最近、俺はVチューバーにハマっています。
きっかけはテレ朝の深夜番組『超人女子戦士ガリベンガーV』です。
いやぁ、すごいなぁ、おもしろいなぁ、Vチューバー。
なので、本記事のタイトルはガリベンガーVへのオマージュです。
さて、テーマはミミズです。
釣り人目線でいうと、エサですな。
俺のなかでは万能エサです。
俺のメインは渓流のエサ釣りですが、渓流釣りではかなりポピュラーな存在です。よく「水が濁っていたらミミズが有利」といいます。そういうと、水が澄んでいたらミミズはダメかというと、さにあらず。実際、数日前から晴れが続いていて水が澄んでいる状態で、ヤマメやイワナを釣ったことは数え切れないほどあります。
最近は持参するのはブドウ虫が多いのですが、以前は100%ミミズでした。
というのも、ブドウ虫って、自然界ではまず見ないですよね。
その点、ミミズは普通にいるので、ナチュラルな状態に近くてよいと思っているからです。
まぁ、とはいえ、普段は土のなかにいるミミズが川に落ちて流れるのもレアケースだとは思いますが(笑)。
ちなみに、最近はブドウ虫にしているのは、ミミズは針につけるのがちと面倒だからです(俺はものぐさなんすわ)。
臭うし……。
渓流以外でもコイやフナの好物ですし、小さいミミズならモロコなどの小魚も釣れます。
だから、俺は万能エサと。
ちな、もう時効だと思うので告白すると、ずっと昔、都内のホームから見えるコイの釣り掘で、多分、本当は受付でもらえる練りエサを使わなくてはいけなところ、あまりのかからなさに何とかしたいと思った俺は渓流で余ったミミズを持ち込んで釣ったことがあります。
もうね、入れパクで、速攻で釣れました。
2匹くらい釣ったところで、「ドーピングはいかん」と良心の呵責を覚えた俺は練りエサに戻しましたが。
では、行きましょう。
ミミズの謎を解明する1000本ノック(これもガリベンガーVのオマージュで、番組同様、謎は1000ではなくて5つです)。
謎その1
ミミズはなぜキジっていうの?
まず、ひと口にミミズといっても、他の生物と同じように、いくつかの種類が存在します。
国内に生息するのは大きくはツリミミズ科とフトミミズ科にわけられるそう。
ツリミミズ科は体長は5〜10センチほどで、土の中よりも堆肥の中やその周囲など、有機物の多い湿った場所に生息していることが多く、あまり深くに潜って生活しないのですって。
一方、フトミミズ科は体長10センチほどのものが多く、シマミミズに比べるとやや大きいのが特徴。畑でよく見られるミミズの種類で、地中に穴を掘って巣穴を作って生活しているので、畑を耕しているときに出てくるミミズは基本的にこの科の仲間だそう。
んで、釣りエサとして一般的に流通しているのは名前の通り、ツリミミズ科のほうで、理由は繁殖力がフトミミズにくらべて旺盛で、寿命も2年ほどと長いからだそう(フトミミズは約1年なのですって)。
ツリミミズ科のなかでも、とくに釣りエサとしてポピュラーなのはシマミミズで、このシマミミズは体にシマ模様があるそうな。
さて、謎の答えですが、このシマミミズは釣り針を刺した時に黄色い血が出るそう。黄血(キヂ)→キジがミミズをキジと呼ぶ由来ですな。
※参考サイト/マイナビ農業
・ミミズがたくさんいる畑は良い畑
謎その2
ミミズはなぜ道で干からびているの?
ちょっと、謎名を簡潔にしたかったので省力しましたが、正しくは「とくに夏、アスファルトの道で干からびて死んでいるミミズをよく見るけれど、なぜ、死んでしまう確率が高いアスファルトにわざわざ出てくるのか?」です。
これはいろいろな研究がされているようですが、「こうだ」という答えは正確にはわかっていません。
諸説あって、ネット上でもいろいろ紹介されているのですが、なかでも俺が納得できた説を一つ、紹介しておきます。
まず、土のなかにいる水がなぜ地表に出てくるのかですが、これは土のなかの酸素が関係していて、土が水で湿ることで土の中の酸素の量が減って苦しくなって外へ出てくると。
んで、やがて土のなかに戻れれば問題ないのですが、雨が上がると土が乾いて地表が地面が固くなって戻れなくなると。仕上げとして(?)、そのうちに体の水分も乾いてしまい身動きが取れなくなってしまうらしいです。
ここまではアスファルトという言葉が出てきませんが、都心などでは土よりもアスファルトの面積が圧倒的に多いので、シンプルに移動している間にアスファルトの上に出てしまう。そして、土に戻る前に体が乾いてしまうと。
※参考サイト/ライブドアニュース
・ミミズはなぜアスファルトの上で干からびるのか
雨が降ると土のなかのミミズは喜ぶかと思いきや、難しいものですな。
謎その3
ミミズはどうやって増えるの?
