まず、告知からさせてください。
本サイトの人気コーナーで『趣味人が綴る』の新記事を公開しました。
記事タイトルは「冬を乗り切るおすすめの電熱ジャケット5選」です(リンクはこちら)。
このコーナーは各ジャンルのライターさんに原稿をお願いしていて、基本的に扱うテーマも一任しています。
バイク編はサスライダーさんにお願いしています。
これから寒くなってきて、電熱ジャケットは俺も気になっています。
サスライダーさん、よいところに目をつけましたな。さすがっす!
そして、ここでのテーマはそれに関係してバイク関連アイテムの中国製の製品の是非です。
中国製というと、ちょっと信用が……という人も多いかもしれませんが、実際はどなんでしょ?
目次
- 経緯/管理人、電熱グローブがほしいのです
- 経験からの推測/管理人、中国製に不安ありです
- 結論/管理人、結局はケースバイケースで考えます
経緯/管理人、電熱グローブがほしいのです
ところで、皆さんは冬、バイクに乗ります?
俺は乗るんすよ。
ワカサギ狙いでバイク釣行したりします。
魚は日の出どきが一番釣れるので、日が出ていない頃から走りはじめるのですが、これがね……、もうすんごい寒い。
俺はものぐさなので防寒対策が甘いといえばそれまでなのですが、ガクガク震えながら走っています。
あ、俺は埼玉県民です。
その寒さときたら恐怖を覚えるほどで……。
春も渓流釣りへとバイク釣行するのですが、やはり寒い……。
俺はバイクは暑さよりも寒さとの戦いだと思っとります。
んで、どこがいちばんやられるかというと手なんすね。
先シーズンはワークマンの防寒グローブでしたが、さすがのワークマンでもちょっと寒さに対しては力不足。上着のイージスはよいんすけどね。
というわけで、バイクにスマホホルダーすらつけていないローテクな俺でも電熱グローブの導入を検討しているわけです。
ただ、まだ導入には踏み切れていません。
一つは価格。バイクショップで売っているものは、まぁ2万円近くになりますからね。
もう一つは電源。俺はバイクのバッテリーに必要以上に仕事をさせるのに少し抵抗があるんす。
それは、むか~し、ヘッドライトを常備点灯式から社外品のオンオフ式に切り換えたときに、行きつけのバイクショップに「このバイクはヘッドライトで電力を消費するように設計されているのに、それをやめたら、消費されるはずだった電力はどこにいくのだろうね……」とボソリといわれたからです。
なんだか、そのひと言が頭に残っていて、消費する電力については、そのバイクが出荷されたときの状態をキープしたいと思っているのですよね。
まぁ、今は皆さん普通にスマホの電力をバイクのバッテリーから取っていて、それがトラブル発生の原因になったという話は聞いたことがないので、まったく問題ないのでしょうが……。
それで「電熱グローブをほしい」と思っていた俺は、サスライダーさんの記事を見て、あらためて電熱グローブをネット検索してみたのですね。
今までは大手バイクショップ(まぁ『2りんかん』です)に行ったときに、「ん~、どうしようかな」と悩んでいただけなんすけど、アマゾンではかなりのリーズナブルな品があるんすね。
こちらとか↓
こちら、お値段なんと3千円を切っています!
こ、これなら、手軽に買える!
レビューも結構、ついていますし。
んで、レビューをチェックしてみました(以下、抜粋)。
・40分くらい走行しても手がかじかみませんでした!普段ならかじかむんですけどこの手袋のおかげです!
なので個人的には値段の割には良いものだと思いました!
