今朝の毎日新聞に、「北海道でサケの稚魚の放流」の記事が載っていました。
2500万匹って、すごい数ですね。
それはそうと、俺が「おっ」と思ったのは、サケの稚魚って、やはりヤマメに似ているということでした。
渓流釣りをたしなむ俺なんかは「何を釣るの?」と聞かれると、まとめて「トラウト系」と答えてしまうことが多いのですのが、ここらへんの魚のこと、あらためて考えてみるとよく自分でもよくわかっていないことに気がつきました。
「え~と、ヤマメって、確かなんとかマスと同じだよな……」という感じで……。
なので、ちょっとサケの仲間のことを調べようと思いました。
それで、調べてせっせと分類をまとめたのがサムネイルの表です。
「文字が小さくてよく見えない」という方は次のリンクをご参照を
(表はこちら。1.6Mあるので通信環境に要注意)。
この表は国立研究開発法人水産研究・教育機構 北海道区水産研究所のHPなどを参考に制作しました。
なお、この手の分類は日々の研究によって変更がありますし、専門家の方に取材しないと正確なところはわからないので、あくまでも管理人調べということでご了承ください。
本当は写真があるとわかりやすいのですが、何せ、釣ったことがない魚種も多くて……。一応、以前、本サイトにもアップした写メをあらためて掲載しておきます。渓流で釣れる代表的な3種です。
・ヤマメ
・イワナ
・ニジマス
・ブルックトラウト
そして、調べてみて、俺がこれまで間違って覚えていたことに気がつきました。
先ほど、「トラウト系」といいましたが、このトラウトとは何かというと、ニジマスの英語名「Rainbow trout(レインボウトラウト)」に由来する言葉です。スーパーではニジマスをトラウトサーモンという名で売っていることもあるようですね。
それで、仮に「トラウト系」という言葉を使うと、ブルックトラウトは魚種名に「トラウト」とつくのであてはまるような気もしますが厳密にはニジマスとは属が違うし、ヤマメはニジマスと同じ属ですが英名は「Masu salmon(マスサーモン)」でトラウトがつかない。さらにイワナ(英名はJapanese char/ジャパニーズチャー)にいたっては、属も違うし、英名にトラウトがつきもしないと……。
これからは「何を釣るの?」と聞かれたら、「川に棲むサケの仲間」と答えるようにします。
もう一つ、渓流で釣れる魚の情報として加えておきたいのは魚種による食味の違い。
よく釣り人同士で話をしていると、「イワナとヤマメは全然味が違う」という意見を耳にしますが、俺個人としては、ほぼほぼ同じです。それはニジマスもそう。
俺の舌は鈍感なので、すべてまとめて「ニジマスのような淡白な味」でよいと思っています。いや、もちろん異論は認めます。
でも、やはりアジやサンマのようなポピュラーな海魚のほうがうまい!
もっと美味ければ、きっと人気者になっていますよね。
そうしたら、たくさん釣れたときには近所におすそわけして、町内の人気者になれるのに……と思う管理人でした。
でわでわ~。
投稿者/管理人