あらためていうまでもなく、釣りもバイクもアウトドアで楽しむ趣味ですね。
アウトドアで重要なのが天気です。せっかくの釣行やツーリングが雨降りだと楽しみが半減してしまいます……。なので天気によって出掛けるのを延期することもありますよね。
また、雨が降るかどうかがわかると、例えば「これから雨が降るから今日の釣りは早めに切り上げよう」とか「これから走るところは雨雲がかかっているから、あらかじめレインウエアを着用しよう」といった具合に出かけてからも的確な判断ができるようになります。
便利な世のなかになったもので、スマホがあると、これからの天気が的確にわかります。
天気予報のアプリはたくさんあるので、アングラーやライダーは何か一つはインストールしておきたいところ。「雨雲レーダー」などで、アプリ検索するとよかです。
あ、前置きが長くなりましたが、今回のテーマは、そのようなアプリの紹介ではなく、スマホ(タブレット)全盛時代に逆行するような観天望気のお話です。
観天望気という言葉、皆様はご存知でしょうか。
辞書を紐解くと「自然現象や生物の行動の様子などから天気の変化を予測すること」という意味です。
よく聞くのが「ツバメが低く飛ぶと雨が降る」です。
根拠は「低気圧下で虫が低く飛ぶようになるため、それを食べるツバメも低く飛ぶようになるから」です。
むか~し、俺は「アウトドアハンドブック」のような書籍を作ったことがあって、こないだツバメを見たときに、その本のなかにかった観天望気のページを思い出したのでした。
まぁ、今回はちょっとした豆知識の紹介といふことで……。
俺が知っている他のものも紹介しておきます。
・トビが高く輪を描くと晴れ
ツバメの逆バージョンですね。
根拠/晴れの日は太陽熱で地面が暖まり上昇気流が発生しやすなる→上昇気流を利用して飛ぶトビが高く飛ぶ
・猫が顔を洗うと雨が降る
実際に顔を洗うわけではなく、ヒゲを軽く掻くように顔を洗う仕草をするということです
根拠/猫は湿気が高いとヒゲに張りがなくなって顔を洗う仕草をする→湿気が高いと雨が降る確率が高い
・太陽にかさがかかると雨が降る
これも有名なのですが、そもそも太陽にかさがかかっているところを見ることが少ないですよね。少なくても俺は見たことありません……。
根拠/太陽にかさがかかる現象は前線や低気圧の接近にともなって出現することが多い→前線や低気圧が接近すると天気が悪化する
・西の空が暗くなると雨が降る
これは観天望気というよりは、国内の天気の変化の原則という感じですね。
根拠/基本的に国内の天気は西から東に変化する→西の空が暗いということは西に雨雲があるということで、それはやがて東側に移動してくる
あとは俺の経験からいうと、「まだ雨は降っていないけれど、すごい曇っていて降りそう」というとき、その場の空気がムワッとしていて生暖かいときは雨が降り、風が涼しげであれば雨は降らないことが多いっす。
もう一つ、パラパラと雨が降りはじめて、これから本格的に降るかわからないとき、レインウエアを着ると雨がやんで「せっかく着たのに……」となることが多いっす。
↑もはやアルアル(笑)。
時間がなくて乱文申し訳なかです。
でわでわ~。
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