ここにきて俺のなかではテナガエビブームです。
まだ食べたことがないのでカラッと揚げてみたい。
前回は伊佐沼(埼玉県川越市)でした(リンクはこちら)。
そこでは俺は釣れなかった……。
テナガエビのハイシーズンは梅雨どきで、8月いっぱいくらい(夏は水温が高くなるのでとくにマズメがよいそう)というのが一般的な説なので、秋になる前に釣っておきたい。
まぁ、実際は俺は冬にワカサギを狙っていたらテナガエビが釣れたことがあるので(そのときは2匹だったのでリリースしました)、あまりシーズンは関係ないのかもしれんすが……。
というわけで、今回はテナガエビのフィールドレビューです。
フィールドはズバリ「荒川」!
埼玉~東京では有名なテナガエビフィールドっすな。
秋ヶ瀬(秋ヶ瀬取水堰付近)
まずは秋ヶ瀬。
俺は釣りでは初めてだったのですが、まず釣り場となる川岸までたどり着きにくい!
バイクでいったので車では通れない細いような細い道を抜けて到着しましたが、これはなかなか難儀……。
俺は「秋ヶ瀬取水堰」の下流側の東岸でやりましたが、ここは車では行けないかと……。
行くなら西岸で車の釣り人はそちらでやっていました。
地図を貼っておくので、お出かけ前にはルートの確認を。
※秋ヶ瀬取水堰付近の地図はこちら↓
ポイントはこんな感じでした↓
え~、この日はアタリはまったくなし。
あれ、ここって、この辺ではテナガエビのメッカのはずじゃ……。
ちな、ここらへんまでシーバスも上がってくるそうで、ルアーマンもいたのですが、そちらもまったく釣れていませんでした。
イジメ、かっこ悪い。
秋ヶ瀬、渋い。
ここは来年、ハイシーズンにやるので、そのときまでの宿題とさせてください。
新荒川大橋付近
続いて、ググッと下流側に移動して、新荒川大橋付近(東京都北区)です。
ここは『釣り人』さんの公式サイトで紹介されています。
※参考サイト/『釣り人』さんの公式サイト
・テナガエビ釣り 荒川
地図もあって、丁寧にフィールドを紹介しています。
『釣り人』さんの公式サイトについては、以前、渓流の「大洞川(埼玉県)」の紹介記事に難癖をつけましたが(リンクはこちら)、このテナガエビについては、もうバッチリです(俺がテナガエビ初心者なので難癖をつけようにも、それだけの知識がないという説も……)。
さぁすが、『釣り人』。
現地の案内板を撮影したので、一応、そちらも。
俺は「旧岩淵水門」を渡った先の小さな島で釣りをしたので、そちらの地図も貼っておきま。
「旧岩淵水門」の地図はこちら↓
「志茂橋」の近くに駐車場があるので、車なら、そこに停めるがよかですな。
ただ、ここは休日のみ利用可能なので、平日や満車のときには、近くのコインパーキングを利用することになるかと。
コインパーキングの場所は先に紹介した『釣り人』さんの公式サイトのマップにてご確認を。
コインパーキングだと、小さな島までは少し歩くことになります(10~15分くらい)。
ちな、別に小さな島ではなくてもよくて、例えば桟橋でテナガエビ釣りをしている人もいました。
さて、やってみますか。
今回のポイントはこんな感じです↓
荒川は広く、対面にはマンションが見えます。
ノンビリした雰囲気でした。
おっと、足元にはカニさんがたくさんいます。
午前11時くらいからでしたかね。
リール竿(置き竿として使用)と振り出し竿の2本出しで。
すぐにアタリが……というわけにはいかなかったす。
しばらくして、エサでも変えるかな……と思い、竿を上げると……。
ン!?
こいつ、動くぞ。
……
手応えありで、ゆっくり上げるとみごとにテナガエビが!
一応、岩の陰を狙ったのですよね。
釣れはしたけれど、アタリも何もわからなかった(汗)。
ちな、テナガエビ釣りの経験豊富な友人が前に「テナガエビはアタリがあったら、一度、気持ち、ラインを送ってあげて、しっかりとエサを食べさせてからゆっくりとあげるのがコツ」だそう。
魚とは違って、パクッといかずに、ハサミでつかんでから食べますからね。
ただ、置き竿でも釣れるので、それほど繊細ではないともいえるかと。
そうそう、この日はエサはアカムシとサシを持参。
最初の一尾はアカムシで釣れましたが、「その後は入れ食い」とはいかなかったのでサシも試してみることにしました。
んで、また「かかっていないかな……」と何気に竿を上げたところ、重みを感じて2匹目が釣れました。
サシで釣れるなら、こちらのほうがよい。
イジメ、かっこ悪い(←俺のお気に入りのフレーズです)。
アカムシ、針につけにく。
サシ、針につけやすい。
ちょこちょこと移動しながの釣りでした。
あるとき、やっとウキが動くアタリがあって、ゆっくりと上げてみると……。
そういえば、近くに投げ釣りをしている方がいて、お話を聞いたらハゼを狙っていると。
ただ、コッパ(スズキの幼魚)ばかりが釣れると嘆いていました。
結構、ライズしているのですが、コッパかしら。
その後は食べ物を買いにコンビニにいったり、通り雨(かなり強い雨でした)にあって一時中断したりで、気がつけばボチボチ夕まずめ……。
「最後はここに掛けよう」とみんな大好き水門のそばでやってみました。
すると、何かかがかかって、これまでにない引きが……。
サイズは10cmないくらいでしたが、俺はハゼも食ったことがないのでキープすることにしました。
結果、釣果はあまり伸びずに結局3尾のみ(あとは途中で落ちてしまったのが少々、小ハゼが数匹)。
そういえば、ハゼってワタを抜くのかしら……。
よくわからないので、少し離れたところで釣りを続けている、先に登場した投げ釣り師に教えてもらうことにしました。
俺「すいません。少しだけ大きめのハゼが釣れたので食べようと思うんすけど、ハゼってワタを抜くんすか?」
投げ釣り師「うん。ワタは抜くし、ひらくよ」
俺「ひ、ひらくんすか?」
と、話しているうちに竿につけた鈴がなりました。巻いてみるとコッパが。きれいでしたよ。
投げ釣り師「え~と、ハゼだったよね。ワタ抜き、やってあげるよ。今日はナイフを持ってきてないけど、ハサミでなんとかなるだろし。ハゼ、持ってきな」
ハゼを取って戻ってくると、投げ釣り師さんは先ほど釣ったばかりのコッパをさばいていました。
投げ釣り師「こんな感じね」
俺「なるほど。こうやって……。あ、このハゼっす」
ハゼもきれいにさばいていただきました。
どうやってさばくかというと、腹をさいてワタを抜き、コッパにいたっては背骨も抜いていました。
おみごとっす。
ありがとうございました。
ちな、美味しく食べるにはテナガエビは泥抜きをしたほうがよいらしく、俺は友人に教わったとおりにクーラーボックスに市販の水を入れてからテナガエビを投入。電池で動くブクブクで酸素を供給しておきました。
さて、荒川のテナガエビ釣り場としての評価です。
今回は丸坊主だった秋ヶ瀬は評価外で、新荒川大橋付近の評価で。
しっかり整備されていて釣りやすく、歩こうと思えば東京メトロ南北線の赤羽岩淵駅から歩くことも可能。
開放感もあってテナガエビ釣り場としてはかなりよいと思います。
100点満点で90点すね。
ハイシーズンではなかったので、もしハイシーズンにきてすんごい釣れるなら100点になります。
でわでわ~。
投稿者/管理人