今回のテーマは春、というかゴールデンウィークに楽しめる釣りです。
俺は海なし県の埼玉県に住んでいるので淡水魚の話です。エリアはもちろん関東です。
普段から釣りをやっている方はすでにおわかりのことでしょうから、「これから釣りを趣味にしたい」「ちょっと子どもと釣りでもしてみようかな……」という釣りの入門者の方の参考になれば……でございます。
ブラックバス
まず人気のブラックバスから。
これがブラックバスといえばルアーがポピュラーなのですが、俺はルアー釣りをしないので、体験に基づくお話ができないんだな、これが。
ただ、以前、俺はブラックバスの雑誌のライターをやっていたこともあり、そこそこはわかるのですが、ゴールデンウィークは普通に釣れると思います。
実際、みんなの釣果報告サイト「ANGLERS」には2023年5月2日に埼玉県の越辺川でスモールマウスバスを釣ったという報告がされています。
写真は「ANGLERS」より。スー太郎さんの投稿です
いや、ゴールデンウィークに釣れることよりも越辺川にバスがいることに驚きです。
ヤマメやイワナなどの渓流魚
これは俺のメインの釣りなので、よくわかるのですが、ゴールデンウィークは最適期といってよいかと（異論は認めます）。
一般的に渓流釣りは首都圏では漁協が管理しているところでやるもので、解禁となるのが3月のところが多い。解禁前後に放流することが多いので、その時期はよく釣れるのですが、ちと寒いんすよね。
んで、冬はだいたい10月から禁漁になるので、春から夏は楽しめるということになるのですが、夏はただただ暑い。あと、虫が多い。
なわけで、爽やかなゴールデンウィークがいちばんよい時期かなと。
問題は道中の道が混むことと、自然豊かなところに出向くことになるので、そもそも入門者にはあまり適さないということっすな。
テナガエビ
美味しく食べられるのが魅力のテナガエビは一般的には最適期は梅雨頃といわれています。
俺はテナガエビ釣りが好きなので、最近はよくやっています。
んで、秋から冬はいつぐらいまで釣れるのかと検証した結果、今のところ10月にも普通に釣れることは確認できています。
一方、春はいつぐらいから釣れるかというと、どうもゴールデンウィークはまだちと時期が早いようで……。
いや、釣れないことはないのですよ。
ただ、テナガエビが梅雨頃が最適期なのは産卵のために浅いところ、川岸に近づくので釣りやすくなるからだとか。
なので、ゴールデンウィークの頃はまだ深場にいるようで。
例えば先日、4月中旬に荒川の下流域（江戸川区）に足を運んだときのこと、現地には常連さんがいらっしゃったのですがその前の週にテナガエビを釣ったとのことでした。ただ、「この時期はとくに日によって状況が全然違う」とのことで、そのときはまったく釣れていませんでした。もちろん俺もまったく釣れずに……。この状況はしばらくは続くそうで、ゴールデンウィークの頃は釣れる可能性はあれど、釣れなくてもまったく不思議ではないと。
こちらがその現場。荒川の堀木橋付近の情報です
また、テナガエビについては俺の自宅の近くの沼でも釣れるのです。その沼は稲作のための水がめとしても利用されていて冬は水がかなり減るのですね。んで、先日（2023年4月下旬）にその沼の前を通ったら、水がかなり増えていました。それを見て俺は「お、もうテナガエビが釣れるかも……」とちょっと竿を出してみたのですが、まったくで、アタリもありませんでした。やっぱゴールデンウィークはテナガエビにはまだ早いみたい……。
こちらがテナガエビが釣れる近所の沼。去年、釣ったのはを食べたけれど、水ってこんなに汚かったっけ……
タナゴやフナなどの小魚
とにかく何でも釣れればよいという方は近くに小川があるなら、竿を出してみては？
結構、魚はいるもので、ゴールデンウィークの晴れた日中は、気持ちよい天候のなかで釣りを楽しめます。
埼玉ならまずモロコかモツゴかコイ科の魚は釣れます。
こういう魚です
ただ、タナゴは難しい。個体数が減っているのですよね。
ということで、今回はゴールデンウィークの頃に楽しめる淡水の釣りの情報でした。
結局、俺が言いたいのは「テナガエビにはまだ早いっ！」ということだったりします。
最後に、本日、本サイト内で外部の方にお願いしているコラムを公開しました。そちらもよければご一読を（下のバナーをクリックすると記事に飛びます）。
でわでわ～。
投稿者／管理人