・商品説明にあるような高温にはならず、ないよりはマシくらいのもの。使用電池はPanasonicのエボルタなので電池の品質に問題はないとすると初期不良か誇大広告なのかな?と思ってしまう。
・電池を入れて作動させたら、左手のスイッチが赤から変わらずスイッチが全く反応しません。右ははちゃんと切り替わるけど😨不良品です💦楽しみにしてたのに最悪です
……。
ちと、辛らつな意見が多いッすね。
いや、俺は実際に使っていないので、わからないですが……。
もうちょっと、お金を出してみましょうか。
こちらはだいたい7千円ですね。
うん。まだ「迷ったらゴー」の価格帯です。
さて、皆さまの評判はというと……(以下、抜粋)。
・バイクでの通勤時に使用してます。1週間程使ってみての感想は「買って良かった」です。
・バイクツーリング用に購入。指先まで暖かいので、良かったと思います。ただ、電熱バッテリーが切れてしまうと、冬の寒さには、厳しいです。バイク用冬用グローブに、はめ替えてます
・バイクの通勤で利用しています。確かに指先まで暖かくなり通勤がとても快適になりました。難点はバッテリーの容量が少なく、フルチャージしても片道30分3日間(使用時間3時間)で電池切れになってしまうことです。
・手が寒い、冷たいと感じないレベルの温度と思った方が良いです(個人的にはこのレベルで充分に満足しています)。
購入する際、中国製ということもあって、品質、サイズ、保証が気になりました。価格はバッテリー、ACアダプタの付属を加えると、日本製の半額くらいなので問題ありません。届いた商品はしっかりしたおしゃれな箱に入っていてプレゼントにも向いています。
うん。概ね、こちらの評判はよいようですね。
やはり価格に比例するものなのでしょうか……。
一つ気になったのが、レビューにある「中国製」という文字。
今、リーズナブルなバイク関連グッズを買おうとすると、結構、中国製ということが多いですよね?
やっと、ここにきて本題です。
バイク関連グッズの「中国製」について、いろいろ調べてみます。
経験からの推測/管理人、中国製に疑心暗鬼です
とくに最近は中国製のものって、いろいろありますよね。
あ、ここで大前提ですが、本記事ではわかりやすく、キャッチーにということで、いわばひと括りに中国製といってしまいますが、これは暴論です。
例えば俺たち人間の血液型と性格について、よく「A型は几帳面」といいますが、実際はそんなことはなくて、几帳面ではないA型の人もたくさんいます。そう、俺みたいに……。
あと、ひと口に中国製といっても、その過程がさまざまであることも忘れてはいけません。
例えば釣りでいうなら、シマノのロッドは中国製のものもありますが、聞いた話によると日本の技術者が中国に渡り、しっかりとオペレートしたうえで中国で生産しているのだとか(現在はそうでもないっすが、かつては中国のほうが人件費が安かったので)。
このケースでは、もはや中国製、いや、それは他の海外の国製もそうですが、あえて○○製とフィーチャーすることに意味はないっすね。
なので、モノによって違うというのが大原則です。
偏見に満ちた考察をするつもりはないので、その点はどうぞよろしくなのです。
話は戻って中国製。
まず、俺の経験にもとづく所見から。
バイク関連でいうと、大きくは衣服と電化製品にわけられますかね。ツーリングバッグもあるかもしれませんが、ここでは、俺は経験がないので除外。
衣服というとライダー大好きワークマンは中国製が多いッすね。
ワークマンの公式サイトによると、「現在は35%の製品を自ら開発し、中国・ミャンマー・ベトナムなどで製造しています」とのこと。
※参考サイト/ワークマンの公式サイト
・ワークマンの経営理念
俺は先に紹介した上着のイージスやグローブがワークマンのものですが、品質に問題を感じことはないっすね。
そりゃ、防寒グローブはもっと防寒性が高いほうがよいですが、そこまで低い性能ではないですし、もちろん、誇大広告もなくて、織り込み済みで納得のうえ、購入、使用しています。
他のメーカーのものもタグをチェックすると、結構、中国製のものがあるのですが、まぁ衣服については、その品質を俺は中国製を信用しとります。
次に電化製品。
これが、ちょっとダウトなのですよね……。
いや、リーズナブルでノーブランドのものについてですよ。
このサイトでときどき登場する、俺の友人のシロクマさんがリーズナブルな中国製のドライブレコーダーを購入していました。
彼いわく「使い勝手は価格なりだよ」と言っていました。
それはいい。
ただ、意外と早く壊れたのですよね。
半年ももたなかったのではないかな……。
それで、あくでまも俺の印象としては、「中国製は性能はそこそこで早く壊れる」となっています。
あと、アマゾンのレビューでもよく見かけますが、そもそも新品時のパッケージの段階から不具合があることも散見されるようで……。
結論/管理人、結局はケースバイケースで考えます
俺の私見だけでは、あまりに論拠として貧弱なので、ちょっと調べてみましょう。
まずはバイク用のドライブレコーダー……と調べはじめたところ、俺の知らない驚愕の事実が!
