【バイクの楽しみ】旧車があるライフスタイルは何より魅力【旧車の魅力】

良いものを長く使う主義だから旧車に惹かれる

 それにしてもGPZ900Rはかっこいいですね。俺にとってはニンジャといえば、このバイクで俺がもっとも好きなバイクの一つです。

今回の写真はGPZ900R押しです。何せかっこいいですからね!

「僕は映画の『トップガン』を見て、このバイクに惚れました」
 うんうん。同世代なので、よくわかります。
「僕のは2003年式。GPZ900Rの最終型(A16)です。エンジンはノーマルで、パワーは今の海外仕様の大型バイクにくらべるべくもありませんが、それが僕のライディングスキルには合っています(笑)」
 現在のバイク乗りの平均年齢は52歳くらいだそうです。そうすると、若かりし頃の名車、例えばこのGPZ900R、同じカワサキならZⅡ、それにスズキのカタナ、ホンダのヨンフォアなど、旧車に乗りたいという人は多いと思います。でも、気になるのがメンテナンスのことなのですよね……。
「やっぱり、日頃のメンテナンスは大事です。今のところ、僕の愛車は自分でもきちんとメンテをしているつもりなので元気に走ってくれます。ただ、旧いバイクなので、どうしてもパーツの経年劣化などは出てきます。車体も定期的にボルトの増し締めなどをしておかないと、走っている時に思いがけないトラブルに見舞われることも……。でも長年、道の上を一緒に走っている愛機ですからそんなケアをしてあげる事も楽しみの一つです。僕のGPZ900Rは『サンクチュアリー横浜大和(神奈川県大和市)』で面倒を見てもらっています。こちらのお店はGPZ900Rにとても強いお店なので、困った事があると大抵の事は解決してくれるのが心強いですね。
 前回のペペモーターサイクルスさんのときにも話にありましたが、ショップは重要なのですね。
「とくに旧いバイクはその分野に強いお店でお世話になるのがよいと思います」
 旧車……、よいタマがあれば俺も乗りたいです。
「旧車って本当によいですよ。乗ること自体はもちろん、旧車のあるライフスタイルが何より魅力です。僕は基本的に良いものを長く使う主義なので、やっぱりバイクも必然的に旧車に惹かれるのですよね。確かに旧車は最新のバイクとは違うので、メンテナンスフリーという訳にはいきません。だから定期的なメンテナンスをしたくない人には向かないと思います。でもメンテナンスやケアをしっかりとしているとそれにきちんと応えてくれるのがバイクというもの。そんな旧車があるバイクライフを送っていると、バイクも自分の家族のような存在になってきます。一度、旧車がある生活を送るとどっぷりとハマってしまいますよ」
 次に購入するとしたら、どのようなバイクを?
「我が家にはGPZ900Rとグラストラッカーがあるのでその中間的なバイク、例えばKTMのデューク690なんかがあるといいなと。その一方で長男がバイクに乗るようになったら、ヨンフォア(ホンダCB400FOUR)かフェックス(カワサキ・Z400FX)をプレゼントすると言っています。一応、どちらも長男は気に入っているようですが、『とうちゃんが乗りたいだけじゃね?』とも言われています(笑)」

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