【バイク】大容量のツーリングバッグ(シートバッグ)70リットルを比較します【大容量バック】

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最初にいっておきますが、荷物を持ち運ぶための入れ物は「バック」ではなく「バッグ」です。クに濁点がつきます。わからなくなったら英語を思い出しましょう。英語では「bag」ですから。
ただ、「バック」で検索する方も多いでしょうから、タイトルは「バック」という文字も入れておきます(笑)。

皆さまは70リットルのツーリングバッグ(シートバッグともいう)はどこのメーカーのをお使いですか?
俺はタナックスのです。

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もう10年以上前に買ったもので、キャンプシートをとめるためのヒモなどはダルンダルンなのですが、大きな破損はないので使い続けています。

あ、そうそう、本記事はもう「ツーリングには70リットルの大容量バッグでしょ」を前提に話を進めます。
とくに俺のようにバイク釣行に使用するなら一択ですよ。
世の中には「大は小を兼ねるもの」と「大は小を兼ねないもの」がありますが、俺はツーリングバックに関しては圧倒的に後者だと思っています。
持っていない方はぜひ。

んで、俺のは頑張ってくれているので「まぁいいかぁ」という感じで使い続けているものの、その一方で「さすがにそろそろ……」とも思うので調べてみた次第です。

俺が調べた限りでは70リットル以上(可変式で可変後を含む)の容量を誇るツーリングバッグは5つです(イガヤのは70リットルに達していませんが、そこはおおめに見ました)。

①イガヤ/キャンプツーリングシートバッグIGY-SBB-R-0040(50~64リットル)
②ゴールドウイン/ツーリングリアバッグ78 GSM27000(48~78リットル)
③コミネ/ロングジャーニーシートバッグSA-242 13001(59~83リットル)
④タナックス/モトフィズ・キャンピングシートバッグ2 MFK-102(59~75リットル)
⑤デイトナ/シートバッグDH-724(53~70リットル)

ちなみにあらためて説明すると、容量が可変するタイプは端(はじ)にファスナーがついていて、それをあけると横に広がります(幅が大きくなります)。
それはそうと、コミネのが発売が新しい(多分、2020年)ということで気になりますな。
では、一つひとつみていきましょ。

①イガヤ/キャンプツーリングシートバッグIGY-SBB-R-0040

容量/50~64リットル
サイズ/高さ310mmx幅600mm(拡張時730mm)x奥行き350mm
参考価格/13,658円
特徴
・高さを抑え、幅広な形状としたデザイン。またぎやすく、重心を低く抑えることにより走行安定性を確保。
・残念ながらここでピックアップしたなかでは唯一、70リットルを越えていない……。
アマゾンに寄せられているレビュー
・収納サイズが55cmぐらいのテントは拡張せずとも問題なく入ると思ったのですが入りません。60cmとあるのは両サイドにある収納スペースも含めたトータルの幅で、メインとなる収納スペースの幅は48cmくらいです。
・タナックス、デイトナ、ゴールドウィンその他、各社ありましたがバックルのヒモがヒラヒラするのは、好ましくなくシンプルで余り高さがない安定したものがこちらの商品で買って正解だと思いました。
・CRF250Rallyで使用。タナックスのキャンピングシートバッグと迷いましたが蓋が全体を覆うので上面の平らな部分が広いので更に上に別のバッグを重ねたりしやすいかなと。収納力も文句なしです。
管理人から一言
・あぁ、本当に俺個人としてですが、こちらよりは他のかなと。というのはわかりやすい理由があって、アマゾンレビューにある幅です。48㎝くらいだと渓流用の振り出し竿が入らないものがあるのですよね。ここはもう数㎝の争いなのですが、結構、竿は仕舞い長が50~55cmくらいのものが多いので……。

②ゴールドウイン/ツーリングリアバッグ78 GSM27000

容量/48~78リットルリットル
サイズ/高さ330mmx幅480mm(拡張時680mm)x奥行き350mm
参考価格/17,143円
特徴
・78リットルと大容量バッグのなかでもかなり大きめ
・2泊3日以上のロングツーリング、装備が多いキャンプに対応した大型バッグ
アマゾンに寄せられているレビュー
・タナックスMFK-102と悩みましたが、こちらにして大正解でした。タナックスのは横長の分高さが低く、ゴールドウィンのは高さがあるが横幅が抑えられてるので、バイクからはみ出る幅が少ないため、すり抜けしやすいです。また、バッグ内にフレームが入ってるため、形状が安定してて走行時のストレスがないのが大きいです。
・ガチャガチャしたポケット類が嫌いなのでこちらを購入しました。シンプルかつ堅牢で収納力が高いです。開口部も非常に大きく荷物へのアクセス性と収容性が優れています。保持力も高く荷物も全くズレません。
管理人から一言
・これは気になります。写真で見るにはかなりしっかりとしたつくりのようなので、長年使っても型崩れしないのならおおいにありですな。うん、これはよさげ(使ったあとのレビューでなくてすみません)。

