俺はスズキSV650に乗っています。
先日、雨の日に、そのSV650を走らせていたときのこと、信号待ちをしていたら、ラジエーターからかなりの煙が出てきたんす。
それはもう、モクモクと。
走り出すとどこかへと消えていくのですが、また、信号で止まるとすんごい出てくる…。
そのときは自宅の近くだったので、そのまま帰宅したのですが、翌日、すぐに行きつけのバイクショップに持っていきました。
その原因とは…。
冷却装置で熱を持つ!!~ラジエーターとは~
まずはラジエーターの説明から。
今回の記事タイトルは「ラジエーターから~」で、もっと大きくとらえると「エンジンから~」となるのですが、まぁ結構、ポピュラーなパーツなのでラジエーターでわかるかと思い、そうしました。
ラジエーターはエンジンの前方部分にあり、視認できる四角いパーツです。
写真で見たほうが早いですね↓

こちらがラジエーターです
ラジエーターは冷却装置で、ここに空気をあてることで冷却水を冷やします。
んで、冷却水がエンジンを冷やすと。
なぜ、エンジンは冷やす必要があるかというと、エンジンがあまりに熱を持つと性能が落ちて、ぶっ壊れる原因になるからです。
冷却水漏れ!?~一般的な原因~
もう少し今回の症状を詳しく記すと、本当にかなりの煙が出ていました。
発生場所は間違いなくラジエーター付近。
色は白色。匂いはちょっとするけれど、あまりなく、俺は水蒸気だと思いました(今でもそう思っています)。
雨の日でしたし、エンジンやラジエーターの熱で雨水が蒸発することがあることは知っていますよ。
でも、今までに見たことがないような量の煙(水蒸気)でした。
ヤバいっ!
と思うほどの量。
まずは帰宅後、ネットで確認。
「ラジエーターからの煙(水蒸気)」の一般的な主な原因は次の通り。
- 雨の日に雨水による水蒸気
- 冷却水漏れ
- オーバーヒート(冷却水不足やラジエーターの故障などによる)
オーバーヒートの原因にはラジエーターキャップの劣化などもあるそう。
そうそう、ラジエーターにはラジエーターキャップがあり、これは消耗品なのですよね。定期的に交換する必要がある。
ラジエーターキャップは汎用タイプがアマゾンで売られていたりもします↓
今回は水温計は正常値だったので、それはない。
冷却性なら甘い匂いがするそう。
甘い匂いってなんやねん。
ん~もし、ラジエーターが壊れていたら10万円コースのよう…。
出先でさらに悪化して走れなくなろうものなら大変なことになる。
それで、翌日に行きつけのバイクショップにもっていったのでした。
突発的なもの!?~今回の対応~
んで、バイクショップのプロの見立てです。
まず、冷却水漏れではないということ。
冷却水が漏れると周囲に結晶が残るのだそう。
ラジエーターキャップも交換して、そこまで日が経っていないそう。
スタッフさん「他にも壊れているところはなさそうですし…」
俺「で、でも、雨の日といえど、これまでにない煙で…」
あとは可能性があるとしたら、「ラジエーターの下部付近に水が溜まってしまうところがあって、今回はそこに雨水が溜まり、その水が蒸発した」「なんからのアクシデントで道に広がっていたオイル的な液体を拾った」などとのこと。
結局、特に何をすることもなく、帰りました。
まぁショップのスタッフさんとの話の結論としては、「たまたま気象条件やバイクの状況などによって、いつもにはないエンジンの熱による雨水の蒸発があった」ということになりました。
結果、それ以降も問題なく走っています。
いや、バイクに乗っているといろいろなことがあるものです。
同じような症状に見舞われた方の参考になれば幸いです。
今回は以上です。
でわでわ~。
投稿者/管理人
※本記事の初公開は2025年10月25日です
