【ゴープロマックス】ゴープロとインスタ360、どちらがよい? 釣り人&ライダー目線のアクションカメラ選び【インスタ360】

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今年(2024年)のゴールデンウィーク前にアクションカメラを購入しました。
買ったのは「GoPro MAX」(以下ゴープロマックス)で、これで俺にとっては3台目のアクションカメラです。
廉価版のアクションカメラにはじまり、ヤフオクでゴープロヒーロー5、そして今回のオフィシャルショップでのゴープロマックス……。
順調にステップアップしてきたという感じっすよね。
それで、今回はアクションカメラの購入を検討している方を対象に、知っておきたい基礎知識や各種アクションカメラの比較をまとめてみたいと思います。
それでは~いってみま~しょう♪

※本記事の初公開は2024年6月16日です

解像度とFPSをチェック~基礎知識~

ひと口にアクションカメラといっても、いろいろなタイプが市販されています。
俺は最初の廉価版のアクションカメラを買う時に少し勉強したのですが、性能面でチェックしたいのが「解像度」「FPS」です。
解像度とは画質の良さを表す数値で、よく耳にする「フルHD」や「4K」は、こちらの解像度が関係する言葉です。細かいことはここでは割愛するにして、解像度は横×縦で表記し、その数字が大きいほどより画質がよいことになります。
フルHDは1920×1080、それよりも画質がよい4Kは3840×2160、さらにもっと画質がより5Kでは5120×2880です。
んで、一般的には映像の美しさや精細さを重視する場合は4Kが以上がおすすめとされています。

「FPS」は「フレームレート」とも呼ばれる、1秒間に記録される画像の数です。その枚数が多いほど、滑らかなが動画を撮影することができます。これはアクションカメラなら、だいたい30はあると思うのですが、ゴープロは随分と前から60あります。

なので、基本的には解像度は4K以上、FPSは30以上のものを選べばよいかと。

それと知っておきたいのはアクションカメラはバッテリーがあまり持ちません。
だいたい1時間も持てばよいほうではないですかね……。
用途や使い方にもよるのですが、予備のバッテリーは購入を検討したいところで、俺は所有しているすべてのアクションカメラに予備のバッテリーを所有しています。

360度で場所の撮り逃しがない~ゴープロマックスとは~

続いては今回、俺が購入したゴープロマックスのご紹介を。
ゴープロマックスは360度カメラで、カメラを固定した状態で撮りたい方向にレンズを向けなくても、周囲を丸ごと撮影できます。

知っておきたい情報としては、自分で楽しむ分にはそれで完結でもよいのですが、YouTubeなどの動画投稿サイトに投稿するにはテレビのように二次元(平面)の映像にする必要があるということです(YouTubeでも360度映像、それは視聴者が見たい方向を選ぶ映像をアップできるので、あくまでも一般的には……という話になりますが……)。

そのためにはどうするかというと、編集して、二次元の映像に書き出します。
手順としては、まず基本情報としてはゴープロマックスで撮影したデータは、専用のデータで「.360」という拡張子です。それをゴープロ専用の編集ソフト(アプリ)「Quik」を使って、汎用性の高い、拡張子が「.mp4」というデータにするということになります。
それが手間といえば手間です。

あと、専用のデータ「.360」は情報量が多くて、サイズが大きく、いろいろと扱いが面倒なことも知っておきたい情報です(平気で1GBを超えます)。

性能面については、よい点と気になる点があって、まずよい点は先にも触れましたが、いちいちレンズの向きを気にしなくてよいということです。
一方、気になる点は映像が歪(ゆが)むことです。
360度の映像はまず球形のような絵で、そこから範囲を狭めて切り取っていくことになります。
その切り取る範囲が広いと、広範囲を写せるものの直線が曲がります。これはなかなかに違和感がある絵です。
んで、範囲を狭めると、その歪みは解消されていきます。
さらにグッと狭めてもよいのですが、あまりに狭めすぎると画質が粗くなるので注意が必要です。

