【ウグイとカワムツ】釣り人なら知っておきたい魚の見分け方【ブリとカンパチ】

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え~、過日、秩父の横瀬川の釣りの様子をお届けしたのですが(リンクはこちら)、
そこに誤りががありました。

コメントでご指摘をいただいたのですよね。
魚の名前を間違っていると。
写真はこちらです。

赤色から俺はてっきりウグイと思ったのですが、
正しくはカワムツだそうです。

渓流釣りを嗜むものとしては、恥ずかしい限りです。
ただ、世の中的には、間違えることはよくあるようです。
もう一つ、オイカワも混同しがちだと……。

そこで、里川でよく見かけるウグイ、カワムツ、オイカワの見分け方をあらためて調べみました。
さらに、他のフィールドも追記しました(2020年9月追記)。

目次

  • 里川の魚【ウグイ、カワムツ、オイカワ】
  • 渓流の魚【イワナ、ヤマメ、アマゴ、ニジマス】
  • ブラックバス【スモールマウス、ラージマウス】
  • ブリの仲間(青物御三家)【ブリ、ヒラマサ、カンパチ】
  • シーバス【マルスズキ、ヒラスズキ、タイリクスズキ】
  • 里川の魚【ウグイ、カワムツ、オイカワ】

    まずは里川から。中流域でよく見かける魚っすね。これが区別が難しい……。

    ウグイ

    画像はWEB魚図鑑より(https://zukan.com/fish/leaf83544)

    ・腹部は繁殖期は赤色に。それ以外の時期は銀白色
    ・大きさは30cmくらい

    カワムツ

    画像はWEB魚図鑑より(https://zukan.com/fish/leaf22352)

    ・成魚はウグイの繁殖期と同じように腹部が赤くなる(調べはつきませんでしたが繁殖期以外もそうかも……)
    ・大きさはウグイよりも小さく15cmくらい
    ・側面に太い紺色の帯が入る(ここでウグイと見わける)

    オイカワ

    画像はWEB魚図鑑より(https://zukan.com/fish/leaf1941)

    ・大きさは15cmくらい
    ・成魚のオスはヒレが長く、青味を帯びてカラフルなのでみわけやすい
    ・カワムツよりも各ヒレが長い
    ・背中に黄色いスジがある(らしい)

    ※参考サイト/熱帯魚、淡水魚、海水魚の図鑑
    ウグイ・オイカワ・カワムツの見分け方は?

    まぁ成魚なら20cmよりも大きければウグイ、体の横に紺の帯びがあればカワムツ、きれいならオイカワ(オス限定)という感じですかね……。
    幼魚はやはり、見わけは難しいですよ。

    もう「コイ科の魚」でよいかと。
    ↑釣り人にあるまじきザックリ感……。

    渓流の魚【イワナヤマメ、アマゴ、ニジマス】

    俺のメインターゲットの渓流魚です。俺はもうすぐに同定できますが、初めての方だとわからないと思い……。

    イワナ

    ・大きさは自然環境下では尺(30cm)だと大きいといわれる(他の渓流の魚も同じ)
    ・白色系の斑点が目立ち、それが他の渓流魚とみわけるポイント
    ・じつはイワナ属のうちの1種にイワナという和名がつけられているが、亜種のアメマス、ニッコウイワナ、ヤマトイワナ、ゴギなども含めてイワナと呼ばれることが多い。

    ヤマメ

    ・大きさは自然環境下では尺(30cm)だと大きいといわれる(他の渓流の魚も同じ)
    ・主に東日本に分布する
    ・体側(体の横)に墨色で楕円形の模様がある。これが他の渓流魚とみわけるポイント。この模様はパーマークという
    字で書くと山女。イワナは岩魚で、岩と山、女性と男性というのがおもしろい。

    アマゴ

    ・大きさは自然環境下では尺(30cm)だと大きいといわれる(他の渓流の魚も同じ)
    ・主に西日本に分布する
    ヤマメによく似ているが、赤い斑点がある。この赤い斑点が他の渓流魚とみわけるポイント
    ・管理人はもっとも美しい魚だと思っている