以下の記事を見つけました。
「日本国内で流通しているこれらの製品はそのほとんどが中国製です。日本の大手有名メーカーでも基本的にはOEMと言う形で中国で生産を行っているケースの方が圧倒的に多く、ユピテル・コムテックの一部製品・セルスターなどに関してはほぼ100%国内の工場を使用しています」
※参考サイト/『LaBoon!!』さんのサイト
・中国・中華製のおすすめドライブレコーダー
『LaBoon!!』さんは個人の方が運営しているようで、「ちょっと信憑性があれかな……」とも思ったのですが、プロフィールを見ると「『LaBoon!!(ラブーン)』はドライブレコーダーの専門家である鈴木 朝臣が運営する、カーアクセサリーの研究室」とあります。
うん、ばっちり信用できそうですね。
となると、あまり論じても意味がないっすね。
記事としては「リーズナブルな中国製は信用ならん」的なほうにまとめられるとわかりやすくてよいのですが、そんなことはないようで……。
ちなみに『LaBoon!!』さんの記事によると、「中国メーカーのドライブレコーダーを選ぶ上で注意しておきたいのは、気を付けないと外れを引く可能性があるということ」です。
ちょっと長くなりますが、引用しますね。
「例えばAmazonで販売されているものを見ても、ブランド名が聞いたことがないものもあると思います。その中には個人レベルに近い形でどこかの工場からドライブレコーダーの完成品を仕入れて、それをAmazonで販売しているものもあり、その中には当然品質・性能の悪いものも存在します。つまりメーカー直販ではなく、個人輸出・販売を行っている形態です。これが一番当たり外れが大きいパターンとなります」
さぁ、気を取り直して次にいきましょう(何を期待しているのやら)。
続いてはナビっすね。
と、調べてはみたのですが、ナビはドラレコほど安価なものがないようで。
困ったときの大手サイト「mybest」で紹介しているのも、すべて国内メーカーのちょっとお高いもの(だいたい2万円前後)っすな。
ナビは日本地図がベースとなるので海外のメーカーは参入しにくいのかしら……。
※参考サイト/mybest
・バイク用ナビのおすすめ人気ランキング10選【2020年最新版】
まぁ、ナビはスマホを使えばよいか……。
さ、最後は電熱の衣服です。
俺が注目している電熱グローブでいきましょ。
ここで、ちょっと「ドラレコの内部はほとんど中国製」という事実が気になったので、二輪館に「メイドイン~」を調べにいきました。
せっかくなので、ジャケットから。
2りんかんのオリジナルブランド「MOTORHEAD(モーターヘッド)」のものです。
あ、中国製。
ま、まぁ、ジャケットはそうですよね。
んで、グローブ売り場へ。
フランスのモータースポーツブランド『elf』はオイルがメインですが、グローブをはじめとするウェアも人気ですよね。
そ、そか。グローブも衣服には違いないっすもねんね。
やはり中国が強いか。
で、でも電熱グローブは電化製品でもありますし。
メーカーとしてはKOMINE(コミネ)が広く知られていますが、RSタイチ(本社/大阪府東大阪市)からも発売されとります。
……。
はい、中国製。
こうなると、もう中国製云々を論じるのは、さほど意味がないような……。
さぁさぁ、今回のテーマである「バイク関連アイテムの中国製はあり? なし?」の俺なりの結論です。
結論はあり!
だって、国内メーカーも中身は中国で作っているものが多いのですから。
注意したいのは、価格が安いノーブランドのものですが、「安い=質が悪い」というわけではないこと。
これも先に紹介した「LaBoon!!」さんから一部を引用します。
「国内ではいろいろな経費が最終売価に乗っかってきますので、仮に全く同じハードウェア・ソフトウェアの物を生産する前提で考えた場合、実店舗で売られている日本メーカーの製品よりも、Amazonなどのネット通販で売られている中国メーカーの製品の方が圧倒的に安くなります」
なるほど、もはや完全にケースバイケース。
難しいものですな。
でわでわ~。
投稿者/管理人