【概要】北海道民が氷上ワカサギ釣りをやってみた!【準備編】

【出張版さすライダー・ドットコム/連載第20回】

どもです、気温がプラス1度だと「今日はなまら暖かい」と思ってしまう移住道民、さすライダーです。

いつもはバイク記事を書いていますが、今回のテーマは突然まさかの「ワカサギ釣り」です、、、はい、一体どうしたの?って思いますよね?

実は僕が住んでいる砂川市には、毎年1〜2月に氷上ワカサギ釣りを楽しめる「砂川オアシスパーク」というデッカい湖があるのですが、そこが家から車で5分なんですよね、、、だから、冬にバイクに乗れない間は、ヘビロテでそこで釣りを楽しんでいるってわけです。

そして、ここは「釣りとバイクが趣味なんだ」というサイトなので、じゃ〜せっかくなので釣り記事も書くよね?ってことで書かせて頂きますね、なんと2回に分けて(今回は概要・準備編)

っと、普段は本コーナーはお願いしているご執筆者様(ここではさすライダーさん)の原文ママで掲載しているのですが、今回は「釣り」も関係するということで管理人の小言も記しておきます(以下、青色の小文字)

近所でワカサギ釣りができちゃいますYO

ワカサギ釣りって?

まず初めに言っておきますが、僕は釣りの「ツ」の字も知らない超ど素人です!

せっかく近所で珍しい遊びができるので、こりゃ〜やらないわけにはいかないっしょ?、、、ってなノリでワカサギ釣りをはじめたので、玄人の超タメになる話は期待しないで「なるほど、ワカサギ釣りってこんなもんなのね」って捉える程度にして下さいね。

ということで、まずはワカサギ釣りとは?というお話をしたいと思いますが、ワカサギとは「キュウリウオ目キュウリウオ科」の魚で、大体10cm前後の小さい可愛いお魚さんです。

ちなみに漢字で書くと「公魚」という何だか皇室御用達のようなお名前ですが、我々庶民が問題なく釣って食べていい魚ですのでご安心を。

↑これは江戸時代に関東のワカサギのメッカ・霞ヶ浦のワカサギを当時の将軍(徳川家)に献上していたことが由来とされていますなぁ。

唐揚げにすると美味しいよ〜

ワカサギ釣りには船から釣る方法、それから専用の場所で釣る方法、そして凍った湖や川にドリルで穴を開けて釣る方法がありますが、今回紹介するのは一番最後のパターンです!

基本的には湖や川が凍るくらい冷え込む場所じゃないとできないので、本州なら長野県とかの標高の高い場所がメインですが、北海道ならそこら中にポイントが散らばっています、、、というより、まさかそれが家から5分の場所にあるとは、つくづく北海道に移住して良かったです(笑)

氷に穴を開けて楽しむ氷上ワカサギ釣りを解説します

まるで夏のキャンプ場のように賑わう砂川オアシスパーク(家から5分)

ワカサギ釣りに必要なものを全て紹介

改めまして、僕は釣りに関しては全くのトーシローなので、他の釣りに何が必要かは分からないのですが、、、それでもワカサギ釣りに必要なものは結構多いように感じます。

それは「純粋に釣り以外に使う道具が多いから」で、普通に考えて湖が凍るくらいの極寒の中で釣りをするって、完全に非日常過ぎますからね(ガクブル)

ということで、まずは氷に穴を開ける「ドリルと氷すくい」寒さと風を凌ぐ「テント」整地用&雪を被せる用の「携帯スコップ」そして「暖かいウェア」が必要になります。

ちなみにドリルとテントはワカサギ釣り用のものが売ってますので、それをゲットするのが一番手っ取り早いですし(安いホムセン商品で問題なし)ウェアはワークマンのイージスが安くて暖かくて最高です!

※ここから僕が使っているもので、Amazonや楽天で買えるものはリンクを載せておきます

ドリルは氷上ワカサギ釣りならではの道具です

穴を開けたら氷をすくって綺麗にしましょう(氷すくい)

テントは必須じゃないですが、無いと寒いので揃えましょう

天気がいい日はテントの外でも暖かいです

整地やテントの横に雪を被せて隙間を無くすために携帯用スコップが必要です

イージスは裏切らない!イージスは正義!

現場は雪と氷に覆われた場所となるので、貴重品や小物を入れる「バッグ」は必ず防水のものをチョイスしましょう!

そして、こちらも新た準備するなら、ズバリ!ワークマンのイージス防水バッグがおすすめです、、、はい、僕はワークマン信者ですけど何か?

、、、それと、防寒防水グローブも必須で、こちらは冬にホームセンターの目立つ場所に陳列されている「テムレス」一択でお願い致します(絶対に買って損はしないと断言します)

バッグは防水仕様のものを選びましょう(こちらもイージス)

グロ-ブは黙ってテムレス、冬の遊び全般で使えます!

