗜好が嫌いだから。
ほら、大型バイクって、ハーレーだ、ドゥカティだと、もうバイク自体よりもブランドが好きという、まるで高級バッグのような感覚の方もいらっしゃるじゃないですか。芸能人にハーレー乗りが多いのは、彼らは見栄の世界で生きているのも関係していると思うのですよね。
名より実。ボロは着ていても心は錦ですよ。
…………。
はい。俺の偏見です。

あとは日本の道路事情と排気量の相性です。
まっすぐで信号が少ない北海道に住んでいれば話は別ですが、俺のように首都圏に住んでいると、とにかく渋滞が多い。渋滞はしてないにしても本当に信号が多くて……。
そんななかで大型バイクが、その実力を発揮できる機会は本当に限られていますよね。

もう一つ、車両の重さです。
俺にとって大切なのはとくに取り回しのしやすさです。
それに燃費や税金など維持費というかランニングコストというか、その問題も大きいですよね。

このようなたくさんの問題を鑑みず、大型バイクに乗っているだけでマウントをとろうなんて愚の骨頂ですわ。
ただ、こういう発言をすると同じ土俵にのっているということで、かくいう俺もたいがいですが……。

これまた俺の私見ですが、大型バイクの免許保持者がマウントをできる要素があったのは、教習所では取れなく、実地のみだった時代ですよ。
本当にあの頃は敷居が高かった。
だって、大型免許を取得したくても技量がないと不可能なんですもの。
そりゃ、大型免許を取ったら自慢したくもなるし、大型マウントを取りたくなるのもわかります。

それが1996年に法律改正があって、教習所でも大型免許が取れるようになりました。
俺もその制度が導入されてからすぐに教習所に通ったのでした。
もう、昔の一発で大型免許を取得した方は年代的に少ないのではないですかね……。

さて、ここからが本題です(←これまでは前置きだったのかい!)。

一つ目のテーマは「大型免許は取るべき?」です。
このテーマの問いに対する俺なりの答えはとっくに出ていて「取るべし」です。
アンチ大型マウント派の俺がいうのなら説得力があるのでは?

理由はまず教習所で取れること。
これが今の若い世代には感覚的にわからないでしょうが、先に触れたように実地試験でしか取れなかった時代を知るものとしてはホント夢のようでして……。
もはやその頃に戻ることはないでしょうが、利用できるものは利用したほうがよいですよ。

あとは、人生は常に選択の連続ですが、この問題については「迷ったら即GO!」が適解かと。だって、年齢を重ねると体力や反射神経が落ちてきますもん。
結果、教習所で余計な授業料を払わなくてはいけなくなるかもしれないですし……。

それに、この歳になるともう人生の終わりのことを考えます。
あぁ人生って有限なのだなと。
し大型バイクに乗るなら、その期間が長いほうがよいじゃないですか。

俺はアンチ大型マウント派ですが、別に大型バイク自体を否定はしません。
免許については大は小を兼ねると思っとるので、お金と時間があるなら、できるだけ早く教習所に行ったほうがよいと思いまっせ。

続いて「大型バイクの魅力」です。
これが、今回の友人の納車でちと変わりました。

納車日に友人の職場の同僚さんも同行したのですね。
俺は3年前くらいに一緒にツーリングにいったくらいの、まぁ浅い関係の方です。
それで、その方は3年くらい前のツーリングでは250㏄だったのですが、その直後に400㏄に乗り換えたそう。250㏄は新車だったのに。
それは友人から聞いて知っていたのですが、俺は「ほぇ~なんで?」と思ったものです。

俺は250㏄が大好きで、実際、一つ前のバイクは250㏄でした。
首都圏なら250㏄で十分だと思っとります。

それで同僚さんに「なんで?」と聞いたら、結論としては「高速道路での頑張り時に限界を感じた」とのことです。
むむ。
そうなのか……。

これはかなり納得しました。
シンプルにホンダのバイクで比較しますかね。
ちとバイクとしての性質は違いますが同じ「CB」がつくということでCB250RとCBCB400 SUPER FOURで比較してみます。
・CB250R/車重144㎏、最高出力20kW[27PS]
・CB400 SUPER FOUR/車重201㎏、最高出力41kW[56PS]

こちらがCB250Rです。 ※写真はホンダの公式サイトより

こちらがCB400 SUPER FOURです。 ※写真はホンダの公式サイトより

パワーが倍、違う……。
もちろん、この問題はバイクの性質も大きく関係し、例えば同じホンダの250㏄でもCBR250Rなら、もっとパワーがあります。
ただ、やはり基本的には400㏄のほうがパワーはありますわなぁ。

ふと思ったのが、これも俺の古さが影響しているのかと。
俺の最初のバイクはカワサキ・バリオスという250㏄だったのですが、これが今ではまずない45PSでした。それから世間のバイクは排ガス規制やらなんやらでパワー徐々に抑えられていきました。
なので、車種によっては今の250㏄だと「もっとパワーを」と思うことあるのでしょうね。

それに走り方も関係があって、俺は基本的に高速道路で頑張らないですもん。
もう、なんならず~っと80㎞で走っていたいくらい。
いや、これは昔から思っているのですが、バイクって一番気持ちよく走れるのは80㎞ですよ。

んで、話を「大型バイクの魅力」に戻すと、今の「250㏄よりも400㏄」の延長線上で大型バイクのパワーに魅力を感じる人もいるのだなと一人で納得したわけです。

あと、納車の帰りは夜になって道がすき、赤信号から、その道路の制限速度の70㎞までフル加速をする機会があったのですが、スピードトリプルRS(1050CC)は速かったな……。ありゃ、俺のスズキ・SV650(650CC)ではどう頑張っても追いつけない。ここらへんは車種の性格が大いに関係しますが、車種によっては大型にはそういう魅力もあります。

あと、後日、友人は長野のヴィーナスラインまで日帰りでいっていましたが、まぁ俺には無理……。いや無理は言い過ぎでいけるのですがキツいんすよね。
これは高速道路走行が関係していて、俺は高速道路を楽しめなくて、ほんと、ただ移動しているだけという感覚なのです。ひたすら、「目的地まで〇〇㎞」の看板を見ています。
それが大型バイク、ってかリッターバイクで「走ること自体が楽しい!」となると随分、様相は変わってくると思います。まぁ渋滞すると地獄が待っているので、そこらへんが関東人のバイク選びの難しいところですが……。

なので、これまではアンチ大型マウント派どころか、なんなら大型バイク自体も否定しがちだったのですが、友人の納車をきっかけに「大型バイク(リッターバイク)もアリだな」と思うようになりました。
結局は車種次第ですが……。

今回は以上です。

でわでわ~。

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