切り取る範囲が広いと、このように球形チックな絵となります

切り取る範囲を狭めましたが、まだ直線が曲がっています

さらに切り取る範囲を狭めました。モトブログではこれぐらいがちょうどよいかと

さらに狭めるとかなり画質が粗くなります

次にカメラ自体の話。

モノはどうかというと、ゴープロマックスの新品を購入すると、このようなものが同梱されています↓

これが必要最低限という感じで、俺はまず社外品のバッテリーを購入しました。それはこちら↓

あとはケースについて、上の写真の箱は硬いのですが、持ち運ぶにはちょっと大きすぎ……。
もう一つ、ドーム型で透明のレンズカバーはついているのですが、それを保護するカバーはついていないんすよね……。
それらを解決するために、ハウジングできるケースも購入しました。それはこちら↓

先に「ドーム型の透明のレンズカバーにカバーがない」といいましたが、もしかしたら「いや、カバーにカバーは変でしょ?」という人もいらっしゃるかもしれません。
でも、透明なものは保護したくなるのが人間ではなないですか。
その点、このハウジングはゴム製のレンズカバーがついてきます↓

うん、これで俺のゴープロマックスが完全体になった気がします。
ゴープロって意外とかゆいところに手が届かないのですよね。
例えば俺のヒーロー5はバッテリーを抜くと内蔵時計がリセットされますし、今回のゴープロマックスは録画をはじめるのに一度で電源を入れる必要があります(ヒーロー5は電源が入っていなくても「録画」ボタンを押すと録画がスタートし、そのほうが操作がラクです)。

あとは価格と注文から納品までの期間について。
まず前提として、今回、俺はゴープロの公式サイトで購入しました。
購入先はまず家電量販店の「ノジマ」を考えたのだけれど、納品まで2週間ぐらいの時間がかかるということで、そちらでは買わないことに。
自宅に戻ってアマゾンを確認したら、アマゾンでは商品を見つけられなかったのですよね。
それでゴープロの公式サイトで購入したのですが、結果、こちらのほうがノジマよりも安かった。
ノジマで購入するとポイントがつくという特典はあるものの、確か1万円ぐらい違ったのではないかな。
納品も確か注文から5日後ぐらい。
安いわ早いわでした。
ゴープロの公式サイトは不定期でキャンペーンを実施していて、安くなるそう。
なので、ゴープロを購入する際には一度は公式サイトを覗いてみることをおすすめします

ゴープロが安心~ゴープロvs.廉価版~

ここからはアクションカメラの選択術の紹介で、わかりやすく対決方式でいきます。まずはゴープロvs.廉価版から。
ゴープロはこちら↓

廉価版はこちら↓

俺は最初は廉価版のなかでも、もっと安くて4千円ぐらいのを買ったような……。
その廉価版とゴープロをくらべると、やっぱ撮影動画の美しさには差があります
廉価版は太陽の色温度にもろに影響されて、夕方になると結構、黄味がかります。それが味といえば味ともいえるのですが……。
ゴープロを購入して、その撮影動画をみたときには、「うわ、こんなにきれいなの」と驚いたほど。
先に紹介した解像度とFPSではそこまで差はないのですが、表現力の違いといいますか……。

ただ、廉価版がダメダメかというと、そのようなことはなく、しっかり動画の撮影自体はできます。
あと、もう一つ、大きなメリットがあって、廉価版はアクセサリーがたくさん同梱されているのですよね(ものにもよるでしょうが)。
ネジ類の規格はゴープロと共通しているので、たとえカメラ自体を使わなくなっても、アクセサリー類は何かと役立ったりします

そのようなことも踏まえて、とくに初めてアクションカメラを購入するという方は、まずは廉価版からスタートするのもアリだと思います。
それで、もしかしたら「やっぱりアクションカメラはあまり使わないわ」となるかもしれませんし。

もう一つ、廉価版の注意点を挙げるとしたら、多分、個体によってアタリハズレがあるような……。俺のは大丈夫でしたが、友達のはかなり早い段階で壊れてしまったそうな……(たまたまかもしれません)。

とくにモトブログにはよいかも~ゴープロヒーローvs.マックス~

次の対決はゴープロの同門対決で、ヒーローシリーズと俺が今回、購入したマックスの比較です。
マックスは360度カメラですから、360度を撮る必要はあるのかというこってすな。