    ニジマス

    ・大きさは自然環境下では尺(30cm)だと大きいといわれる(他の渓流の魚も同じ)
    ・世間でもっともポピュラーな渓流魚で鮮魚店で売っていることもある
    ・体側(体の横)の頭から尾にかけて赤色のラインがあり、これが他の渓流魚とみわけるポイント
    ・ニジ(虹)というがさほど虹色ではない。いわれてみれば……くらいの感じ。

    渓流魚は他にトラウト系(マス科)でブラウントラウト、ブルックトラウトなどもいる。海外産なので基本的には管釣りのターゲットとなるが、たまに渓流で釣れることもあります。
    まぁ、海外産ということで紹介は割愛で。

    ブラックバス【ラージマウスバス、スモールマウスバス】

    これはバサー用の情報ですな。まぁ、バサーたるもの、知っている方は多いと思いますが、念のため。

    ラージマウスバス

    ・大口(オオクチ)バスともいう
    ・一般的に釣りのターゲットとなるのはこちら

    スモールマウスバス

    写真はWikipediaより

    ・小口(コクチ)バスともいう
    ・ラージマウスバスと比べると口が小さい(多くの個体で上顎の後端は目より後ろには達しない)
    ・体色が茶色または褐色をしている(ただし、ラージマウスバスも茶色いことがあるため、これだけで区別はできない)
    ・ラージマウスバスよりも体高が高く鱗が細かい
    ・ラージマウスバスよりも水温が低く、流れがあるところを好む

    最近はスモールマウスバスも増えているようで、相変わらず外来種として環境問題のターゲットになっとります。ここでは、その問題には触れませんが、スモールマウスバスを釣ってみたいというバサーも多いようっすね。

    ブリの仲間(青物御三家)【ブリヒラマサカンパチ

    海魚で見分けが難しいのが青物御三家のブリカンパチヒラマサですよね。

    ブリ

    画像はWEB魚図鑑より(https://zukan.com/fish/leaf24005)

    ・青物御三家のなかでは世間的にもっともポピュラー
    ・身は美味でご近所におすそわけすると大変喜ばれる

    ヒラマサ

    画像はWEB魚図鑑より(https://zukan.com/fish/leaf47758)

    ブリに似ているが上の口の角が後ろ側の端が丸くなっている
    ブリよりも体高が高い

    カンパチ

    画像はWEB魚図鑑より(https://zukan.com/fish/leaf492)

    ブリヒラマサに似ているが、目の上にラインがある(名前の由来は、正面から見ると、このラインが字の八に見えるためとされている)
    ・顔がブリよりも丸い

    カンパチについては、このサイトが最高にわかりやすいです。

    ※参考サイト/0822の奇跡
    カンパチとブリの違いを「これでもか!」というくらい詳細に解説する。

    シーバス【マルスズキ、ヒラスズキ、タイリクスズキ】

    そもそもシーバスというのは釣り人用の造語っすな。なので魚種では「~スズキ」となります。

    マルスズキ

    写真は市場魚貝類図鑑より

    ・一般的にシーバスといえばこちら
    ・全国各地に広く分布している人気のターゲット

    ヒラスズキ

    写真は市場魚貝類図鑑より

    ・マルスズキに比べて体高が高く、横から見ると平たく見える(なので名前は覚えやすい)
    ・マルスズキよりも尾の付け根が太い
    ・生息域は房総半島以南の磯で、マルスズキのように汽水域に侵入してくることは少ない(なので釣りにくく、だから人気もある)

    タイリクスズキ

    写真は市場魚貝類図鑑より

    ・名前が示すように、もともとは中国大陸沿岸部が主な生息域だったが、最近は国内の比較的暖かい地方の海で釣れることがある
    ・背びれから体側に黒い斑点がある
    ・「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」で要注意外来生物に指定されている

    シーバスの見分けは比較的、簡単ですかね。俺の印象ではよく釣れるマルスズキよりヒラスズキのほうが人気があって、それを専門的に狙う釣り人もいるような……。

    いやぁ、魚の見分け方は難しいっすなぁ。

    でわでわ~。

    投稿者/管理人

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