これもちょっとした謎ですよね。
昆虫なら卵で増えるのでしょうが、ミミズには足がないので昆虫ではないですし……。
まず、知っておきたいのは、ミミズはオスとメスの両方の器官をもつ雌雄同体ということ。
それで、生殖器官は環帯と呼ばれる太い帯をまいたような部分にあって、2匹ののミミズが環帯をくっつけあって、おたがいに精子を渡し、粘液につつまれて出てくる卵が精子と結びついて受精卵になるそうな。
なんと、卵生だったとは!
1回の繁殖での卵は10~60個ということです。
カタツムリも同様の繁殖をするそうですが、雌雄同体というのがすごいっすなぁ。
※参考サイト/学研
・ミミズは、どうやってふえるの
謎その4
ミミズは飼えるの?
ミミズをペットとして飼おうという人はまずいないでしょうが(いや、飼ってもよいんすよ)、エサとして買ったミミズが余ったときに、次回の釣行のために、しばし自宅でキープできるかという問題です。
俺は実際に試したことがあるのですが、正解は「自宅でキープできるだろうけれど難しい」です。
まず、初めはプランターのなかに放してみました。
んで、1ヵ月後くらいに掘り返してみたところ、みごとにいなくなっていました。
「ぬぅ、手ごわい」と思った俺は百均でプラスチックケースを買ってきて、底に錐(きり)で水抜き用の小さな穴をあけて、そこにミミズを放しました。
んで、また、しばらくしてから掘り返してみたところ、またもみごとにいなくなっていました。
よくわからんのですが、多分、底にあけた穴から逃げたのかと(その様子を綴った本サイトの記事はこちら)。
ミミズって、ああ見えて、なかなかの活動量があるのですよね。
封をあけた袋入りの釣りエサ用ミミズをコンビニ袋に入れて軽く結んで冷蔵庫の野菜室に入れていたところ、大脱走して野菜室がミミズだらけになったこともあります。
残す方法としては、虫かごに土を入れて、底に穴をあけずに飼うというのがあって、それならば、多分、キープできると思うのですが、もしかしたら上から逃げるかもしれないですし、かなり密封状態に近くなるので、なんか俺はイヤなのですよね。
なので、俺はミミズを持参して余った場合は、現地で山にかえすようにしています。
ちなみにミミズの寿命は1~2年で、なかでもシマミミズは寿命が長いそうです。
謎その5
おしっこをかけるとあそこが腫れる?
これも昔からよくいいますよね。
迷信だと思うでしょ?
都市伝説だと思うでしょ?
なかには「汚い手であそこをを触ってはいけない」「畑にとって大切なミミズを守る」ための戒めだと思う人もいるかもしれません。
あの……、言いにくいのですが、じつは俺は実際に腫れたことがあります。
正確にはおしっこをかけたわけではなく、釣りでミミズを触ったあとに、おしっこをしたら、チンチンが腫れた……です。
子どもの頃、ん~小学校2~3年くらいでしたかね(あまり、よく覚えていません)。
当時は釣りはほとんどしていなくて、たまたま、釣りでミミズを使ったのですよね。
先っぽが腫れたのだっけなぁ。
詳しい状況はよく覚えていないのですが、とにかく「あの話は本当だったのだ」と思ったことは覚えています。
以来、今でもミミズをさわったあとは、手を洗ってから用をたすようにしています。
ネットで見ると、俺と同じような体験をした人はいるにはいるのですよね。
なので、完全に都市伝説とは決めつけられないかと。
この問題については、因果関係は説明できないけれど、ミミズがいるようなところで遊んでいたとき、手は汚れているでしょう。そのような汚い手でおチンチンをさわると、場合によっては細菌が入って炎症(亀頭包皮炎や尿道炎)を起こす可能性はあるようです。
※参考サイト/土川内科小児科
・ミミズにオシッコをかけるとおチンチンが腫れる?
なるほど!
以上、今回はミミズに関する雑学でした。
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