③コミネ/ロングジャーニーシートバッグSA-242 13001

容量/59~82リットルリットル
サイズ/高さ330mmx幅630mm(拡張時830mm)x奥行き350mm
参考価格/12,502円
特徴
・出ました今回紹介するなかで最大容量の82リットル!
・シンプルなドラム形状のバッグ本体には型崩れを防ぐワイヤーフレームと樹脂製フレームを内蔵。
アマゾンに寄せられているレビュー
・バッグの取り付けベルトが底面ではなく側面から生えているため、車体にしっかり固定しようとベルトを絞めつけていくとバッグがどんどん潰れていってしまう。この手の大型シートバッグだと仕方ないのか?なので額面ほどの容量は実際には使えない。
・今、使用しているIGAYAの最大サイズより、ひとまわり大きいです。80cmのタープも入りました。材質も少しくらい擦っても破けなそうです。防水はIGAYA同様カバーです。あまり見かけないし価格も手ごろでお勧めです。機能的にはIGAYAにプラス、上部に汚れ物入れの部分があります。
・他の方のレブューにもありますように、固定するところのプラスチック部分は締めると破損します。私はほかので代用しました。ここは改良点でメーカーにお願いしたいところです。
管理人から一言
・注目のコミネの大容量バッグです。あくまでもアマゾンのコメントによる判断ですが、ちょっと気になる点がありますな。リーズナブルなのはよいのですが……。

④タナックス/モトフィズ・キャンピングシートバッグ2 MFK-102

容量/59~75リットル
サイズ/高さ350mmx幅620mm(拡張時820mm)x奥行き350mm
参考価格/16,065円
特徴
・外して持ち運び出来る、サイドポケット
・不意に増えた荷物にも対応する容量アップ機能&上面収納袋
アマゾンに寄せられているレビュー
・キャンツーに特化した細かい仕様がとても良いです。荷崩れ防止用ベルトや、サイドからも物が入れられるなど……。4CBR250R(MC41)で使用しましたが、とても安定した走行ができました。高速も100km/h巡航問題なし。
・北海道に10日間のツーリングのために購入。ホテル泊まりで荷物は少ないはずが結局ぱんぱんに。持ち運ぶのに一苦労。さすがにツーリングニーズ対応を磨いてきた商品だけあって、使いやすい。Ninja1000への固定も簡単でずれてくるようなことはなかった。
管理人から一言
・やっと俺自身の体験に基づくことができる品が登場です。俺はこれを使っています(古いので型落ちかもしれません)。まず、初めて使ったときは、「ポケットが多くて本当に便利」と感動したものです。やれてきて底が曲がるようになったので、俺はまず板をのせ、その上にこのバッグを乗せて使っています。あくまでも俺のイメージでは、こちらが大容量バッグのスタンダード。迷ったら、こちらを買っておけば間違いないという感じかと……。

⑤デイトナ/シートバッグDH-724

容量/53~70リットル
サイズ/高さ300mmx幅525mm(拡張時685mm)x奥行き320mm
参考価格/15,740円
特徴
・使いやすさを追求した機能とシンプルなデザイン
・3つの防水機能搭載。バッグの内側に防水インナー装備。雨の侵入を防ぐ止水ファスナー、2重のシームレスインナーのフラップオンフラップ(ただし完全防水ではなくレインカバー付き)
アマゾンに寄せられているレビュー
・タナックス、イガヤのものと迷ったがスッキリしたデザインでこちらに。生地、フレーム、しっかりしていて安心感がある。初めてのシートバッグ でスクーターにうまく載るのか心配だったが、後ろ2点をキャリアのバーに取り付け、前は2本のバックルを1本につないでシート下にくぐらせ、4点でしっかり固定された。気になる点は、サイドポケットはあまり入らない。片方は既にレインカバーでパンパンなので、実質1つしか使えない。
・サイドポケットは何も入れてないのでよく使う充電関係の物を入れる予定です。拡張すれば着替えや食材は余裕です。銀マットも入りそう。デザインも良くてフレームがしっかりしてるので垂れさがらずいいバッグです。
管理人から一言
・タナックスより、少し容量が小さいのが気になりますが、その他の点ではよさげですね。アマゾンのレビューにもありますが、すっきりしたデザインが好きなら、こちらがよいかも。

以上、大容量バッグを5つピックアップしました。
あ、基本的なこととして、この手のタイプは防水は意識していますが、基本、完全防水ではありません。今回、紹介したものはすべてレインカバー付きです。んで、これは俺の場合だけかもしれませんが、レインカバーは一応閉じられるようになってはいるのですが、それでは心もとないので、レインカバーをしたあとに上からフック付き弾性ロープで固定しています。これは奥のライダーがそうなのではないですかね。

最初から完全防水のものをお求めであれば、このようなものがありまする↓

同じようなものを俺も以前使っていましたが、バイクに固定するのがちと面倒ですし、ポケットが少ないので、そこまではおすすめしないっすね。まぁ好みですが。

あと、上で紹介したものよりも「もっと丈夫なものを!」というのであれば、このようなものも↓

さて、まとめです。
結局は予算や好み、自分の用途に応じて選ぶことになると思いますが、俺の個人的なおすすめはまず安定のタナックス『モトフィズ・キャンピングシートバッグ2』です。ただ、俺の場合は今、使っているのと同じものでもあれなので、ゴールドウイン『ツーリングリアバッグ78 GSM27000』にします。

以上です。
あ、お別れの前に大容量バッグを買ったらツーリングということで、本記事の最新記事としてライティングをお願いしているLancerさんの記事を紹介しておきます。記事タイトルは「弾丸ツーリングいってみようぜ!」です(リンクはこちら)。

でわでわ~。

投稿者/管理人

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