【賢い給油術】ライダーが知っておきたいバイクとガソリン講座【GSの謎】

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本日、自分がずっと疑問に関する謎の一つが解けました。
それは、ガソリンスタンドの給油機はなぜ満タンになると自動で止まるのか……という疑問でした。

正解は、まず仕組みとしては給油ノズルの先の下側に小さな穴が空いているそう。
それで、給油中はその穴からノズル内に空気が吸い込まれるようになっていて、ガソリンが満タンになって穴がふさがれると、ノズル内部のセンサーが空気の流れが止まったこと(真空になったこと)を検知して給油を停止するメカニズムになっているそうな。

※参考サイト/ヤフーニュース
セルフGSで「満タン」になると自動で「給油が止まる」仕組みと「少量給油」禁止の理由

なるほど、空気を利用しているのですか……。
同じようなものに暖房器具に灯油を入れる自動灯油ポンプもありますが、こちらはポンプの先端に2枚の金属があり、それらが灯油に浸かると通電して信号を送り、モーターを止めるそう。

※参考サイト/ヤフー知恵袋(考え方を参照しました)
自動停止式灯油ポンプの仕組を教えていただきたいです。

フムフム。
大規模なガソリンスタンドの仕組みと家庭サイズの灯油ポンプの仕組みでは採用している方式が違うのですな。

せっかくガソリンスタンドの仕組みがわかったところで、もう少しバイクとガソリンの関係について調べてみますか……。

まず、気になるのは賢い給油術ですよね。
よく車では満タンにすると車が重くなって燃費が悪くなるので、こまめに満タンをキープするのは賢くないといいます。
これは理屈はよくわかりますよね。
なので自分はセルフで給油するとき「次の給油まで、できるだけ長い距離を走りたいから、ナミナミ入れるか」「いや、でもその分重くなるから、結局、次の給油までの走行距離はかわらんか」と葛藤しとります。

ちなみにガソリンの重さは1リットルで0.75kgだそう。
俺の愛車のDトラッカーは満タンで7リットルですから、満タンと空では5~6kg違うことになります。
……。
よく考えると、たいした違いではないっすな。

そうそう燃費の話でした。
車の話になりますが、例として満タンで60リットル入る半分の30Lだと重さの差は22.5kgとなります。
んで、それがどれくらい燃費に影響するかというと、0.84%ほど燃費は悪化するそうです。
「満タン→カラ近く」で400km走ったとしたら、「こまめな給油で半分をキープ」の場合と約3.4kmの距離の違いが出ると。すんごいザクッと計算すると1リットル126円として60円の差が出ることになります。
わかりにくいですかね……。
それに実際は「満タン→カラ近く」はどんどん重さが軽くなっていくので、その差は小さくなりまする。
ここで紹介した0.84%という数字は「ベストカーWEB」さんの記事を参考にしていますが、そこでは「0.84%ほどしか」と表現しています。
うん、「こまめな満タン給油は燃費が悪い」については、確かにそうですが、その違いは大きなものではないといえるでしょうね。
とくにバイクは車よりもタンク容量が小さいですから、もうほぼほぼ意識しなくてもよいと思います。

※参考サイト/ベストカーWEB
【ベストな給油法はこれだ】ガソリンは満タン? こまめに入れる??

続いてガソリンの質の問題。
まず覚えておきたいのが、ガソリンはタンク内で長期保管すると劣化するということです。
「エネオスやエッソなどにガソリンを供給しているJXTGエネルギーでは、燃料の劣化しない保管限度について表記している。“気温の変化が少ない冷暗所での保管”という条件をつけて、ガソリン・灯油・軽油は6カ月程度(ただし、品質を保証するものではない)としている」とのことです。

※参考サイト/WEBモーターマガジン
【くるま問答】ガソリンの使用期限は何カ月? 古いガソリンは故障の原因にもなる

ですから、寒い地域にお住まいの方で「冬はバイクに乗らない」という場合は、バイクの冬眠前にタンクをカラにしておいたほうがよかですね。

ハイオクとレギュラーについては、基本的にはハイオク指定のバイクは、それに準じたほうがよいと(当たり前か……)。
んで、誤ってハイオク指定なのにレギュラーを入れてしまったらどうなるかというと、すぐに問題が生じることはないらしいのでご安心を。車のサイトですが、「次回はハイオクを入れよう」とあるので、それでよいのではないですかね。
反対に「レギュラーでよいのにハイオクを入れると効果があるのか」は、ほぼほぼ効果はないそう。お金の無駄ということっすな。

※参考サイト/タンデムスタイル
ハイオク指定のバイクにレギュラーを入れたらどうなる?その逆は?

※参考サイト/noriko
ハイオクとレギュラーの違いを解説!入れ間違いしたらどうなる?

添加剤については、まず水抜き剤は不要かと。これは前に調べました。
バイクに使う方は少ないと思うので割愛しますが、大切なことなので繰り返しておくと水抜き剤は不要です。
添加剤はケースバイケース、あるいはライダーの好みっすなぁ。
この問題は難しいんだよなぁ。
サイトやYouTubeではよく見かけますが、企業からの案件(つまりは広告ですわ)のこともありますし……。
ガソリンに混ぜるだけ(タンクに垂らすだけ)と手軽かつ「やってやった感」がありますし、実際はともかく、そのプラセボ効果もあるかもしれません。
俺は使ったことがないし、これからも使わないでしょうが、あえていうならワコーのフューエルワンは歴史があり、評価も高いので、使って悪いことはないでしょうね。
「アイドリングが安定する」「燃費がよくなる」などの効果があるとされています。

長くなってきたので、そろそろ締めくくります。
俺の知っていることを記しておくと、バイクはタンクの給油口の横に穴が開いています。そして、この穴が何かに塞がれていると、エンジン内に正常にガソリンが供給されなくなって、「タンクにガソリンが入っているのにガス欠のような状態」になります。
また、PCXでガソリンをナミナミ入れる(がんばって満タン以上に入れる)とエンジンがかかりにくくなるという話を聞いたことがあります(仕様というわけではありませんが、そのような傾向があるそうです。他の車種でもあるかも……)。

最後に給油方法っす。
これが驚いたのが、巷には結構「初めてのセルフガソリンスタンドでの給油方法」をまとめた記事があるんすなぁ。
こんなのはシンプルにタッチパネルを押して、あとはナビゲーションに従えばよいのですよ。
一口メモとしては、選べるなら、お釣りの清算が離れた位置にある精算機での清算ではなく、紙幣投入口の近くの釣銭口から出てくるタイプのほうが、受け取りがラクです。
んで、お釣りをキリよくしようと、最後に料金表示を見ながらチョビチョビと給油して端数をなくそうとしても、たいていうまくいきません(もはやアルアルネタ……)。

こうしてみると、バイクとガソリンって知っておきたい情報がいろいろあるもんすね。
また、いつか、他の要素も調べてみたいと思います。
でわでわ~。

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