皆さまはアマビエをご存知でしょうか。
アマビエは江戸時代末期に、現在でいう熊本県に出現したといわれる妖怪です。姿は半人半魚だそう。アマビエは調査に訪れた当時の役人に対して、6年間の豊作を予言し、病気が流行したら自分の姿を写して人々に見せるようにと伝えて海中に消えたということです。
新型コロナウイルスの感染拡大が問題になっている昨今、その被害を食い止めようと、SNSを中心にアマビエの絵を描いて投稿する人が増えて話題になっています。
ご存知の方も多いと思いますが、まぁサムネイル画像がそうです。
あるいはこちら↓
我が家にもアマビエ様を祀らせていただきました🙏
早期のコロナ収束を願い神棚の横に🙏 pic.twitter.com/GLGTpmRFUs
— 風の旅人 HIDEさん 。 (@hideexekobe) May 14, 2020
和菓子になると、こうです。
むつ市の甘美堂の疫病退散は上生菓子のアマビエ。#むつ市#女性和菓子職人#上生菓子#アマビエ#疫病退散 pic.twitter.com/TJzfDVq75a
— 甘美堂ayako (@vLiNBQ91IXqChUo) May 6, 2020
猫になると、こうです。
簡易アマビエに…。神妙な顔してますw#猫のいる暮らし #猫好きな人と繋がりたい #アマビエコスプレチャレンジ pic.twitter.com/o2BYU6JbqS
— もふもふ銀猫のニコ (@mofumofu_nico) May 11, 2020
さて、このアマビエ、釣り師目線でいうと、釣れるのかということが気になりますよね。
海にいる生き物ですから。
ただ、アマビエは伝説の神様なので、ちょっと難しいとして、似た生き物を考えてみました。
まず出てくるのがジュゴンですね。ジュゴンはよく人魚に例えられますから。
ジュゴンはこんな生き物です↓
ジュゴン大群、ウミガメ産卵 観光客減でタイの環境改善:日本経済新聞#海洋プラスチックごみ#タイhttps://t.co/S3RsMkWAJi
— 外務省 地球環境課(MOFA Japan ✕ Environment) (@MofaJapan_Env) May 7, 2020
ただ、ジュゴンはイルカやクジラと同じように哺乳類なのですよね。
魚ではないので却下です。
それでは……、よくこの手の話で出てくるのがリュウグウノツカイですかね。
リュウグウノツカイの見た目はこちら↓
【海の生き物紹介🐳】
-リュウグウノツカイ-
全長約3m
最大個体の報告では
全長11m体重272kgと硬骨魚類の中で世界最長の種🐳単独で生活する深海魚🐟
オキアミ等のプランクトンを捕食していると考えられている。
生命の危機を感じたり
極限状態まで空腹になったときに
尻尾を切り離す特性がある👀 pic.twitter.com/VjI9Gisqwn— はまちゃん【R.L.H】 (@atsuya669) May 14, 2020
このリュウグウノツカイが釣れるかというと、釣れたという記録は見つけられませんでした。
ヒントとしては、ヤフー知恵袋のほうに「リュウグウノツカイって釣ることは不可能ですか?(日本につれる可能性のある場所はありますか)」という質問が寄せられていました。
そして、その答えはというと「太平洋側にも日本海側にも打ち上げられた記録があるのだから、日本の沿岸に生息していることは確実です。駿河湾とか富山湾とか沿岸から急激に深くなっているようなところなら可能性もなくはないと思います。餌についてはウィキペディアにプランクトン食性と推測され、オキアミなどの甲殻類を主に捕食しているとありました。ただし、群れを作らず、単独で深海の中層を泳いでいるらしいので、漁探で見つけるのはかなり難しいでしょう。うまく漁探で見つけてオキアミをコマセと餌にすれば釣れる可能性はあるかもしれません」とのことです。
すごい、説得力があります。
まぁ、食性がプランクトンだと釣るのは難しそうです。
※参考サイト/ヤフー知恵袋
・リュウグウノツカイって 釣ることは不可能ですか?
続いてのアマビエ候補はこちら↓
このエイリアン👽。実は地球に実際にいる深海魚をモデルにしたもので「#ブロブフィッシュ」(和名:#ニュウドウカジカ)と言います🙀
南半球のオーストラリア~ニュージーランドの深海に棲んでいるそうで、確かにエイリアンみたいな魚ですよね⁉️#金曜ロード #MIB #MIB3 #メン・イン・ブラック3 pic.twitter.com/K1OZIE553I— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) June 21, 2019
こちら、ニュウドウカジカというそうです。あるいは英名のブロブフィッシュと呼ばれることも多いそう。
本当に半人半魚という感じですね。
ニュウドウカジカはどういう魚かというと、「深海魚で主に北海道オホーツク海・太平洋沿岸や東北日本海などで少ないながら揚がっている。最近ではこの面白い姿と食べてみるとおいしいので、そこそこの人気はある」ということです。
※参考サイト/ぼうずコンニャクの市場魚介類図鑑
・ニュウドウカジカ
釣れるのかというと、これまた釣ったという報告は確認できませんでした。
生態はアンコウに似ているということ。ならば、アンコウなら本サイトで以前紹介したように釣れるので(リンクはこちら)、釣れないことはないのでしょうね。
んで、「アマビエは釣れるのか?」という疑問の答えですが、そもそもアマビエを釣ろうと考えることが不謹慎です(笑)。
アマビエさまには、その姿を写して疫病を退散していただきましょ。
でわでわ~。
投稿者/管理人