改めまして。t1です。
ニゴイについての話が長くなり、コラムを2分割させていただきました。後編です。
ライギョ持ってますがニゴイの話です。
※そういえば鉄腕DASHでグリル厄介にライギョが出てましたね。
ライギョも私のターゲットではあるので、またいつかお話ししたいと思います。
■改めて目次
今回は3・ 4・5について書きます。
- ニゴイングタックル
- ニゴイングルアー
- ニゴイングポイント
- ニゴイングアクション
- ニゴイングマナー
さて、3.
ニゴイングポイント
ニゴイは割と河川の広域にいます。割と流れが好きで流芯の底にいるイメージがありますね。
※ただし20cm未満の小型ニゴイは流れのないところに固まってたりします。
基本は…
- 流れが効いているところ(流れがあっても底が取れる重さのルアーチョイスを)
- レンジはもちろん底(底を取ることを徹底的に意識)
- 小石底から泥底(あまり大きいゴロタや沈み物があると根がかりが多くなります)
といった感じですかね。
そして禁断の具体的ポイント紹介!?
******
私のよく行く場所としては2ヶ所
①荒川中流域から下流域
→びん沼合流部あたりから三領水門あたりまでは釣ったことがあります。
バス釣りの有名ポイントである秋ヶ瀬取水堰、荒川温泉(温排水)ゾーンでも釣れてます。
アングラーの数も多いですが、かなりの量のニゴイのストックが居ます。
写真の位置からキャストする場合は手前に沈みテトラがありますので根がかりに注意。
比較的サイズも良く40オーバーの個体がほとんどです。
②多摩川中流域
→関戸橋から多摩川大橋あたりまで本当に多くの場所にいます。
初夏が一番釣りやすいですね。ただ、サイズは25cm程度が多い気がします。
ニゴイ祭りと呼んでますが、25cm程度のニゴイがシャローに4桁匹位群れているのを
目にすることもあり、こうなればチャンス到来。大漁確定です。
※もちろん50cmオーバーの大型個体もいますが、
大型ニゴイは個人行動していることが多い気がします。
写真の稲城あたりもいい場所です。写真中央の流れにドリフトさせながらボトムバンプ!
続いて4.大事なパートきました。
ニゴイングアクション
もう、簡単、この2つです。
1.リフトアンドフォール/ボトムバンプ
スプーン・マイクロジグ・オモックでのアクションです。
底を取ってからボトムを跳ねさせます。大きく動かすのもよし、細かくチョンチョンするもよし
はっきりいってこれができれば基本釣れます。
流芯をドリフトしながらボトムバンプすると効率もいいです。
上であげたポイントでこのアクションができればつ抜けも簡単にできます。
あ、ニゴイアングラーの一人前は【ニゴイスト】と定義してます。
通算8匹からは【ニゴイマイスター/ニゴイマスター】
1釣行で8匹(=2+5+1)釣ったらニゴイング免許皆伝。【ニゴイスト】
目指せニゴイスト!!
2.トゥイッチ
主にスピナー/スプーン、そしてシャッドでのアクションです。
ただ巻きで追いかけてきたニゴイを目の前のワンアクションで誘いましょう。
これが決まると釣ってやった感が半端ではないです。
見切られても連続トゥイッチでニゴイを踊らせましょう。
シンペンでも釣ってました。これは完全にトゥイッチで喰わせた写真ですね。
アクションはこんなところでしょうか。
正直、放置では釣れないのがニゴイです。
その日のニゴイが好きな動きを見極めましょう。基本は細かめの方が良さそうです。
何度もルアーにアタックするニゴイが目視できると…、
…二ゴイングにのめり込んでいくこと間違いなしです。
最後は5.さらに大事なパートきました。
ニゴイングマナー
もう、これはどんな釣りでも同じなんですが…
- 釣り禁止の場所で釣らない。
- 釣り場をごみで汚さない。
- 先行者がいる場合、あまり近づきすぎない。
- ニゴイを地面に置くことはなるべくせず、置かざるを得ない場合は水を撒いてしっかり冷やしてから。
- ニゴイに感謝し、手早くリリース。
- ランディングネットがあるといいですね。→フィッシュグリップよりネットの方がダメージ少ないです。特にニゴイの口はフィッシュグリップ入れにくいでので。
ニゴイは割と釣り上げた後弱りやすい魚です。
写真の撮影は手早く、しっかりエラに水を通して蘇生させてリリースしましょう。
楽しませてくれたらその感謝もしっかりしてこそ大人のニゴイスト。
心に余裕を持って。
それができたらバスとは異なる二ゴイングの愉しみを味わうことができると思います。
この釣り、子供にも、釣り初心者にもおすすめです。
釣りはなんだかんだ釣れた方が楽しいですよね。
異論は認めますが、おそらく同意いただけるかと。
あ、ニゴイはリリース問題ありません。
【ニゴイ】
英名Japanese barbel、学名Hemibarbus barbus
実は日本固有種
(アンダーマウスバス、ニゴイ先輩、ゴイニー)
在来種であるばかりか実は日本固有種です。近い種類にコウライニゴイがいますが、
純然たるニゴイは日本でしか釣れないんです。これはこれで楽しさにつながる気もw
と言うことで、前後半2回に分けて二ゴイングについて語らせていただきました。
興味あるよって方は是非声かけてください。
次回は別の釣り方の話します。
ちょうどこの時期に実践した…花鯉!
これでいってみようと思います。
ではではまた!
執筆者のプロフィール
-
「私が実際に行っているさまざまな釣りジャンルを紹介し、面白そうだと思ったらぜひ読者の皆様にも試していただきたいと考えています。トラブルにならない範囲でポイントも紹介予定! どうにもできない部分もあるでしょうが…。さまざまな釣りジャンル、さらには釣りのスタイル(タックルや、あると便利な道具、ルール、マナー等)にも触れていきます。よろしくお願いしますっ!」
もちろん、絶対的な正解があるわけではないので、一つの考え方として書くようにいたします。
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