↑グローブの『テムレス』、知らなかったぁ。これは次シーズンに俺も導入します

お次はいよいよ肝心の釣り道具「竿、リール、仕掛け、重り、餌」の5点セットで、これは一般的な釣りとほぼ同じです。

↑言葉としては、一般的には重りは仕掛けに含まれるんすけど、実際、ワカサギの市販の出来合いの仕掛けは重りがついてないものが多いので(ついているものもあります)、重りの用意をお忘れなく。ちなみに重りはこの漢字を使うこともありますが、釣り雑誌ではオモリというカタカナ表記が多くて、漢字なら「錘」っすなぁ

基本的には「ワカサギ用」と書いてあるものを選べば問題なく、最初は竿とリールと仕掛けと重りがセットで1,000円〜2,000円くらいの入門セットで全く問題ありません(僕も最初の3回くらいはそれで釣ってました)

ちなみに餌は「サシ」と呼ばれるウジ虫くんなのですが、苦手な人は擬似餌もあるようです(僕は使ったことがありません)

上がホムセンにあった2,000円入門セットの竿、下がちょっと良い竿

これがちょっと良いリールです

↑確かにこのリール、よいですよね。俺も前に使っていました。アマゾンのレビューの評価が芳しくないのが謎だと思っとります。小さいスピニングリールだと、結構、ライントラブルが多いのですよね……。

仕掛けはワカサギ用と書いてあるものを選べば問題なし

、、、苦手は人はすいません、、、

さてさて、お次は「椅子とテーブル」なんですが、特に椅子は安いものだとすぐに腰が痛くなるので、、アウトドア用のしっかりとしたものを揃えることをお勧めします。

テーブルは氷や雪の上に直接道具を置くと凍ってしまうので、それを避けるためと整理整頓するために必要ですが、これは段ボール箱でも代用可能です。

僕はチェアワンの椅子を使ってます

テーブルは折り畳み式が便利です

雪の上に道具を直置きすると凍ります、、、

さてさて、ここからは細かいものを紹介していきますが、今まで説明したアイテムのように最低限必要!というわけではありません。

まずは餌のサシを入れる「餌ケース」サシをつかむ「ピンセット」それから丁度良い大きさに切る「ハサミ」そして「竿スタンド」と、仕掛けや餌をつける際に便利な「糸ストッパー」釣ったワカサギを入れる「水槽」ワカサギから針を外す「ワカサギ外し」」仕掛けなどを仕分けする「小物入れ」持ち帰り用の「ジップロック」最後に万能選手の「ウエットティッシュ」です。

このうち餌ケースとピンセットと糸ストッパー、ワカサギ外し、小物入れは「あると便利」なアイテムなので、無くても問題はありません。

餌ケースがあるとサシを取り出すやすいです

餌のサシを掴むピンセットとぶった切るハサミがこれです(ハサミは必須)

ずっと竿を持ってると疲れるので、竿スタンドは買いましょう

これに糸を引っ掛けると仕掛けや餌を付けやすくなります(糸ストッパー)

水槽はワカサギ用の小さいやつが便利です

釣ったワカサギをこれにひっかけると簡単に針から外せます(ワカサギ外し)

小物入れはあると重宝します

釣ったワカサギはジップロックに入れて持ち帰ります

魚臭くなった手や道具を拭くのに便利

最後にこれら大量の道具をどうやって運ぶのか?という問いに対しては「大きなソリを用意しましょう」と僕は答えます。

今回は氷上ワカサギ釣りのケースなので、つまり現場は白銀の世界でして、、、ソリがあれば楽に荷物を運搬できるって訳です。

決して大きな箱に入れて、まさかの担いで持って行こうなんて思っちゃダメですよ?雪の上で重い荷物を持って歩くとか、それ人生詰んでますから、、、ちなみに小物系はまとめて段ボールに収めてソリに入れるか、2人以上の場合は持ってもらいましょう(軽いので)

なお、小物運搬用の段ボールは、テント内のテーブルとしても活用できるマルチアイテムです、、、あ、最後に釣り場まではもちろん車で行きましょうね(ツアーじゃ無い限りは)

荷物はソリに入れて運搬しましょう(小物類は小さい段ボールへ)

次回はいよいよ実践編!

新しい遊びをするために、必要な道具を揃える、、、これって凄くワクワクしますよね!

特にワカサギ釣りは独特の道具が多いので、その楽しみが半端ないから困ったものです。

さて、いよいよ次回は実践編、現地に到着してからワカサギを釣るまで順を追って解説するのでお楽しみに(きらり)

よっしゃ!釣ったるで!

↑ソリを使う!? さすが氷上……。さすライダーさん、失礼いたしました。次回も楽しみにしとります。

執筆者のプロフィール

SasuRider
SasuRider
北海道砂川市在住。バイクで日本2周、オーストラリア1周済の放浪系バイク乗り。フリーのWebライターとして活躍中。自身のサイト、本家「さすライダー.com」も大好評。YouTubeの「さすライダーチャンネル」のチャンネル登録もお願いします。
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