まず、やはり価格はチェックしておきたいところで、2024年6月現在、ヒーローは最新が12で62,800円、マックスは61,000円です。
そんなに差はないですな。カタログ的にはヒーロー11も現行で、こちらは54,800円です。
別に新品で買う必要はなく、もっといえば最新の12や11である必要もない。市場に出回っているタマはヒーローシリーズのほうが圧倒的に多く、予算に余裕がない方はメルカリやヤフオクを利用するとよりリーズナブルに購入できるかと。

性能については、マックスは360度以外に前面のレンズだけを使用する普通の撮影モードがあり、その意味ではマックスはヒーローを兼ねるといえそう。
ただ、カタログをチェックするとヒーロー12は「5.3K60 + 4K120解像度」とあり、よりきれいな映像が撮影できます。あとは「HyperSmooth 6.0­ビデオブレ補正」が搭載されていて、よりブレにも強いようです。

なので、シンプルに、予算に限度がある、あるいはより質が高い映像を撮りたければヒーローシリーズ、360度映像を撮りたければマックスということになりますわな。

結局は、よくありがちな「自分の用途に応じて……」ということになるのですが、それだけではアレなので、本サイトならではの視点を加えると、モトブログ、つまりはバイク乗りと360度カメラの相性はよいと思いますよ。
だってハンドルに設置すれば、横の景色も、なんなら運転している自分の姿も撮影できるのですから。
じっさい、YouTubeに投稿されている動画はけっこうな高割合で360度カメラで撮影していますよね。

また、釣りについてはどうかというと、これは相性的には特筆すべきことはないような……。
強いていうならゴープロマックスは「水深5mの防水性能」があるので、よりアウトドアに向いているかな。

細かいところに手が届いているのはインスタ360~ゴープロマックスvs.インスタ360~

「360度カメラを買おう!」と思ったらゴープロマックスかインスタ360か、迷いますよね……。

まず、価格についてはインスタ360の公式サイトによると、Insta360 X3が68,000円で、だいたいゴープロマックスと同じ価格帯です。

次にカメラ自体のフォルム(かたち)。インスタ360は他にもいろいろなタイプが売られていて、なかには一般的なアクションカメラに近いものもありますが、この細長いフォルムは特徴的なので、それが好きな方はインスタ360を選ぶとよいでしょう。

んで、肝心の性能ですが、持つべきものは友達で、運よく俺は友達がインスタ360を所有しているので、比較することができました。
これまた別の友人のバイク・ヤマハV-MAXのハンドルバーに2台を設置できるので、同時撮影してみました。

この写真では向かって左がインスタ360、右がゴープロマックスです

比較した結果は……。

映像の質の差はほとんど感じませんでした。色味が微妙に違って、ゴープロマックスのほうが全体的に濃い印象なのですが、色味は編集で調整できますし……。

違いがあるのは操作性で、先にも触れましたが、インスタ360はカメラの電源が入っていなくても「録画」ボタンを押すと録画がスタートするのに対して、ゴープロマックスは電源を入れてからでないと録画できません。ヒーロー5はそうではないのになぜ……。

あと、編集環境が大きく違っていて、ゴープロマックスはパソコンのWindows用では編集できません。まさに俺がそうなのですが、Windowsユーザーにとってはこれは大きな痛手……。もちろん、スマホで編集できるのですが、俺は普段、動画はWindowsで編集しているので、面倒なのですよね。スマホも高性能なタイプではないですし……。
これは2024年6月現在の情報で、今後はWindowsでも編集可能となるようですが、俺と同じような編集環境の方は考慮したい要素の一つになるとは思います。

先に触れましたが、レンズカバー問題も含めて、比較でいうなら、痒いところに手が届いている(細かいところの使い勝手がよい)のはインスタ360のほうという印象です。

インスタ360は純正のゴム製レンズカバーがついています

ただ、いうて、俺はゴープロに慣れているので、今回のゴープロマックスの買い物に後悔はないのですが……。

ゴープロ360とインスタ360の比較については動画、あります↓

あと、本日、他にもバイク関連の記事を公開しました(下のバナーをクリックすると記事に飛びます)。

今回は以上です。
でわでわ~。

投稿者/管理人

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