【連載】アジをフライで釣る―実釣編③―【第7回】

いっきに寒くなりましたね。風邪ひいてないですか?

今回はまだ暑かった時期に行った「さかむらイカダ」さんでの釣果報告です。
この釣行の次の週あたりからぐっと冷え込んだんですよねぇ...
夏が遠い昔のように感じます(笑

釣り場の情報は第3回の記事に書いてあるので、そちらをご覧ください。

 

釣り開始!

夏の間は受付時間が5時半ですが、10月~は6時になります。
予約のときに教えてくれるので、間違えないようにしてくださいね。

釣行日は雨予報でしたが、予報が外れて良い天気&そよ風。

前回と同じ釣り場に係留してもらい、準備を始めます。
水深は約20m。
前回、クレイジーチャーリーをうまく沈められなかったので今日はショット(ガン玉)をフライの上に取り付けてキャストします。

船の下にはウマヅラハギが撒き餌を食べに来ました。

あのおちょぼ口に対してはフックが大きすぎるなー、なんて眺めながらカウントダウンの後リトリーブ。

海の上は地上よりも風が吹いていて、強風でもないのに飛距離がでません。完全な巻きあげリトリーブ。
遠くからボトムをゆっくり巻きたいので、「完全フカセスタイル」に変更しました。
完全フカセスタイルとは、私が勝手に考えたスタイル。
フカセのサシエサの代わりにフライを取り付け、リールを完全フリーにし潮のおもむくまま気の向くままにエサ(今回はクレイジーチャーリー)を流す釣り方です。

良い天気だな~

 

数日前に完全フカセで青物があがっていたので、もしかしたら...と期待が膨らみます。
ラインが無くなるまで流して、ゆっくり巻く。フライが戻ってきたら、また流してを繰り返します。

その間は暇なので、胴付き仕掛けで船下を探る。釣れるのはベラとクサフグ、スズメダイ。

船の反対側でカゴ釣りをしている同行者はひたすらイサキ。

...青物居ないんじゃ?

そんな時船長が様子を見に来てくれて、話をすると「今日はどこもあかんみたい。」と教えてくれました。場所を移動しても変わらんわーとのことなので、午後も同じ場所で釣りを続けることに決定。

午前中はフライにアタリはありませんでした。

 

タイムリミット迫る

完全フカセスタイルがダメだったので、午後は「胴付きスタイル」に変更。

もうなんでもありだー。

完全フカセはエサ釣りに変更し、胴付き仕掛けにフライを結びます。

手作りの遊動胴付き仕掛け(2本針)の下側にフライを取り付けます。上針はイカを。
イカの匂いでおびき寄せ、うっかりフライにも喰いつかせる作戦。

フグぐらい釣れるんじゃないの?
目的が完全に変わってきました。タイムリミットの3時までに、フライで何か釣りたい!釣らせてくれーと色々試してみます。

すると、どうでしょう。
今まで胴付きで釣れていた小物たちも釣れなくなったのです(涙)

針が大きすぎるんだ...と気づいたものの、どうしようもない。本日の釣りは終了です。

 

結果

フライでは何も釣れず。連敗街道爆走中です。悔しいー。

海釣りでは「魚を寄せてくる」と「撒き餌と同調」させるが大事だということで、オキアミに合わせたクレイジーチャーリーに期待していましたが簡単には釣れませんでした。

アジ等の時合があれば、群れにフライを紛れ込ませて...と事前に考えていましたが、うまくいきませんでしたね。アジ・イワシ類には出会えず。この日、エサ釣りで釣れた魚達(写真取れてなかった)は「トビウオ、ダツ、イサキ、ベラ、クサフグ、スズメダイ」でした。

 

いい加減、海でもフライで何かを釣りたい。
釣れました!報告をしたいので、「フライロッドで、有名なフライをキャストして釣る」というイメージを捨てて、「どうにかしてフライで1匹釣る」という方針転換をしたまーさんでした。

執筆者のプロフィール

まーさん
まーさん
大阪府在住。サイト『つりたべ』(https://turitabe.com/)の管理人。こちらはそれこそ「別腹」で。家事・育児・内職の合間を見て、平日に釣りを楽しんでいます。秋冬はエリアトラウト、春夏は川釣りメインです。
【管理人より/『趣味達者が綴る』のバックナンバーはこちら
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