【渓流のフィールドの】串川(神奈川県)は渋かった…【レポートです】

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昨日、今シーズン初の渓流釣りに行ってきました。
平日なんすけどね……。

きっかけは、その日の仕事の予定が神奈川県伊勢原市であったこと。
伊勢原市までは、自宅の埼玉からは2時間くらいかかります。
集合は午前8時30分なので、余裕を見ると午前6時、いや5時30分出発……。
そのために起きるとなると遅くても午前5時起床……。

あれこれ考えているうちに、
「もう、面倒だぁ。寝ないで、夜中に出発すれば、遅刻はしないべ」という気持ちになり、
「だったら仕事の前に釣りでもするべ」という結論に落ち着いたのでした。

仕事があるので、フィールドは伊勢原市の近くがよいということで、地図を見ると「早戸川国際マス釣り場」という文字が目に入りました。
クラクラのメンバーに事情を話したところ、「丹沢がよいなら早戸川に管理釣り場がありますよ」という情報もあり、「それなら逃げたニジマスが釣れるかもしれんし……」と早戸川に決めたのでした。

出発は夜中の2時。経費節約のために下道で行ったのですが、4時過ぎには丹沢付近につきました。

あ、ここで丹沢について、あらためて整理しときます。
よく耳にしますが、わかってない方も多いと思うので…(すみません。俺がそうでした)。

丹沢はどこかというと、
「神奈川県北西部に広がり、県土面積の約6分の1を占める4,000haあまりの一大山塊です。都心からは西に約50kmという近さにあり、富士山の東側に位置しています」ですって(神奈川県公園協会のHPより)。
電車でいうと北側は中央本線の相模湖駅~猿橋駅あたり、南側は小田急線の伊勢原駅~渋沢駅あたり、また高速道路でいうと北側は中央道の相模湖東IC~大月ICあたり、南側は東名道の秦野中野IC~御殿場ICあたりが該当しますね。ただ、電車にしても、高速道路にしても、丹沢の北と南を通っているというだけで、丹沢の中心地には行けません。何せ山塊ですからね。

話を戻すと、4時過ぎには丹沢付近につき、そこから早戸川を目指しました。ここまでくれば、もうすぐです。
この日の日の出は午前5時くらいなので、真っ暗な闇のなかの一人のドライブなのですが、正直、丹沢を舐めていました。
無事に早戸川に到着して、駐車できるスペースを探して川沿いの道を走ったのですが、道は車一台分くらいの狭さですし、何より民家などはまったくなく、本当に真っ暗。
気が付くと、よい歳をしたおっさんが、「お化けなんていないさ~♪」と自分を勇気づける歌を唄っていました。

ちなみに俺はヘビースモーカーですが、車内は禁煙。
仕事で人を乗せることがあるのでヤニ臭くはしたくないのと、何より健康を意識してです。
でも、このときは一服のために車を降りれませんでした。
だって、本当に怖かったんだもん!
熊もそうですし、お化けもそうですし、まぁ闇の怖さとでも言いましょうか……。

結果、人の温もり(?)を求めて、別の川に行くことにしました。
そうしてたどり着いたのが、今回、ご紹介する串川です。

初めての川で、ここにヤマメイワナがいるかも、わからない状態。
「と、とりあえず竿を出してみるべ」と車を停めて、川へと向かいました
(今回、エントリーについては釣り人の良心に従って行動しましたので、詳しくは記しません。事情をご賢察いただけますと幸いです)。

谷は少し深めでしたが、エントリーはスムーズでした。
人が入った道があり、「お、ここは釣りのポイントなのでは?」と期待しましたが、なかなかアタリはなかったです。

エントリーした道。明らかに人が川へと入っていたあとで、「もしや釣りのメッカか」と思ったのですが……。

ウェダーを履いて釣り下ったのですが、ずっとアタリはないまま。虚しく時間だけが経過していきました。
「仕事があるし、もういいかな」と折り返したのですが、状態は変わらなかったです。
俺はアタリがないと、まず目で魚影を確認するのですが、まったく見当たらず……。

串川の様子。渓相は悪くはないのですが、水が少なめでした。アタリがなかったのは、水量も関係しているのかもしれません

「こんなこともあるさね」と川を上っていくと、ようやく水の流れが緩やかな溜まり場に魚影を見ました。
釣り下っているときには見逃していましたね。
こ、この魚影は……。
溜まり場ですし、サイズも小さいしで、検討はつくのですが、
それでも確認しないではいられないのが釣り人の性(サガ)。

さっそくブドウ虫をキャストすると、
すぐに釣れました。

ドドーン。

はい。毎度お馴染みのアブラッパヤです……

あ、また、説明するとアブラッパヤは正式にはアブラハヤですね。
WIKIによると「コイ目コイ科ウグイ亜科に属する淡水魚。鱗が小さく、体表のぬめりが強いことからアブラの名がある」とのこと。
どんな存在かというと、この日も、そのあとに向かった仕事場で「魚、釣れました?」と聞かれたのですが、アブラッパヤは釣れたとしても、その答えに困るような存在です。
外道中の外道といいましょうか、海釣りにおける防波堤で釣れる小さなフグのような存在といいましょうか……。
群れでいるので、同じ場所に投げ続ければ、いくらでも釣れます。
あと、よく「アブラッパヤがいる川は、もっと上流に行かないとヤマメイワナはいない」といいますが、俺の経験上、そんなことはないとは思います。アブラッパヤと同じポイントで、ヤマメイワナがいることもあります。
でも、この日は仕事が控えているので、アブラッパヤ釣りを楽しみませんでした。

仕事も終わり、自宅に戻ってから、串川を調べましたが、少しはヤマメイワナの実績もあるようです。
ただ、俺的にはひたすら渋い……
評価は100点満点の10点で!

そして、夜の早戸川は肝試しの場所としては120点!

串川はリベンジをする気も起きないっすなぁ。
だって、魚影が薄いんですもの。

釣りを上がってからエントリーした場所付近で撮影した写真。俯瞰するとこんな感じの川でした。

【これまでのフィールドレビュー】
箒川(栃木県)
桂川(山梨県)
渡良瀬川(群馬県)
鮎川(群馬県)

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